こんにちは。ゆきちです。
新しい猫ちゃんを迎えたい・・・けどどうやって迎えるのが最適かな?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ペットショップで猫を飼ってよかったと思うメリットは?
私はルーンちゃんをペットショップから迎えました。
- 気軽に訪問できる
- 色んな猫種・状態の猫の中からカンタンに比較して選べる
- ペットショップ特有のサービスを後々格安で受けられる
- 家の近くの店舗から連れて帰られるので、輸送の心配などがない
- まとめて身の回りのお世話用品を一緒に買うと格安で揃えられる
- マイクロチップを埋め込んでくれる
といった点がメリットだと感じています。
気軽に訪問できる
お店があいている日や時間であれば、いつでも見に行けます。
予約などもなしに気が向いた時に、急にふらっと、ということも可能です。
ブリーダーに猫を見せてもらうとなると、事前にアポイントメントが必要になります。
一度に色んな猫種・状態の猫の中からカンタンに比較して選べる
私は、全国的に出店している某ペットショップでルーンちゃんをお迎えしました。
その際、ルーンちゃん以外にも、猫が6匹くらいいました。
マンチカン、スコティッシュフォールド、ノルウェージャンフォレストキャット、ロシアンブルー、アメリカンショートヘア、ベンガル・・・だったと思います。
もちろんすべて違う猫種ですが、年齢も様々でした。
一番小さい子は2,3か月ほど、一番大きい子は(すなわちルーちゃんですが、)5か月でした。
またオスメスも様々です。
私はいろんな猫ちゃんも見て、気になった子を実際に抱っこさせてもらい、その中で、ルーンちゃんを連れて帰りたい、と選んで連れ帰ることができました。
1つの場所で、これだけの色々な猫の種類を一度に見ることが出来るということは大きなメリットです。
色んな猫の特徴や見た目を実際に目の前で比較することができるからです。
私も、もともとロシアンブルーが飼いやすいというのを聞いていて、ロシアンブルーを扱っている近くのお店に行ったのですが、
結局色々な猫ちゃんを実際に目にし、最終的にアメリカンショートヘアの子を連れ帰るか、ルーンちゃんを連れ帰るかで迷いました。
実際に2匹を抱っこさせてもらったのですが、その際にアメリカンショートヘアは子猫の割に大人しすぎたところが少し気になったのと、アメリカンショートヘアを抱っこした瞬間、私の猫アレルギーが発症するかも?と実感したのです。
猫アレルギーの私がアレルギーを発症させずに猫を飼えている方法はこちら↓↓
猫アレルギーの私でも猫を飼えた克服法!ロシアンブルーは飼える品種?治る?対策を紹介!│飼いたい人へ
これも実際に複数の猫種を抱っこしないと判明しないことです。
もしも、ブリーダーに譲ってもらう際は、何種か一緒に飼育しているブリーダーさんもいらっしゃいますが、こんなに多種多様な猫を一度に同じ場所で比べることは難しいです。
ペットショップ特有のサービスを後々格安で受けられる
これが今でも継続して恩恵を受けていて、最大のメリットだったと感じています。
これがあるので、次もペットショップで迎えようかなあと思っていたくらいです。
(なぜ「思っていた」と過去形なのかについては、デメリットの項で明らかにします)
購入する際に、「安心パック」みたいなものの料金も必然的に支払わないといけないようになっているのですが、この安心パックに加入すると色々な制度を利用できます。
料金はその当時58000円+税でした。(結構高いですよね(笑))
このパックには、混合ワクチンが1回無料、マイクロチップ本体代金と装着代と登録料、寄生虫予防、3ヵ月の生命保障と、健康手帳の支給、ペットショップ併設の病院への会員無料加入・カルテ登録料などが含まれています。
その他にも良い点として、まず、定期健診を無料で受けられること。
毎月予約さえすれば、無料で簡単な定期健診を獣医さんにしてもらうことができます。
体重測定、心音を聞く、歯石が溜まっていないか、耳の病気にかかっていないか、股関節に異常がないか、を確認してもらえました。
体重測定では、「このままだとおデブになる」か「適正体重か」なども教えてくれました。
一番ありがたかったのは、疑問に思っていることや不安に思っていることを直接獣医さんにおうかがいすることができるという点でした。
ルーンちゃんにハゲが見つかった疑惑(結局違った)のときや、吐くことが続いたときにも獣医さんに相談することが出来、助かりました。
ハゲ疑惑の真相↓↓
【猫雑学!あなたは知ってますか?】飼い猫におへそがあるか探してみた
猫にハゲがある!原因は病気?足・背中・お腹・顔の部位別に解説!治療法も
連続して吐いた真相↓↓
体験談│うちの猫が毎日エサや黄色や透明の液体を吐く原因が判明した│写真付
次に、ワクチン接種を格安で受けられたこと。
くろくんとまりもちゃんは病院で5000円くらい毎年かかっています。
ルーンちゃんは、ペットショップに所属している獣医さんに2700円ほどで処置してもらえました。
これはすごくラッキーだなと感じました。
獣医さんが常駐している(動物病院が併設している)ペットショップの店舗で、診察も受けられますし、身の回りのケアも格安で受けられます。
わんちゃんだとトリミング、猫だとシャンプーや爪切りなど・・・
普段のお世話で手を焼いていることでも、気兼ねなく対応をお願いすることができるのも心強いですよね。
併設しているペットホテルも利用することが出来ます。
家の近くの店舗から連れて帰られるので、輸送の心配などがない
色んなペットショップが出店しているので、自宅の最寄や出来る限り近いところで猫ちゃんやわんちゃんを連れて帰ることも可能です。
そうすれば、新幹線に乗ったり、バスに乗せたり、電車に載せたり、という輸送の心配がありません。
猫は環境の変化がストレスになりますから、出来る限り輸送時間が短く、輸送手段も安定したものの方が安心です。
私も自宅から自転車で15分くらいのところのペットショップでルーンちゃんを連れ帰りました。
ブリーダーから譲り受けるとなると、遠方に出向く必要があり、猫ちゃんを長い間輸送することになる可能性が高いです。
そうなると、猫の精神的にも好ましくなく、わざわざ出向く人間の手間的にも面倒です。
まとめて身の回りのお世話用品を一緒に買うと格安で揃えられる
猫ちゃんを購入すると同時に、お世話セット的なものを通常価格よりも安くそろえることができます。
私は既にケージなどもくろくんのお下がりで持っていましたので、わざわざ買う必要がなかったのであまりここの恩恵は受けませんでしたが、初めて猫ちゃんを飼う方にとってはお得にお世話用品を手に入れられてラッキーかもしれません。
マイクロチップを埋め込んでくれる
これはメリットとるか好ましくないととるかは人それぞれかもしれませんが、ペットショップにいる子はマイクロチップが既に埋め込まれています。
先ほどの「安心パック」に装着代が含まれています。
これがあれば、猫ちゃんが脱走したり迷子になったりしたときに、情報を読み込めば飼い主の情報がわかって、飼い主の元に戻ってくる可能性が高くなります。
ちなみに、迷子になったときのために首輪をなんとかして装着したい場合の対策はコチラで紹介しています↓↓
首輪を嫌がるうちの猫でもつけられた!安全でおすすめの首輪を紹介します│猫に首輪は必要か?
ペットがショップで猫を迎えて感じたデメリットは?
次に、ペットショップで猫を迎えるにあたって実感したデメリットを挙げてみます。
- 欲しい猫種でほしい性別でない可能性がある
- 買いたい猫種を扱っていないことも
- 時間帯によっては見たい様子が見れないことも(寝ていたり、やんちゃ感が見えなかったり)
- ペットショップのしくみや優待が変わる可能性あり
- 幼い頃に親元から離されており、社会性を学んでおらずしつけに苦労する可能性がある
- いろんなパックを付けられたりするので、金額が高い
- 本当にその品種の純血かどうか、不安になることがある
- 店舗によっても適切に飼われているか異なる場合がある
- 猫に多大なストレスがかかっている(ショーウインドウ、狭い空間)
- どんな環境で育ってきたか(親の情報なども)がわからない
これくらいかなと思います。
欲しい猫種でほしい性別でない可能性がある・買いたい猫種を扱っていないことも
ペットショップは、そのときに仕入れた(というとあまり好きな言い方ではないですが)猫だけを扱っています。
猫が売れると新しい猫を扱いますが、それまでは一旦売れるまでその猫種だけを扱っていますので、必ずしも飼いたい猫種がいつもいるとは限りません。
なかなかほしい猫ちゃんを扱っているお店が近くにないなんてこともしばしば・・・
また、その品種を扱っていても、欲しい性別ではない可能性もあります。
たとえば、オスが欲しいけど、欲しい猫種はメスしか扱っていなかった・・・とか。
私も当初はオスのロシアンブルーが欲しくて。(オスは甘えん坊だという噂を基に)
メスのロシアンブルーしか扱っていなかったので、メスのルーンちゃんを連れて帰りましたが・・・(今はメスでよかったとおもっています!)
時間帯によっては見たい様子が見れないことも
ペットショップを訪れた時間帯によっては、その猫の本来の性格や傾向を見ることが出来ない可能性があります。
たとえば、14時や15時くらいに訪れると、おそらく大半の猫が寝ているはずです。
そうなると、その猫が大人しい猫なのか、やんちゃな猫なのかなど本来の猫の行動や性格を見ることができません。
やっぱり、その猫の性質や性格などをしっかり見定めてから購入する(連れ帰る)のをおすすめします。
ペットショップのしくみや優待が変わる可能性あり
これは本当に残念です。
実は、私が利用したお店では、先ほど「定期健診が無料で受けられる」という特典があるという話をしたのですが、なんと今年の3月でそのしくみが廃止されたのだそうです・・・
知らずにいつも通り予約しに行こうとしたら、4月からは別途都度700円かかるといわれました・・・
それでも普通に病院に通うよりは安いのかもしれませんが、当初は「定期健診が無料」という約束で「安心パック」を購入したはずなのですが・・・
と、腑に落ちない部分はありますが、このように途中で優待の内容などが変わる可能性があり、メリットでなくなる場合があります。
いろんなパックを付けられたりするので、金額が高い
先ほども紹介したとおり、猫の生体以外にいろいろなオプションをつけられることで、金額が高くなります。
そういったオプションで合ったり、仲介を挟むことで、直接ブリーダーから買うよりも、高値で譲り受けることとなります。
本当にその品種の純血かどうか、不安になることがある
猫を購入した数か月あとに、血統書が自宅に送られてくるので、おそらくそんな詐欺まがいのことをしているペットショップはないと思ってはいるのですが(実際のところはわかりません)
本当にこの子は純血なのだろうか?と心配になっている方が知恵袋などで見受けられました。
ペットショップでロシアンブルーの子猫(2ヶ月)を10万円で購入したのですが最近サイトなどを見ると写真が載っている子猫の目の色がブルーなのにたいして自分の猫の目の色は黄色です このまま成長して大人になってもロシアンブルー独特のグリーンの目の色にならないのではないか又この猫が純粋なロシアンブルーではなかったのではないかと思い始めています 購入した時に血統書を渡すといっていたのですが結局もらっていません 本当にロシアンブルーであれば血統書は別になくてもいいのですがどなたかロシアンブルーを飼っておられる方や詳しいかたがおられたらこのこと(目の色)について教えて頂けないでしょうか
OKWAVEより
特にロシアンブルーは、目の色がグリーンになるはずなのですが、目の色がずっとイエローであることを心配し、「この子は本当にロシアンブルーなのだろうか?」と不安になっている方がいらっしゃいました。
ロシアンブルーの実際の目の色の変化についてはこちらの記事をご覧ください。
人気の猫の種類・ロシアンブルーの目の色が変わる?黄色や茶色の目の子はいるの?色の変化を写真で紹介
こういう不安は、ブリーダーから直接譲ってもらえれば、不要ですよね。
店舗によっても適切に飼われているか異なる場合がある
私の利用した店舗は、うちのルーンちゃんを含め、他の猫ちゃんやわんちゃんも不当な扱いを受けていたようには見受けられませんでしたので、何も問題ありませんでしたが、店舗によっては手入れが行き届いていないところもあったりするようです。
私が実際に見にいったことがあるペットショップでも、猫ちゃんの爪が異様に伸びていたり、目やにがついたまま綺麗にしてもらっていない子がいたり・・・
そういうのを見ると、なんだか悲しくなりますね。
猫に多大なストレスがかかっている
これが何よりも嫌です・・・
人間にとっては、ペットショップで手軽に可愛い犬や猫を見れて、「かわいい~」なんて呑気に言っていますが、猫は非常に神経質で自分の領域や自分の時間を大切にする生き物です。
それなのに、あんなに狭い空間に入れられて、毎日人目にさらされ・・・
ひどいやつなんか、ショーケースを叩くやつもいるでしょう。
そんなところで何日、何か月もいたら、きっとストレスが溜まって早死してしまうかもしれません。
そこまでいかなくても、ストレスであることは間違いないです。
そんな環境にずっと置いておくことになるペットショップは、きっと猫好きの人からすると、許しがたい環境でしょう。
こんなにも活発な子が、若い子猫のうちにこんな狭いところに入れられていたと思うと、人間が嫌になりました
それも私がペットショップからルーンちゃんを引き取ることにきめた大きな要因でした。
この空間から出してもらおうと本当に必死でした。うちのルーンちゃん。
私を見るやいなや、ガラスに頭をぶつけてこすりこすりして・・・
その姿が目に焼き付いて、連れて帰ることに決めました。
今ではとんでもないやんちゃ娘ですが、あんな環境に長くいたんだから、多少やんちゃするくらい許してやろう・・・今までの分、思いっきり遊ばせてあげよう・・・と思い、放任しています(笑)
私のいったペットショップはわりと辺鄙なところにあるので、わざわざ狙って車でこないと来れないような場所だったので人目にさらされるというのはまだ頻度としては少なかったと思いますが、
本当にひどい場所だと、京都の河原町にペットショップがありました。
どういうところかというと、人通りがとてつもなく多い繁華街です。
人が途切れることもなければ、騒がしくまた観光客も多くてとんでもない人の数です。
どんな環境で育ってきたか(親の情報なども)がわからない
この猫ちゃんが生まれてから数か月、どういった環境で育ってきたのか、またどういう親に育てられたのか(猫にも人にも)わからないというのもデメリットかと思います。
やっぱりどういう親から生まれ、どういう育てられ方をしてきたのかをしっかりと目で確認できないというのは、1つの不安要素になると思います。
一応、父親と母親の体重や、仕入れたブリーダーの名前と所在地(都道府県)はケースの上に貼られていましたが・・・
幼い頃に親元から離されており、社会性を学んでおらずしつけに苦労する可能性がある
これは、とても大事だと実感している部分です。
というのも、うちのルーンちゃん、甘噛みとか加減というのを学んでいないのです。
普通猫ちゃんというのは、猫同士で遊ぶことで、これくらいの力で噛んでもいいだろうとかっていう、「手加減」というもの(いわゆる社会性)を覚えるのです。
しかし、ペットショップで売られている猫ちゃんは、早ければ2か月ほどで親元から離されて1匹にされてしまいます。
小さい猫の方が可愛くて、人間に売れやすい、といった人間の身勝手な理由で・・・
そうすると、親元や他の猫たちの間で学ぶことを学べないまま、人間に飼われることとなります。
うちのルーンちゃんも、手加減を学んでいない結果、私と遊んでいる時に本気で噛みついてきます。
彼女に悪気はないのですが、リアルに流血するレベルでした・・・
これも人間の愚かさゆえに招いたことですから、私はルーンちゃんを責めることをしませんが・・・
ただ、最近この噛み癖を直すことができたんです・・・!
それについても別途記事にしますね^^
また、ルーンちゃんは猫が大嫌いです(自分が猫なのに)
おそらく自分以外の猫を物心ついたころから見ずに育ったからでしょうか。
ペットショップでの定期健診の待ち時間の間に、ショーケースに並んでいる猫ちゃんをルーンちゃんに見せて歩いていると、必ず「シャー!」と威嚇(~_~;)
あなたよりも全然小さくて何もしない子猫ですけど・・・と思いましたが(笑)
今でこそ、1年経ってようやく慣れて2匹の猫たちと暮らしていますが、そりゃあもう、当初はたいへんでしたよ・・・
さて、色々とデメリットと思った点をお話してきましたが、これらのデメリットの中で特に大きいと感じたものは、「幼い頃に親元から離されており、社会性を学んでおらずしつけに苦労する可能性がある」という点、「猫に多大なストレスがかかっている」という点でした。
やっぱり人間目線というか、猫の立場に立てていない扱いが嫌でしょうがなかったです。
それと共に、初めて猫を飼う人からすると、ハードルが高くしつけに困る方も多いのではないかと思いました。
ブリーダーから猫を迎えたいと思った理由
ブリーダーから猫を譲り受けるメリット
さて、これまではペットショップに目を向けていましたが、次はブリーダーから譲り受けるメリットに関してお話します。
- 猫が生育された環境や親の状態がわかる
- ペットショップより価格が安い
- 猫を飼育している経験年数が長いブリーダーさんから助言をもらえる
- 親猫がキャットショーなどでの入賞経験がある猫が多い
- 自分の欲しい猫種かつ性別の子が選べる、自分の好みの子を見つけやすい
といった点かなと思います。
先ほどのペットショップでのデメリットが、今度は逆にメリットとして補えているかと思います。
猫が生育された環境や親の状態がわかる
実際に飼育されているお家や場所にお邪魔して猫ちゃんをみることができるため、どのような環境で育てられているか、また親猫はどんな猫かを目で確認することが可能です。
どういうところで育ってきたか、また他にも兄弟がいるのかどうかなどを確認できる方が安心ですよね。
また、普段はどういう行動をとるか、どういう性格の子かを教えてもらうことが可能です。
場合にもよりますが、同じ親猫から同時期に生まれた複数の猫がいる可能性もあります。
そうだとすると、その中から好みの性格の子や、好みの顔、好みの性別などを選ぶこともできますね。
ペットショップより価格が安い
一概に必ず安いとは言えませんが、仲介業者を挟まないこと、かつ変なオプションをつけられることがないため、ペットショップよりは安価で譲ってもらえる可能性もあります。
猫を飼育している経験年数が長いブリーダーさんから助言をもらえる
ペットショップの店員さんは、入れ代わり立ち代わりしているので、必ずしもみんなが猫に詳しいわけではないと思います。
ただ、ブリーダーさんだと、その猫種を育てるプロです。
キャットショーなどで入賞するような猫を育成し、またその子どもを育成してきている方ですから、困ったことや不安に思ったことなどに対してアドバイスをもらえる可能性が高いです。
これは、そのブリーダーさんによるとは思いますが、「何か悩んだり困ったりしたら、いつでも連絡してくださいね」というスタンスでいてくれる方も中にはいるようです。
親猫がキャットショーなどでの入賞経験がある猫が多い
ブリーダーさんは、親猫をキャットショーなどに出場させ、より良い賞を受賞させることに注力している方が多いです。
キャットショーに出ているからどう、というのは普段一緒に生活する上では特に何かがあるわけではないですが、確実に純血種が欲しい方や、由緒正しい猫が欲しい方にとってはこの上ないメリットですね。
適した環境で生育されている
ブリーダーさんは猫を繁殖させるプロですから、きちんと整った環境で猫ちゃんを育てています。
(ちゃんとしたブリーダーさんであれば、ですよ)
適切なタイミングで譲り受けられるため、生育上のトラブルが少ない
ちゃんとしたブリーダーさんは、親元でしっかり飼育させるために、ある一定の日数が経つまで譲ることを禁止しています。
ですので、ペットショップよりは若いうちに引き取れない場合もあるかもしれませんが、その分ちゃんと社会性を学べた猫を引き取れる可能性が高いです。
ここはやっぱり猫にとっても人にとっても一番重要な点だと思います。
正直、本当に猫が好きな人であれば、子猫だろうが成猫だろうが可愛いには変わりない!とそこまでこだわっていないはずです。
確かに子猫は可愛いですが、早いうちにさっさとお母さんやお父さんと離される猫の気持ちに経てば、適切な時期まで待てますよね!
ブリーダーから猫を譲り受けるデメリット
- ちゃんとしたブリーダーさんかどうかを見極めにくい
- 遠方まで足を運び、猫を連れ帰ってくる必要がある場合もある
- いつでもお邪魔できるわけではなくアポイントメントが必要
- 一定の猫種しか扱っていないため、あらゆる猫種を比較しづらい
- 身の回りのお世話用品などは別途自分でそろえる必要がある
以上がデメリットと感じている点です。
ちゃんとしたブリーダーさんかどうかを見極めにくい
これが一番大事ですよね(;^_^A
適切な飼育が出来ていないブリーダーさんだったり、純血だと嘘をついて別の品種の猫を売りつけてくるブリーダーもいるかもしれません。
私がニュースで目にした話を共有します。
海外のひどい話ですが、「スフィンクス」という被毛が全くない猫がいるのですが、
rony michaudによるPixabayからの画像
↑こんな猫ちゃんです。
雑種の猫ちゃんの毛をカミソリで剃って、それをスフィンクスと偽って売りさばいていたのです。
実際に購入した方が、どうもおかしいな?と思っていたら、数か月後毛が生えてきて・・・
しかもよく見ると皮膚はカミソリの剃りあと、切り傷がついていたのだとか・・・
本当に、人間の身勝手な行為ですよね・・・
こんなブリーダーさんに出会ってしまう可能性もなきにしもあらずです。
ですので、しっかりとブリーダーさんを見極める必要があります。
とはいえ、簡単に情報を集められるわけでもないので、ブリーダーさん経由の猫を掲載しているサイトを参考にするといいと思います。
みんなのブリーダーというサイトでは、自分の住んでいる地域や欲しい猫種で条件を絞って、それに合致したブリーダーさんの猫を検索することができます。
実際にそのブリーダーさんから猫を迎えたことのある人のレビューを見ることが出来るため、これを参考にすれば、変なブリーダーに引っかかる可能性は低くなるかと思います。
是非参考にしてみてください。
参考
みんなのブリーダー – 優良ブリーダー直販の子犬販売サイトみんなのブリーダー – 優良ブリーダー直販の子犬販売サイト
いつでもお邪魔できるわけではなくアポイントメントが必要
ペットショップのように、気が向いた時にふらっと、とはいきません。
ブリーダーさんの自宅にお邪魔することにもなりますから、事前にアポイントメントを取る必要がありますので、ペットショップよりは敷居が高いかもしれません。
まとめて身の回りのお世話用品を一緒に買うと格安で揃えられる
ペットショップのように、お世話に必要なグッズも共に手に入るわけではありません。
自分で別途必要なものをペットショップなどで購入する必要があります。
とはいえ、そこまで複雑なものが必要なわけではありませんし、引き取る前に、事前にブリーダーさんや実際に猫を飼ったことがある人に、とりあえずすぐに入り用なものを聞いておいて準備しておけば問題ないです。
猫を譲渡会で引き取るという選択肢もある
ここまで、ペットショップかブリーダーかで猫を引き取るという選択肢での話をしてきましたが、それだけが猫を譲り受ける・育てる手段ではありません。
譲渡会で猫ちゃんを譲り受けるという選択肢もあります。
譲渡会とは、動物愛護団体などで保護された動物を里親希望のご家庭へ譲り渡す、懸け橋のような場所です。
純血種が欲しい、という方にとっては、譲渡会でそのような子を必ずしも見つけられるかというと難しいですが、とにかく猫ちゃんを飼いたい、という方は是非とも譲渡会で一度自分に合う猫ちゃんを探してみてほしいと思います。
色んな事由があって引き取られ、保護された猫ちゃんが集う場所です。
猫の柄もさまざま、年齢も様々なので、自分の条件に合った子を見つけることも可能ですよ。
スタッフさんがその猫の性格や猫の状態、今までの猫の辿ってきた状況などを詳しく説明してくれます。
譲渡会のメリットとしては、
- 無料もしくは格安で猫ちゃんを引き取れる
- 不幸な猫ちゃんを減らせる
- アフターケアもしっかりしている
- 実際に猫ちゃんと触れ合い、自分に合った猫ちゃんと出会える
- 特に猫を初めて飼う人におすすめ
といった感じです。
色々な事由で好ましくない環境で生きてきた猫ちゃんも譲渡会に集っていますので、引き渡す側としても、「はい、どーぞ!」とポイっと手放すことはしません。
二度と不幸な目にはあってほしくないですからね。
なので、分からないことは何でも教えてもらえます。
どういったものが飼育する上で必要なのか、また「ご飯を食べてくれない・・・」などの相談に答えてもらえたり、避妊手術や去勢手術の手引きを教えてもらえたり・・・
初めて猫を飼う人には特におすすめですね。
ペットショップで猫を飼うと、最低でも10万円以上は必要ですが、譲渡会だとそこまでお金はかかりません。
その上、大切な命を守ることができます。
ですので、是非譲渡会や保護猫カフェなどで猫を引き取るという選択肢も考えてほしいです。
譲渡会で引き取る上でのデメリットとしては、主に
- 猫種にこだわる人にとっては、望んでいるような猫に巡り合うのが難しい
- 引き渡してもらうには、色々な条件を満たす必要がある
があると思います。
どうしても猫の品種にこだわるのであれば、ペットショップやブリーダーさんから引き取る方が良いと思います。
また、引き渡してもらうためには、色々な条件を満たしている必要があります。
ここが大きなハードルになりがちです。
たとえば、必ず室内飼いを約束できること、ペット可の住居に暮らしていること、1人暮らしは不可、など・・・
この条件を満たせない・条件が厳しいと思われることも多いと思います。
特に1人暮らしで飼いたいと思っている場合は、だいたいの譲渡会で断られる条件に入っている可能性が高いです・・・
でも、これってあくまで「猫目線」から、猫が幸せになるために決められた条件です。
ペットショップは、「人間目線」です。
譲渡会に集まった猫たちの中には、飼い主さんと離れてしまったり、野良猫だったりと、一度は不幸な目に合ってしまっている子もいます。
そんな子にまた悲しい思いをしてほしくないですよね(もちろんすべての猫に対してそう思いますが)
ですので、保護団体としては、今度こそは絶対に幸せにしてもらえる!という人にしか譲らないという責任もあるのです。
この条件は厳しいと思われがちですが、実は厳しくはないんですね。
ペットショップで飼おうと、ブリーダーから飼おうと、あくまで猫が幸せになるために、少なからず必要な条件なのです。
一応、参考程度にある譲渡会での条件を載せておきますね。
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不幸な命をこれ以上増やさない為、また病気予防の為、必ず不妊手術を行ってくださる方
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不幸な命をこれ以上増やさない為、また病気予防の為、必ず不妊手術を行ってくださる方
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猫の3種混合ワクチン、白血病予防ワクチンなどの健康管理を必ず行って下さる方
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生涯家族の一員として、責任と愛情を持って育ててくださる方
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猫の場合は病気(猫エイズ・白血病など)や交通事故から猫を守る為、完全室内飼いをしてくださる方
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同居される全てのご家族の同意を得られている方
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ペット可のご自宅を所有されている方(集合住宅にお住いの方は家主さんや不動産業者、管理事務所等のペット飼育許可書を提出していただきます)
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お子様がいるご家庭の場合は、子犬・小型犬はお子さまの年令が15歳以上、猫と中型犬・大型犬は13歳以上になります
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お留守番の少ないご家庭(4時間以内)を希望しています
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高齢者の方がひとりでお留守番される場合はお断わりさせていただく場合がございます
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一人暮らしの方のご応募は受け付けておりません
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ご高齢の方には譲渡できない場合があります
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同棲中のカップルの方のお申し込みはお受けできません
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未成年の方は、保護者の方からのお申し込みが必要になります
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譲渡はお申し入れの順番ではありません。里親様の適正と条件を十分考慮させて頂いた上で譲渡させて頂きます
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トライアルに届けする際は必ずご自宅に上げていただき、飼育環境の確認をさえて頂きます
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お届け代 (交通費、高速代、その他を含む)のご負担をお願いしています
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ワクチン接種代(6千~8千円)、不妊手術代(犬メス:3万~4万5千円 / 犬オス:2万5千〜3万円 / 猫メス:2万~3万円 / 猫オス:1万5千〜⒉万5千円)血液検査代(猫:5千円)を正式譲渡の際にご負担いただきます
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保護犬・猫は無償で譲渡しておりますが、保護や譲渡に掛かる費用をご寄付として頂いております。
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保護犬猫達は劣悪な環境からレスキューされた子が殆どなので絶対に健康であると言う保証はありません。譲渡後に重大な疾患が見つかった場合は当会に返還して頂き、こちらの病院又は協力病院にて検査・治療を行います。里親様の主治医による治療の場合、費用の負担は里親様にお願い致します
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お腹の虫、外耳炎等は一度治っても再発する場合があります。その場合は里親様に治療をして頂くか、当会の提携病院で検査治療をしていただきます
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病気や高齢といった特別が事情がない限り、先住犬・猫は避妊・去勢されていることが条件となります
色々と考えられたうえで定められた条件です。
1人暮らしでも猫は飼えますが、猫の身になってみると、外出すると1匹になってしまうのは、たしかに好ましくない状況ですからね。
出来る限り猫と一緒にいてくれる時間が長い場合に譲りたい、と思うのは自然のことですよね。
また、高齢の方の場合も、猫を看取ることができずに亡くなられる可能性があるため、要相談となっています。
(子猫じゃなくてシニア猫ならOKなど色々と譲歩案はありますよ)
猫としては、人間に先立たれると新たな引き取り手が見つからない限り路頭に迷うことになりますからね。
そういう意味でも、猫を飼うということは、娯楽ではありません。
一つの命を預かるという責任があります。
それをしっかりと忘れないでいてほしいと思います。
まとめ
ペットショップで迎えた際に感じたメリット・デメリット、
それからブリーダーさんから譲ってもらうメリット・デメリット、
譲渡会で猫を譲ってもらうという選択肢もある、というお話を長きにわたって行ってきました。
この記事で、それぞれの条件に適った方法が見つかってくれたら幸いです。
1つの命を預かり、最後まで看取るという責任と覚悟をもってくださいね!
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きょうも きみのかしこさが 1ポイント あがった!