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猫の避妊手術のやり方・手術痕は?手術したのにさかる可能性も…病院選びが肝心!

猫 避妊手術 術後

こんにちは。諭吉です。

先日、猫ちゃんの避妊手術に関する記事を書きました。

【体験談】猫の避妊手術はナゼ必要?費用は?期間は?何歳から?に答えます!

ここでは、「ナゼ避妊手術が必要なのか」「手術のメリットやデメリット」「手術にかかる費用」「生後何か月から手術できるのか」などに関して諭吉とロシアンちゃんの実体験を基にお話ししました。

その記事を書く際に、色々リサーチしてみたところ、避妊手術と一言に言っても、色々な手術方法があるということを初めて知ったのです!

今日はその避妊手術の方法や、それぞれのメリット・デメリット、手術によってできる傷跡などについてご紹介したいと思います!

ゆきち

避妊手術と一言にいっても、色々な方法があるらしいで!

どんな方法があるのか詳しくお話ししていくで~!

避妊手術とは?

避妊手術とは、読んで時のごとく、メスの猫ちゃんが子どもを妊娠したり生んだり出来ないようにする手術のことです。

こう聞くと、なんだか残酷な感じがしますが、避妊手術には大きなメリットも存在します。

詳しく知りたい方はこちらをご参照ください☆

【体験談】猫の避妊手術はナゼ必要?費用は?期間は?何歳から?に答えます!

手術をすると性格が変わるとも言われているそうで、ロシアンちゃんの経験談からその真偽を確かめてみましたので、それに関してはコチラをご覧ください

猫 避妊手術 性格【体験談】猫は避妊手術で性格が変わる?大人しくなる?の真相を教えます!

さて、ではどうやって妊娠できないようにするかと言うと、赤ちゃんができるもとの部分(卵巣)や、赤ちゃんが育つところ(子宮)を摘出するのが一般的な方法です。

避妊手術の方法

  • 卵巣子宮摘出術
  • 卵巣摘出手術
  • 卵管結さつ手術
  • ジースインプラント(インプラント埋込)手術
  • ホルモン剤の投与

卵巣子宮摘出術

卵巣子宮摘出術は、お腹を開いて卵巣と子宮の両方を摘出する方法です。

卵巣を摘出することでホルモンの影響を受けることがなくなるので、発情しなくなります

また、子宮も摘出しますので、子宮に関する病気(子宮内膜種・子宮蓄膿症・腫瘍など)になるリスクもなくなります。ただ、傷跡が大きくなる可能性が高いです。(とはいっても5,6㎝です)

卵巣摘出手術

卵巣摘出手術は、お腹を開いて卵巣だけを摘出する方法です。

先ほどと同様、卵巣を摘出するので、ホルモンの影響を受けることがなくなり、発情しなくなります

ただ、卵巣は再生能力が非常に高いので、ほんのわずかな細胞が残っているだけでも発情が起こる可能性があるようです。

「せっかく手術したのに、また発情した!」という人はこの可能性もあるかもしれません。

この手術のメリットとしては、先の卵巣子宮摘出手術よりも短時間で済み、傷口も小さいことです。

卵管結さつ手術

卵管結さつ手術は、お腹を開いて卵管を糸で縛る方法です。卵巣を取り除くわけではないので、妊娠はしないものの発情は起きます

また、卵巣や子宮も取り除かないため、ホルモン関係の病気にかかる可能性が残されます。そのわりにこの手術は難しいそうです。

お腹を切り開くわりには正直子どもができない以外は大きなメリットもないため、こういった手術を選択する必要性はないかもしれませんね。

ジースインプラント(インプラント埋込)手術

ジースインプラント(インプラント埋込)手術とは、麻酔をかけてから背中部分の首の毛を刈って切開し、皮膚内に酢酸クロルマジノンという成分の黄体ホルモンの入ったカプセル状のものを埋め込む方法です。

女の子の猫ちゃんのみに適用できる方法だそうです。

こんな方法もあるんですね・・・初めて聞きました。

この手術法のメリットは、手術が短時間で済む上、埋め込んだカプセルを除去さえすれば再び妊娠することが可能になる点です。

しかし、発情中はカプセルを埋め込むことは不可能です。しかも効果は1年だけなので、1年後にまた取り出して新しいものを埋め込む必要があるし、期間を過ぎたものを埋め込んだままにしておくと、子宮蓄膿症などに罹患する確率がかなり高くなるんだそうです。

かつ、卵巣や子宮はそのままですし、黄体ホルモンを放出させることで常に「疑似妊娠」している状態を維持しているため、これまた子宮蓄膿症を併発する確率が非常に高くなるんだそうです。

カプセルが埋め込まれた位置からずれてしまうこともあって、1年後に取り出すときに困る可能性もあるそうです。

ホルモン剤の投与

ホルモン剤の投与は、日本では手に入らないようですが、欧米では飲ませるタイプのホルモン剤を投与することがあるようで、主にブリーダーさんが使用する方法なのだそう。疑似妊娠状態を保つのでしょうかね。

しかし、ホルモン剤投与をやめた後に妊娠して生まれる子は奇形児になったという報告例があるそうです。

(「猫の避妊手術・去勢手術の流れと注意点」参照)

どの手術がいいか選ぶ際は何を目的とするかを明らかにして

 

確実に、そして病気のリスクを少しでも少なくするためには、やはり卵巣と子宮両方を摘出する手術をするのがよさそうですね。

卵管をしばったり、卵巣だけ摘出する手術は、傷口が小さくて済むというところは、猫ちゃんに対する負担も少なくて済むのかなとも思いますが、何を目的に手術を受けさせるかにもよるのではないでしょうか

諭吉は、以前の記事でもお話ししたとおり、色々な理由があって手術しましたが、その中でも罹患する可能性のある女性特有の疾患にかからないようにしたいというのが大きな理由のうちの1つでもありました。

ですので、卵巣と子宮の両方を摘出するのが理想だと思いました。

ただ、病気云々よりかは子どもができないようにしたい、という人であれば、傷口が小さい方が負担も少なくていいから、と卵巣子宮摘出以外の方法を選ぶ方もいるのかもしれませんね。

カプセルを埋め込む方法ですが、これは永久的に避妊を目的とする人はやらない方がいいと思います。

数年間だけ色々な事情から妊娠させないようにし、またいずれその猫ちゃんの子どもが欲しい、と思うような方が選択肢に入れるような方法かなと思います。

すこし調べてみましたが、実際にこの方法を選択してトラブルがあった人もいるようです。

詳しくは知りたい方はリンクを貼っておくので、参照ください。

参考記事のタイトルとURLを入力してください 参考記事のタイトルとURLを入力してください

やはり猫ちゃんにとっても、飼い主さんにとっても大切な手術ですから、きちんと調べてから受けさせてあげるのが良さそうですね。

諭吉は、麻酔などの説明を受けた際に頂いた紙を現在見つけられていないので、確かなことはわからないのですが、傷口の大きさからして卵巣と子宮の両方を摘出してもらったのかなと思います。

その病院ではどういった方法を推奨しているのか、どういった方法の手術を行ってもらえるのかなどを事前にしっかり聞いてから理想的なところで手術してもらうのをおススメします。

傷口が小さくて済む避妊手術の方法がある?!

1cm程度の傷ではお腹の中に手を入れることも出来ないのですが、「子宮つり出し鈎(しきゅうこう)」という専用の手術器具を使うことで可能となるようです。

子宮つり出し鈎とは、先端が湾曲した棒状の器具で、これに子宮と卵巣を引っ掛けて「つり出す」のだそうです。

そのため、大きく開腹する必要なく手術を終えられるのです。そのため、猫ちゃんに大きく傷を残す心配がありませんね。

ただ、小さい傷ということは、それだけお腹の中を十分に目で確認できないということです。

そのため、見えない部分で血管を傷つけて出血させているのに見逃してしまったり、お腹の中の構造が通常と異なっている場合にうまく対処できなかったりする恐れもあります。

傷口が大きくなるのはナゼ?

先ほど紹介した方法で行えば、子宮や卵巣を両方摘出することとなったとしても傷跡が小さく済むはずなのです。

そうすると、妊娠もしない・女性特有の疾患もない、傷跡も小さい、と最強です!

それなのに、なぜ傷口が大きくなるのでしょうか?

もちろん技術の差で傷が大きくなることもありますが、それだけではなく、わざと5~6cmお腹を切ってお腹をしっかり開けて手術する獣医師さんが多いのだそうです。

その理由はズバリ、お腹の中をしっかりと目で確認できるようにすることで、さらにミスのない確実な操作ができるようにするためだそうです。

見えない血管を傷つけてしまったり、お腹の中の奇形を見逃したりすることもありませんし、お腹の中全体を見渡して、手術する部分以外にも変なところはないかなどもチェックできるようになります。

避妊手術後の痕は?

猫ちゃんと口をきくことができるわけではないので、傷に伴う痛みなどの真相はわかりませんが、術後の傷跡はさほど残らないので極度に心配する必要はないかなと思います。

ロシアンちゃんは手術を受けて半年くらい経った頃には、手術のために剃られた毛も(手術の際に、メスで切る周辺のお腹の毛をバリカンで剃られます)生えそろって、どこを切ったか既に分からなくなっていました。現在もわかりません。

縫った後も、手術10日後くらいに抜糸しにいきましたが、その頃にはもう綺麗にくっついていましたので、そんなに傷が長引くということもありませんよ。

ロシアンちゃんは術後2日後くらいから普通に走りまわっていたので、痛みに関しても個人差があるかなと思いました。

諭吉的には、傷跡が大きくなってしまうのは猫ちゃんには申し訳ないですが、確実に手術してほしいので、しっかり目視できる状態で手術して欲しいと思いました。

せっかく一度開腹したのに、その際に気付くことができず、また開腹することになったり、せっかく手術したのに、再発してしまって発情行為などが出たりするのも逆に可哀想だなと思うからです。

術前にどれくらいの傷の大きさになるのか、一度病院で事前に聞いておくといいかと思います。

良い病院の選び方とは?

とはいえ、全ての病院が、飼い主さん自身が望んだ方法で必ずしも手術しているとは限りません。

ですので、事前にしっかりと獣医さんと相談したり、ホームページを見たりしてリサーチする必要があると思います。

確認するポイント

  • 卵巣だけ取り除くのか、子宮と卵巣の両方を取り除くのかという具体的な手術方法
  • 傷口はどれくらいになる予定か
  • 費用はいくらくらいになるのか
  • 手術を今まで何度も行った経験があり、しっかりメリット・デメリットを説明をしてくださるか

ここを事前に確認し、納得した上で手術を受けることが大切かと思います。

病院によって手術方法は異なるし、その猫ちゃんの年齢や子宮の状態によっても処置が違ってくるようです。

あるサイトでは、「ある程度の年齢の猫ちゃんだと既に子宮に病気を持っている可能性がある場合もあるが、若いうちに卵巣を摘出した猫は子宮の病気になったのを見たことがないため、卵巣摘出でも問題ないと考えている」と言っているものの、

「病院によっては、手術方法が色々あるといっているサイトもあるが、卵巣だけ取り出す病院はほとんどない。卵巣だけを取り出すと、残された子宮に膿がたまることがあるため、今の獣医業界では卵巣だけ取り出すところはまずないと考えてよい」とも書かれていましたが、普通に卵巣だけ取り出している病院、今でもありました。

当院では、女の子では「卵巣摘出術」を実施します。一般的に女の子の避妊手術には卵巣のみを摘出する手術と卵巣と子宮を摘出する手術があります。避妊手術の目的の一つに子宮の病気予防がありますが、これは卵巣のみを摘出する手術でも十分効果が得られると言われています。当院では、基本的には卵巣のみを摘出する手術を選択していますが、子宮の状態によっては、子宮も摘出しています。

プリモ動物病院 相模原中央」さんより

ちらっと見ただけでもありましたので、色々調べてみると他にもあるかもしれません。

このように、全てを完全に把握できていない限りは、一概に「〇〇という方法しかないはず」とか、「〇〇という方法が効果的」と断定することは出来かねるかと思うのです。

ですので、やっぱり事前に自分でちゃんとどういう手術方法がいいのか、術後痕はどうなるのか、メリット・デメリットを含めてお話を聞いたり調べたりし、確認しておいた方がいいと諭吉は思います。

避妊手術の大まかな流れ

手術をする前から手術した後までの一連の流れは、諭吉の体験談からご紹介しておりますので、それはコチラをご覧ください☆

今回は卵巣と子宮を取り除く手術方法の手順について紹介しておきますね。

  1. 全身麻酔をかける
  2. 麻酔を維持しながらモニターをつけて、猫ちゃんに異常がないかを確認する
  3. 問題がなければお腹の毛を刈り、消毒をする
  4. お腹の皮膚や腹筋を3~5㎝ほど切ってお腹を開き、卵巣を探す
  5. 左右の卵巣につながる血管や靭帯をしばって切る
  6. 2股になっている子宮が1つに結合している部分(子宮体・子宮頸管部)を糸でしばり、切断する
  7. 子宮と卵巣を一緒に摘出したら、腹筋や皮膚をもとの通りに縫い合わせる
  8. 麻酔から覚まして終了

通常、手術時間は30分以内、麻酔をかけ始めてから覚めるまで1時間程度で終了することが多いそうです。

まとめ

  • 色々な手術方法がある
  • それぞれメリット・デメリットがある
  • 方法や、猫ちゃんが手術を受けた時期によっては手術後も発情することがある
  • 事前に病院に手術に関して聞いて納得してから受けることが大事

いかがでしたか?

大事な猫ちゃんの手術ですから、どんな方法があり、どんなメリット・デメリットがあるのかしっかり確認してから受けさせてあげる方が絶対安心ですよね^^

色々と直接病院に問い合わせてみるのが一番確実かと思いますので、調べてみてくださいね。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!

 

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