こんにちは。諭吉です。
以前,猫ちゃんの肉球ケアの方法をご紹介しました。
【脱・ガサガサ】猫の肉球はケア必須!コレでぷりぷり肉球を手に入れよう!
今日はそのときご紹介できなかった,肉球からはみ出した毛のお手入れについてお話したいと思います!
ゆきち
是非マスターして,猫ちゃんの安全を守ってあげましょう!
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猫ちゃんの肉球からはみ出した毛は処理する必要あるの?
以前肉球の大切な役割のお話をしましたが,猫ちゃんにとって肉球という存在は必須です。
【知ってる?】猫は肉球に汗をかく?数は?ぷにぷにの正体と役割を調査!
ですので,猫ちゃんにとって肉球が必要な時に,ちゃんと肉球がベストの状態である必要があります。
肉球のぷにぷにを維持するためのお話は前回したのですが,今日は,肉球の間からはみ出した毛のお手入れについてお話したいと思います。
簡単に言うと,「肉球からはみ出した毛を短くカットするだけ」です。
ただ,この毛を「カットしたほうがいい」という意見と,「しないほうがいい」という両極端の意見が実際存在しています。
ではなぜ,毛をカットしたほうがいい・カットする必要があるのか?
それは,そのままにしておくと猫ちゃんがケガをしてしまう可能性があるからです。
肉球というのは滑り止めの役割もしていると前回の記事でもお話ししましたが,毛が邪魔をすることで,本来の肉球の働きができなくなってしまうのです。
特に,最近はフローリングのお家が多いですよね。カーペットや畳よりもフローリングが多いお家の方は特に注意してあげてください。
伸びた毛のせいで猫ちゃんが滑って転んだり,着地に失敗したりすると,関節をねんざしたり,筋肉を傷めてしまうこともあります。
このように猫ちゃんがケガをしてしまわないようにするためにも,定期的に毛をカットするように心がけましょう。
ただ,みながみな必要な処理ではないと思います。
短毛の猫ちゃんはあまりこの心配は必要ないかと思います。実際,うちのにゃんずは全員短毛なのですが,肉球の間から多少毛は見えているものの,大幅にもさもさとは毛は生えてはいません。
ですので,現在のところでは処理はしていません。
しかし,長毛の猫ちゃんの場合は、肉球が隠れてしまうくらいに肉球周りの毛が伸びてしまっている場合が多いです。
ですから,都度愛猫のおててをチェックして,肉球を隠すほど毛が生えていたら,ケアしてあげる必要があるといえるでしょう。
ただ,掌球より少し上の手根球という部分(手のひらより少し上(肩側)の部分にある肉球,詳しくはコチラで図解しています)の上部には数本の毛があり,これは感覚器の働きをしているそうです。
ですので,あくまで毛を切る時は,地面に触れている部分だけにしておいてくださいね。
どれくらい伸びたらカットすべき?
個人差はあるかと思いますが,明らかに肉球がすっぽり毛でおおわれて隠れてしまっていたら,カットすべきかと思います。
おててを見てあげて,「あ~これは滑ってケガしそうだな」と思ったら切りどきでしょう。
カットする方法は?
先の丸いハサミで切ると,毛を切ることで猫ちゃんにけがをさせてしまうリスクが低くなるでしょう。
はさみのメリットは,猫ちゃんが怖がるような音もなく,すぐに手早く切れるところですね。
もし,はさみでうまく切れない場合は,ペット用のバリカンもあるようなので,そちらを使用するといいでしょうね。
バリカンのメリットは,カットに慣れていない初心者さんでも,猫ちゃんを傷つける恐れが少なくケアできるという点でしょうか。
猫ちゃん用のバリカンってのがあるようですよ。調べてみました。
(猫の毛って刈ることあるんだ・・・(笑))
こちら,レビューも多く,そして高評価も多いです。
猫ちゃんにもわんちゃんにも使えるようですが,「音が静かで怯えない」「ムラなくそれる」「好みの長さに調節できる」などの意見がありました。
いろいろと調べてみて,猫ちゃんに合いそうなものを探してみるといいと思いますよ^^
カットする時の注意点ですが,何度もいいますが,あまり深くカットしすぎないようにしてあげてください。表面の肉球を覆って邪魔している毛だけで大丈夫です。
うまく猫の毛をカットするコツ
とにかく、スピーディーに,優しく切ることです。
もたもたしていると,だんだん猫ちゃんの不安ゲージがあがっていって,暴れる原因にもなってしまいます。そのため,できるだけ猫ちゃんの負担にならないように処理してあげることが重要です。
それでもなかなか警戒して切らせてくれない猫ちゃんへは,以前ご紹介した「爪切り嫌いの猫ちゃんを何とか爪切りする方法」をご紹介した記事で実際に諭吉が行って効果があった方法を応用すればいいかなと思います!
詳しくは以下をご覧ください☆
やはり、肉球を色々いじられるのを嫌がる猫ちゃんも多いですから,無理に切らなくてもいいかなと思います。
もしも猫ちゃんが暴れてしまうと,飼い主さんや猫ちゃんがケガをしかねないからです。
まだ幼い猫ちゃんであれば,今のうちから抱っこしたついでに肉球を触るなどして普段から慣れさせてあげておくと何事もいいかなと思います。
深い眠りについている時に切ってしまうとか,一度にすべてを切ろうとしないことがポイントでしょうかね。
嫌がったらまた別の機会にしてあげてください。
「毛をカットする」=「嫌い」となると,
「毛をカットする」=「はさみをもつ」
「はさみをもつ」=「嫌い」
「はさみをもつ」=「爪切り」
「爪切り」=「嫌い」
というおそろしい式が成り立ってしまうこともあります。そうすると,毛を切るだけではなく他の行為まで警戒して嫌がるようになってしまいます。
焦らずに,猫ちゃんのご機嫌をうかがいながら切ってあげてくださいね。最低限の長さに切りそろえればいいだけですから。
そもそも手根球周りだけではなく,手のひらの部分にある肉球周りの毛にも,センサーの働きをしているものが生えているとも言われています。(これも前回の記事にて説明しています)
ですので,そうした毛はちゃんと役割や生えている目的があるので,そんなに短く切る必要はありません。
これらのことに気を付けながら切っていただければと思います。
ただ,無理に飼い主さんが切る必要もありません。無理やり切っている最中に猫ちゃんが暴れて,肉球にけがをさせてしまってもいけません。もし,できない場合は,トリマーさんなどのプロに頼んだ方がいいかなと思います。
まとめ
- 猫の毛をカットしないと猫ちゃんがケガする恐れあり
- カットが必要な子と必要でない子がいる
- 無理に一気に切らず,切れる分だけ切る
- 肉球を覆っている毛のみ切る
- あまり短く切りすぎない
いかがでしたか?
猫ちゃんが不慮の事故(?)やケガをしないように日頃から飼い主さんが注意してあげる必要がありますね。
猫ちゃんも人間同様色々とケアが必要なので,その場その場でケアしてあげてくださいね。
人間も猫ちゃんも健康で楽しく毎日を過ごしましょう~^^
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