2022年版・猫との生活の必需品 
こんにちは。ゆきちです。
うちのルーンちゃんが、2歳を過ぎた頃から急に毛玉を吐くようになりました。
それまでは一切吐いたことなんてなかったのですが、今年の春から夏にかけては、特に吐く回数が多かったです。換毛期だったからでしょうね。
そのときは、毛玉で吐いていると気づかず、何か変な病気ではないかと非常に心配したものです・・・
吐いた時の状況と、病気の嘔吐との違いをまとめています↓↓
体験談│うちの猫が毎日エサや黄色や透明の液体を吐く原因が判明した│写真付
吐いた時の掃除方法↓↓
猫がラグや畳に毛玉をゲロっとしたら…効果のある掃除方法と吐く前の対策
我が家と同じように、猫ちゃんの毛玉関係で悩んでおられる方も多いのではないでしょうか？
そこで、本日は我が家で行っていて、今のところ効果のある毛玉対策や効果のあるおすすめのフードやおやつなどについてもご紹介していこうと思います！
是非ゲーゲーしちゃう猫ちゃんは試してみてな
猫はなぜ毛玉を吐いてしまうのか？
猫は、自分の毛を舌でなめて毛づくろいしますが（グルーミングといいます）そのせいで体内に毛を取り込みがちです。
かつ、猫の毛は毛と毛同士が絡まりやすく、猫の汗腺から分泌される油分を含んだ分泌物が絡むことで、余計に固まりやすくなっており、毛をなめる度に胃の中に蓄積されていくこととなります。
こうして、胃の中に毛がだんだん溜まってくると、猫は定期的に外へウェーっと吐き出すようにしています。
（吐き出さなくても、便として体外に排出されることもあります）
これは、野生時代に、獲物を食べた後に、獲物の毛や骨などの異物を体外に排出するために吐き出していた習性が、現在まで残っていることからくる行為だとも考えられているそうです。
ですので、毛玉を吐くこと自体は、病気ではないので安心してくださいね。
ただ、猫の体への負担のことを考えると（家の掃除のこととかも考えたりすると(ﾎﾞｿｯ ）吐かないですむようにしてあげたほうがいいのかな～なんて我が家では思っています。
毛玉が体内にとどまるとどうなるの？
先に説明した通り、猫はグルーミングによって飲み込み、体内に取り込んでしまった毛を、上から吐き戻したり、または便として、体外へ排出します。
ただ、それが上手くできない場合、毛は消化できないので、体内に毛がとどまってしまうこととなります。
このように、長期間毛を体外に出せずにいると、胃の中で毛がからまりあってどんどん大きくなってしまい、腸などの消化器官内に毛球がたまってしまう「毛球症」という病気を引き起こしてしまいます。
毛球症の主な初期症状としては、
- 便秘や下痢
- 食欲不振
- お腹を触られることを嫌がる
といった症状がみられるようです。
末期になると、毛の塊のせいで長期間にわたる食欲不振や脱水症状や衰弱、そして最悪の場合は、腸閉塞や腹膜炎を引き起こし、死に至る危険性もありますので、毛玉問題は軽視できない問題です。
ここまでくると、開腹手術も必要になってしまいますので体に負担をかけてしまいます。
特にペルシャ猫やヒマラヤン、ノルウェージャンなどといった長毛種の猫ちゃんは、より毛球症になりやすいので、毛玉ケアにいっそう注意が必要ですね。
また、高齢の猫ちゃんの場合も、換毛期が若い頃より長く続き、かつ老化によって消化管の動きが悪くなることで、より毛玉が体内に溜まりやすく、毛球症になりやすいと言われていますので、注意してケアしてあげましょう。
猫が毛玉を吐かないようにするには？
では、猫が毛玉を吐かないようにしたり、吐く回数を減らしたりするには、どうしたらいいのでしょうか。
そう、それはとっても簡単！
単純に飲み込んでしまう毛の量を減らせばいいのです！
猫が毛玉を吐かないようにするおすすめのケア方法
我が家で効果のあったおすすめ対策
ブラッシングをする
とにかく、先程も言いましたとおり、毛を飲み込まなければ、毛玉を吐かなくて済むわけです。
ただ、猫は必ずグルーミングといって、自分の体を自分で舐めて綺麗にするという行為をとりますので、一切毛を飲み込むな！いうことは不可能です。
ただ、飲み込む毛を限りなく少なくすることは可能なのです。
そのために必要不可欠なのは、ブラッシング。
ブラッシングで余分な抜け毛を定期的に除去してあげれば良いのです。
特に換毛期（夏と冬の前の毛の生え変わりの時期）は必須です。
毛の抜ける量が尋常ではないですからね・・・
このムダ毛の処理（ブラッシング）にはファーミネーターが絶大におすすめです。
我が家でももうずっと愛用しています↓↓
楽天はこちら↓↓
ファーミネーター FURminator S 小型猫 短毛種用 お手入れ用品 抜け毛除去用品 ブラシ ライトハウス
猫は抜け毛の70%をも飲み込んでしまうのですが、このファーミネーターで軽くブラッシングするだけで、なんと抜け毛の最大９０％を除去してくれるという優れものです！
一応、参考程度に動画をはっておきますね。
このような抜群の効果が現れるファーミネーター。
我が家での使用感のレビューや、猫に嫌がられずに使えるおすすめの方法、使う頻度など、詳しく説明した記事も公開中なので、是非ご覧になってください！
抜け毛の画像付│猫はファーミネーターを嫌がる？ハゲる？嫌がられない使い方や頻度
私的には、使う価値はたいへんあると思います！とってもおすすめです！！！
ブラッシングする場所は、全体的に。
特に、首、耳の後ろ、脇の下、足の付け根、お腹などは念入りに・・・ブラッシングを長時間やりすぎるのも禁物！
毛玉ケア用のフード（エサ）に替える
これもとっても大事です！
ブラッシングで極力毛を飲み込まないようにし、あとはフードで毛を便と一緒に排出しやすくしてあげる・・・！
ルーンちゃんが2歳になるまで（毛玉を吐かなかった時期）と、2歳以降（毛玉を吐くようになった時期）で何が異なったのかを考えてみたら、
与えているエサが違っていたことに気づいたのです。
ルーンちゃんは、膀胱炎になってから、念の為に泌尿器ケアのサポート食に変更したんです。
膀胱炎の記事はこちら↓↓
猫の尿が出にくいし赤い！尿の量も少量…膀胱炎かも！症状や治療法は
なんと、そのエサにかえてから、毛玉を吐くのが見られるようになったのに気づいたのです・・・
その前までは、避妊手術をした子が食べる療法食を食べていて、
（ちなみに、ロイヤルカナンのフィーメールケアというフードです。避妊手術後は体重が増えやすいので、これを与えて体型維持に努めていました）
実はそれに気付くまでは知らなかった（特に意識していなかった）んですけど、このフィーメールケアは毛玉ケアにも効果があるそうで、「だからあの時は毛玉をはいていなかったのか～！」と深く納得したのです。
なので、毛玉対策のフードを与えることもやはり大事だなと痛感しました。
食物繊維がたくさん含まれているフードだとよいそうです。
今だと、パッケージとかに「毛玉ケア」なんて書いて売り出していてくれたりもするので、それで探してみてもいいですね。
そのあとに与えていたフードがこちらですが、こちらは「毛玉ケア」としっかり記載されていました。
毛玉を効果的に便から排出するには、飲み込んだ毛をからめとり、スムーズな排泄を促す、という2つの働きが重要で、
水分を吸収するとネバネバする可溶性食物繊維（サイリウム）と、水分を吸収すると膨らんで蠕動運動を促す不溶性食物繊維（微細化セルロース）の両方があるとより効果が実感できるフードだそうです（ロイヤルカナンより）
使用レビューとおすすめの点に関しては、下の記事にまとめていますので、是非ご覧ください☆
避妊手術後の猫におすすめの低カロリーフード★ロイヤルカナンフィーメールケアのレビュー
毛玉ケア用のおやつをあげる
「うちの子は毛玉ケア以外のフードを与えなくちゃいけなくて（療法食）、フードごと毛玉ケア用にかえられない・・・」
という方もいらっしゃると思います。
そんな子は、毛玉ケアのおやつを与えるだけでも違いますよ。
我が家で与えているおすすめのおやつはこちら！↓↓
アニモンダのヘアボールケアのおやつ・ミルキース クランキー ビッツ（ハーモニー) です～
これは、合成着色料や防腐剤などの食品添加物は不使用。グレインフリーですので、とても猫の体に配慮されたおやつです。安心して与えることができますよ。
原材料：肉類(鳥肉)、野菜、植物性タンパク質抽出物、油脂類、 野菜副産物、無糖練乳、ミネラル
その上味も良質なようで、うちのルーンちゃんはとっても気に入っています。
他にも同じような方がｗ
チュー○より食い付きが良くて、日頃そこまで寄ってこない家族が飼っている猫ちゃんが、膝の上に乗ってきて目を輝かせます(笑) １日の量が体重別で少しなので結構もちます。
詳しい食べっぷりなどの様子は動画にも撮ってあるので、別途レビュー記事を書きました＾＾
おすすめ！猫の毛玉ケア・歯磨き等に効果有！猫が貪り食う安心安全のおやつ│アニモンダのミルキースクランキービッツ
パッケージから見ても、おいしそう。
カリッとしたフードからトロッとクリーミーな味が飛び出すのでしょうか。（実物↓↓）
と思って調べてみたら、外はカリカリ、中はしっとり、とのキャッチフレーズでした＾＾ シーバに似ていますね。
カリカリとした生地の中になめらかなクリームが詰まった、おいしい2層構造。
豊富に配合された食物繊維が、毛玉の排出をサポートします。
体にも良くて、なおかつ毛玉ケアもできて、しかも味もうまい！となれば最強ですね！！
お値段も300円～400円くらいで、まあまあ入っているので、うちでは安心安全で食いつきもとてもいいのでありだなと思ってずっとリピしています。
（ちなみに関係ないですが、ジップロック形式で、チャックで保存できるんですが、このチャックが結構強力でしっかり密閉できるところも好きです(笑)）
実はこのシリーズ、他にも健康な歯を保つデンタルケア用だったり健康な皮膚と艶やかな毛を保つ用だったりと、色々な種類があるので、お困りのジャンルに合わせて与えてもいいと思いますよ♪
ここで購入すると、3000円以上で送料無料で買えます↓↓
ですので、うちは同じアニモンダのウェットフードを一緒にまとめ買いしています～
このウェットフードに関しても添加物なし、その上お肉100パーセントの良質で食べごたえのあるウェットフードで、うちの子の大好物。
アニモンダのウェットフードのレビューはこちらでも紹介しています↓↓
猫が嘔吐する程の便秘の解消・対処法や予防法は？おすすめのウェットフードも紹介│水を飲まない猫にも！
一応、楽天やAmazonでも購入できるようですが、こちらも合わせ買い対象商品だったり、送料がかかったりするようなので、一番都合の良いところで購入してみて下さいね。
Amazon↓↓
ラキサトーンを与える
ラキサトーンというのは、チューブに入ったお薬（？）で、猫に与えると、毛玉ケアに効果があるとされています。
形状はどろっとした液体で（乾くとネチネチする）、色は濃い茶色のような・・・
香りはあまい黒蜜のような感じ。（見た目も似てる）
これを適量舐めさせることで、体内に取り込まれた毛玉を便と一緒にするんと体外に排出させることが出来ます。
いうならば、潤滑油みたいな働きですかね。
詳しい使い方や、与える量、ラキサトーンの説明は以下にまとめていますので、合わせて参照ください。
ラキサトーン嫌いで食べない猫でも食べた！その与え方と与えるべき量や頻度を大公開！
ただ、このラキサトーンは、猫ちゃんによっても好き嫌いがわかれてしまう製品です。
ちなみに、うちのくろくんとるんちゃんは食べるようになりました！
※まりもちゃんは、未だにチューブを見ただけで逃げ出すほど嫌いです(笑)
ルーンちゃんは、ファーストインプレッションからよく、すぐに手からなめてくれたのですが、もともとくろくんも、嫌いでした。（というかなめてくれなかった）
しかし、なんとかなめてもらえるように工夫し、数回舐めるようになってからは、味が美味しいと学んだのか、その後は苦労せずとも普通に指に出したものを舐めてくれます。
1度味を美味しいとわからせてあげればあとは簡単でした。（美味しいと思わない子もいますが、好きな子はおやつみたいに喜ぶ子もいるそうです）
たべてくれるまでに至るまでの、ラキサトーンの我が家でのおすすめの与え方も先程の記事にて紹介していますので、是非参考にしながら、与えてみて頂けると嬉しいです。
ラキサトーン嫌いで食べない猫でも食べた！その与え方と与えるべき量や頻度を大公開！
ラキサトーンの効果は確かにありますよ。便に毛が含まれているのを目視できます。
他にも効果があったよ～という方の意見は沢山あります。
うちのはスッキリンよりこちらの方が相性が良いようです。スッキリンより毛がたくさん排出されているし、食べさせると数時間で便が出ます。スッキリンは2日に1回くらいだったので。
ラグドール1歳お嬢一人っ子。ネコ草は与えておらず、お腹の毛玉が心配で、試しに購入。 初めて食べさせた時は「え、なにコレ？」と、ちびちび舐めてた程度でしたが、トイレを見たら、白い毛玉と粘土が混じったような塊が置いてありました。お腹を下すこともなく、我が家のお嬢には合ってたようです。
これも、食事とは別に与えられるので、普段療法食を食べていて、なかなかご飯を毛玉ケア用に変えられない子や、毛で便秘気味になりがちな猫ちゃんにはおすすめです。
一般的におすすめされている方法
我が家で行っている方法以外にも、世間で紹介されている毛玉対策もご紹介しておきますね。
猫草を与える
猫草を食べることで、猫は胃の中にたまってしまった毛玉を吐き出しやすくします。
※猫草とは・・・
猫が好んで食べるイネ科の植物や、エン麦や大麦若葉などの草全般を指しています。
猫草として挙げられる草は、葉先が尖っているという共通点があるので、食べたときに猫の胃を刺激しやすくなっており、そのために毛玉を吐きやすくするのだとか。
また、猫草に含まれている食物繊維の働きによって、排便を促す効果も期待できるのだそうですよ。
確かに、猫草が大好きな猫ちゃんもいて、効果があるよ、とされている飼い主さんもたくさんいらっしゃって根強い毛玉対策法と聞きます。
ただし、上で紹介したような「毛玉をはかないようにする」というスタイルではなく、毛玉を吐かせて体内にとどまらないようにさせる、という手法も含むやり方ですので、部屋が汚れる可能性ははらんでいます。
また、これに反対している説もあります。
無理に吐かせると言う行為が実は猫にとても負担になるとの事！ 人間も同じように・・・。 毛玉吐きは猫草を食べなくても必要な時だけ吐けばいいそうです。 そもそも吐くと言う行為が良くないとのこと！ あまりにも吐いて元気がなく食欲が無い時は必ず病院に連れてきてくださいといわれました。
人間の場合は、吐くと胃液で食道や喉を傷める可能性もあり、あまりよくないとされていますよね。
猫ももしかしたらその可能性もはらんでいるかもしれませんし、引用のように猫にとっても負担でしょうから、わざわざ吐かせるために食べさせるのも可哀想ですね。
思うに、この方法は毛玉対策や予防というよりは、体内におそらく毛玉が溜まっちゃっていて、早く体外に出してあげないと、という子向けの方法かなと思います。
猫草自体が嫌いな猫ちゃんもいるようですしね。
そもそも猫草を食べて吐かせなくてもいいように、毛を体内にため込まない対策をした方がいいかなあと思い、我が家ではあえて行っていません。
ストレスを与えない
猫はストレスを感じるとしきりに毛づくろいをするようになるので、ストレスのない環境を整えてあげることが大切です。
まとめ
本日は我が家の毛玉吐き対策法をご紹介しました！いかがでしたでしょうか？？
同じく毛玉吐きで苦労されている方は、参考にしていただければ嬉しいです＾＾
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