こんにちは。ゆきちです。
皆さんの猫ちゃんは頻繁に吐きますか?
我が家の猫は、色々な諸事情からよく吐くんですが・・・
今日は、我が家で実践しているお掃除方法や、なるべく被害を最小限にするための対策をご紹介していこうと思います^^
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我が家の猫が吐く理由とその対策法
そもそも、猫が吐いてしまうことを防ぐことができれば、お掃除やお手入れ方法について悩む必要がありませんから、まずは吐いてしまう原因を突き止められれば問題ないですね。
猫が吐く理由は様々です。
病気だけが原因ではなく、生活上でのことが原因で吐く事もよくあります。
そして猫は比較的吐くことが多い(吐きやすい)生き物です。
それは、猫の消化器系の構造や、これまでの猫の生態が起因しています。
猫は野生時代、鳥やネズミなどを捕食していまいた。
そのため、羽や骨も一緒に飲み込んでいたわけですね。
それらを吐き戻ししやすくするために、他の生物より吐きやすいとされています。
また、猫の消化器官は地面と平行に配置されています。
よって、人間よりも吐き戻ししやすくなっています。
また、胃が非常に小さいことも原因の1つですね。
といったわけで、我が家のにゃんずも、全員わりと吐きます(^^;
まず、まりもちゃんですが、最近はめっきり吐いていませんが、以前は早食いが原因でよく吐いてしまっていました。
ご飯を食べた直後に吐いてしまう原因や対策については、こちらの記事で紹介しております↓↓
簡単なことを試すだけで、吐く頻度を格段に減らすことができました^^
良ければあわせてご覧ください^^
それから、ルーンちゃんですが、彼女は毛玉をよく吐いてしまいます・・・
なので、毛玉対策のために、ファーミネーターを使用しております。
特に換毛期のときは重宝しますよ。
上の記事で実際の使い方や、その効果についてお話しています。
他にも、毛玉を便と一緒にするんと出すためのグッズとして、ラキサトーンというものもあります。
ラキサトーンの効能や、ラキサトーン嫌いの猫ちゃんへの与え方について紹介する記事を書いております。↓↓
最後に、くろくんですが、彼は便秘が原因で吐いてしまいます・・・
極度の便秘で悩んでいるくろくんは、排せつでいきんだり、食欲不振からか、よく吐いてしまうのです・・・
多い時は一日に何度も・・・4,5回吐く事もありました。
まりもちゃんは、早食いを改善する方法を日々の生活に取り入れたことで、吐く頻度を減らせましたし、
ルーンちゃんも毛玉のせいで吐く可能性のある子だとわかったので(くろくんとまりもちゃんは毛玉は吐きません)
ファーミネーターを使用したりして、対策が出来ました。
くろくんの場合が一番制御しにくいのですが、病院で処方されたお薬を飲んだり(ラクツロースやラキサトーン)、
便秘用の療法食(ロイヤルカナン)を食べたりして、以前よりは少しだけましにはなりました。
とはいえ、いまでも気を抜くとたまに吐いてしまいます・・・
猫が吐いた時のお掃除方法
床(フローリング)に吐いた場合
床(フローリング)に吐いてくれるのは、とてもラッキーです(笑)
我が家でも、吐くときはフローリングを推奨しております(が、現実はそんなうまくいかないんですが(笑))
この場合は、とても掃除をしやすく、なにも難しくありません^^
うちでの掃除方法を紹介します。
液体である場合は、吐いた部分にティッシュ(キッチンペーパー)をかぶせ、そのまま水分を吸い取らせるようにし、極力こすらず、吐いて汚れた範囲を広げないようにしています。
エサを吐いていたり、吐いたモノに固体を含んだりする場合は、ティッシュ等でまず固体を挟む(つまむ)ようにして取り除きます。
板の目があると、こすってしまうとその溝に吐しゃ物がめり込んでしまうため、液体でも固体でも、必ずつまむようにして取り除きます。
吐いているものや、液体の色などで、原因がわかることがありますから!
マイペットスプレーは、除菌やウイルス除去もできて、2度ぶきが不要のリビング用洗剤です。
そのあとは、にゃんこが歩いてもいいように、軽く水拭きするだけでOK。
2度拭き不要ですが、念の為拭いていますが、うちではウェットティッシュなどで何度か拭くだけですませることもあります。
よりその除菌の効力を発揮してもらうために、吐しゃ物をふき取った後にも床に直接スプレーを吹きかけて時間をおいてふき取っています。
でも、この時間を置く行程を省いて、ただふき取るだけでも除菌できるかと思います。
また、我が家では、少しでも労力を減らすために、拭いてすぐにそのまま捨てられるようにティッシュを使用していますが、雑巾やタオルなどでふき取っても問題ないです。
キッチンペーパーはティッシュより厚手で、吐しゃ物をとりのぞくのに便利ですよ。
香りも(うちでつかっているものは)すっきりしたいい香りがします。
結構Amazonでも口コミがよくて、普段のお手入れでも使用できるので、おすすめです♪
汚れもすごく良く取れるので、日頃の生活でも重宝しております。
床だけではなく、窓ふきにも使えますし。
使っているマイペット↓↓
「いや、めんどくさい!もっと時短を!!!」という方は、もともと洗浄成分が含まれているフローリングシートや、お掃除シートなどでふき取ってあげると、多少時短ができますね。
ベッドやソファ、キャットタワー、カーペットなどの布に吐いた場合
これが厄介ですw
極力、布の上で吐かないように誘導したり、吐く前にキャッチしたりするのですが、見ていないうちに吐いてしまっていたり、間に合わずに吐いてしまったり・・・やむを得ないですね。
まりもちゃんとルーンちゃんは、床で吐くことが多いのですが、くろくんは便秘が原因なので、食欲不振などで横たわっているときに気持ち悪くて吐いちゃうんですかね・・・
おそらく、皆さん、この状態に困っているんだと思いますので、早速お掃除方法をご紹介しますね。
キャットタワーやソファーなど、洗濯機で洗濯できないものに吐いちゃった場合
とにかく時間との勝負です(笑)
見つけたらすぐに処置しましょう。汚れが染みついてしまう前に!!
そのまましばらく放置!猫が近寄らないように注意!!
ある程度重曹が水分を吸ったなと思ったら、掃除機で一緒に吸ってしまってもOKですし、初めの処理と同じようにティッシュなどで取り除いてもOKです。
うちでは、先ほど床の掃除でもご紹介した、マイペットをティッシュや雑巾に吹きかけて、それを吐いた部分にたたきつけます!
何度も何度も、ポンポンポンと、汚れの上にスタンプを押すように叩き込みます。
汚れた箇所を叩くことで、その汚れを雑巾やティッシュの方にうつすようなイメージです!
雑巾はなるべく白いものを使った方がいいです。
吐しゃ物の色が、雑巾やティッシュにうつらなくなるまでポンポンする必要があるので、その色の変化がわかる方がいいからです。
こういうの↓↓
範囲が狭ければ、歯ブラシとかでもOKです。
これでトントンと、汚れを雑巾やタオルなどの方へうつすことに専念します。
今度は洗剤の成分を雑巾の方へうつすためです。
何度かポンポンしたら完了です!
汚れを落とすには、水ではぬるま湯を使用する方がよいです。
ニオイが気になるとき・・・
ニオイが気になるときはこれを一番最後にシュッと吹きかけて使っています↓↓
ちなみに、マイペットがない場合は、台所の中性洗剤(食器用洗剤)をぬるま湯に溶いたものを霧吹きにいれてスプレーしてポンポンするか、それに浸したタオルでポンポンすればOKです。
これも、吐しゃ物をすべて取り除けたら、シュッシュとしてポンポン、です。
も~っと時短したい方に
洗剤でポンポンした後に、水を含ませたタオルや雑巾でポンポン・・・が上でのやり方ですが、もっと時短したい方は、「リバイバルウォーター」というのをおススメします。
これだと水でふき取る手間が省けるんです!
特許を取得した医療水で、洗浄成分や除菌成分、防腐剤なども無添加なのに汚れをしっかり落としてくれる商品です!
なめてしまっても、人に触れても大丈夫なので、猫ちゃんにも安心安全ですね♪
しかもノロウイルスなどの食中毒菌も99.9%除去するとのこと・・・!すごいです!
漂白系成分も無添加なので、色物のカーペットやリネンなどが漂白されにくいところもありがたいですね。
部位別│猫の汚れの落とし方とおすすめのシャンプー│お風呂嫌いな猫向けの方法も
車のシートで吐いた場合の掃除方法
ちなみに、くろくんが便秘で病院に通院していますが、車で連れていった帰り道に盛大に車のシートに吐きました(笑)
その際も、さきほどカーペットの項で説明した方法で同じように掃除しましたが、問題なく綺麗になりました!
やっぱり時間勝負だと実感しますね。。
ベッドで吐いた時
ベッドで吐いた時は、まずシーツを急いで剥がして、その下のマットに染み込んだところを、カーペットの項で説明した方法で対処します。
シーツからは吐しゃ物を取り除き、汚れている箇所を食器用洗剤を染み込ませて、ゴシゴシと手洗いORブラシでゴシゴシ、でOKです。
汚れがある程度取れたなと思ったら、40℃弱くらいのぬるいお湯の中に、酸素系漂白剤を入れ、そこに汚れた箇所をつけて20分ほど放置。
これはクリーニング屋さんに聞いた方法なので、普通の衣類の黒ずみや汚れにも効果アリですよ
畳で吐いた場合
畳で吐いてしまった場合は、これまでの方法と同様に、吐しゃ物をティッシュや雑巾で挟んで取り除きます。
その後、吐いてしまって濡れている箇所に、重曹を振りかけておくと、重曹が水分を吸ってくれますよ。
しっかり乾いたら、あとは掃除機で吸い取れば完了です!
仕上げに、クエン酸を溶いた水をスプレーでシュッとして軽く雑巾で拭く、もしくは少量のお酢を入れたお湯に雑巾を浸したものを硬く絞って、拭きます。
最後に水ぶきすると(硬く雑巾を絞りましょう!)なおよいですね。
重曹を使用しない方法もあります。
畳の目につまった吐しゃ物は、小麦粉を振りかけ、歯ブラシなどでかきだしたのち、お酢を入れたお湯に浸した雑巾で拭くORクエン酸を溶いたお湯に浸した雑巾で拭く、という方法でもOKです。
お酢を使用する際、畳の縁(緑色のところ)にかかってしまうと、変色する可能性があるので、避けましょう。
また、新品の畳の場合も変色の恐れがあるそうなので、注意です。
畳は水に濡れたままにしておくと、それが変色してシミになってしまうので、扇風機やドライヤーで乾かすようにしましょう。
基本的には、吐しゃ物を清掃する際は、手袋をはめて処理するのが望ましいそうですので、可能であれば手袋をした方がいいでしょう。(感染症防止のため)
ちなみに、私はさっとお手入れしてしまうため、手袋ははめていません(笑)
ただ、処理後は綺麗に手を洗いましょう!
猫が吐いた時のトラブルを極力回避し、汚れるのを防ぐ方法
我が家では、猫が吐くということは結構頻繁に起きますから、ある程度耐性もつき、対策もたてられています(笑)
その対策の一部をご紹介したいと思います。
猫が吐くまでの対策
まず、猫が吐くタイミングを見逃さないことです。
吐く前にうまくキャッチングしたり、床など都合のいいところで吐かせることができれば、掃除の労力も減らすことができます。
うちの猫が吐く前は、まずしきりにペロペロと舌を出してなめ始めます。
水を飲む時にペロペロするのと同じ感じです。
その後、おっおっおっと言う音を出しながら(うっうっ、というか、ぼこっぼこっというような変わった音を発します)背中をうねらせます。
その後、うえっ!と出すので、舌をペロペロし始めたころにはもう始動しないといけません(笑)
ペロペロしだしたら、それを素早く持ってきて、猫の足元においてあげて嘔吐物を受け止めます。
こうすれば、床などを一切汚すことなく、そのまま嘔吐物を捨てることが可能です!
あとは、プラスチックの、100均とかにも売っているお盆を差し出すこともあります。
とにかく、猫ちゃんの様子をしっかり観察し、ゲロをすぐに受け止められるものをいろんな箇所に常備しておくことが大事です。
吐いてしまった時のための対策
とはいえ、いつも猫ちゃんの様子を確認できない人もいると思います。
その場合は、未然に防ぐというのはなかなか難しいので、吐いてしまった後の対策を講じましょう。
とにかく、なによりも吐いたあとはすぐに処置することが大事ですね。(当たり前じゃい!ってことですが)
あとは、カーペットやシーツなど、そもそも汚れが目立ちにくい色のものを日頃からチョイスするというのも一つの手です。
他もブラウンで統一しています。
猫が吐くまでの対策が大事!吐いてしまったらすぐに掃除が鉄則
- 床に吐いた場合は、吐しゃ物を取り除き、マイペットで拭いたあと水拭きをする
- 洗えないものの上に吐いてしまったら、叩いてシミをとりのぞこう
- 畳の上に吐いたら、重曹を振りかけよう
- 猫を日頃から観察し、吐く前に対策を講じよう
- 汚れが目立ちにくい色の家具を調達しよう
いかがでしたでしょうか?
我が家と同じように、頻繁に吐いてしまう猫ちゃんがいるご家庭は、毎回お掃除が大変かと思いますので、少しでも参考になれれば嬉しいです^^
是非この方法を試してみて下さいね!
また、そもそも毛玉を吐かずに済むように、我が家でそれ以降実施している、毛玉対策・毛玉ケアについて記事を書きました!
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換毛期にはたくさんの毛が抜けますね。
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