2022年版・猫との生活の必需品

【初心者へ】なぜ猫のトイレは砂が必要?トイレの種類とそのメリット・デメリットを徹底解説!

猫 トイレ 砂 おススメ

 

こんにちは。諭吉です。

あなたの猫ちゃんは、どんなトイレの砂を使っていますか?

または、猫を飼ったばかりでどの猫砂がいいかわからない!と迷ってらっしゃいませんか?

実は諭吉も初めてロシアンちゃんを飼う時、いろいろ調べて悩みました。

本日は初歩的な感じで,猫ちゃんのトイレの種類をご紹介したいと思います^^

ゆきち

たくさん種類があるからこそ、どれにしたらいいのかが悩みどころ・・・

諭吉なりに色々と調べてみたので,それをご紹介していくで~

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猫のおトイレに砂は不可欠!

もう既に何年も猫ちゃんと共に暮らしてたり、何匹も飼ったことがある方には周知の事実かと思いますが、初めて猫ちゃんを飼うことになった・飼っている人のためにも説明しますと、猫ちゃんはおトイレをする際にそれ専用の砂が必要になります。

トイレって言うと、わんちゃんはオムツとか吸水性のいいシートみたいなのを使うので,猫ちゃんもそうなのかなあと思いがちですが,猫ちゃんのおトイレは砂を用意するのが一般的です。

なぜ,砂なのか?

それは猫ちゃんの習性上,砂が大切な役割を果たすからです。

猫ちゃんはおトイレをしたあと,砂をかけて隠します。

諸説ありますが,その理由としては

  • 外敵から存在を隠す(身を隠す)ため
  • ボスとの関係性を示すため
  • 病原菌やウイルスが蔓延しないようにするため

の3つが挙げられています。

今の猫ちゃんの祖先は,以前別の記事でもお話したことがありますが,リビアヤマネコであると考えられており,この猫ちゃんは砂漠に住んでいました。

そのため,周りは全部砂ですよね。必然的におトイレもその砂の上にしていたと考えられます。

その習性が遺伝子によって今まで受け継がれているという意見もありました。なるほど。(Yahoo!知恵袋より)

そして,その砂でわざわざ排泄物を隠す理由のうちの1つは,外敵から自分の存在を隠すためです。

そのまま放置してしまうと,ニオイがしてここにいる(いた)ことがばれてしまいます。ですので隠ぺいするのです。

逆に敵だけではなく,獲物にもばれてしまうと逃げられてしまう可能性があるので,隠すのです。

2つめの理由は,現代の猫特有の習性かもしれないというわれているのですが,猫の序列意識によるものだと動物学者のデスモンド・モリスという人が提唱しています。

もともと猫は単独行動のため,序列はないのですが,現代では多頭飼いなどで複数の猫が同じ空間で過ごすことが多かったり,野良猫も狭い地域に何匹もいるという状況からこうした行動が見られるようになったと考えられています。

強いボス猫は,排泄物を隠さないといわれており,「自分より強いボス猫に対する遠慮」として,それ以外の猫は排泄物を隠すことを余儀なくされているのです。(砂をかけないのはボスの特権ということでしょうか・・・笑)

まあ縄張り意識ってことでしょうね。

うちの猫は3匹ともしっかり隠しているので,誰がボスとかそういうのはない,もしくはくろくんの場合は野良猫の時間が長かったので,もうクセでそうしているのかもしれません。

それか,人間のことをボスだと思っているのか・・・?!

くろくん

オレはボスだがちゃんと隠すぜ

それが礼儀ってもんだろう

3つめの理由は,ボニー・ビーバーという人が唱えたものなのだそうですが,病原体の蔓延や感染を防ぐためと考えられています。

猫の尿の中には猫伝染性腹膜炎ウイルス、糞の中には条虫や回虫などの寄生虫が含まれているので,これらが外部に広がらないように隠しているとされています。

賢いですね。ということは,寝る場所や食事の場所は必然的に距離を離して設置してあげるべきですね。

(参考文献:「子猫のへや」さん)

猫のトイレにも様々な種類がある!

猫のトイレと一言に言っても、実はいくつか種類があります。

大きく分けると,

  • システムトイレ
  • 普通の猫砂のみのトイレ
  • 全自動トイレ

があるかなと思います。

システムトイレとは,砂とシートが二層になっているトイレの事を指します。

デオトイレ 1週間消臭・抗菌 本体セットハーフカバー ピュアホワイト

上に猫砂(水分を吸収せず,通すタイプのもの)を敷いてその下にすのこ,そして一番下に吸水シートを敷いたトイレです。

猫ちゃんがおしっこをすると,砂とすのこを通ってシートに吸収されます。

このシートを取り換えてあげれば,おしっこの処理はOKです。

糞は砂の中にするので,スコップで拾って捨ててあげればいいです。

猫砂のトイレはもっともメジャーなおトイレかと思います。

我が家のにゃんずも3匹ともこれを使っています。

システムトイレとは異なり,水分を吸収し固めてくれる砂を使用します。

下の写真のような感じです

猫 トイレ 砂 おススメ

猫ちゃんがおしっこをすると,砂が固まるので,その固形をスコップですくって捨てるという処理方法です。

うんちも同様にスコップですくってすててあげてください。

猫砂を使う場合,それを入れる容器(猫ちゃんが用を足すところ)もあけっぴろげになっているオープンタイプや,フード付きトイレ(フタがついていたり,ドーム型だったりと猫ちゃんのトイレの様子を見えにくくしたり砂が飛び散りにくくしている形状のもの)や縦型のもの(猫ちゃんが上から出入りできるようなもの)などがあります。

それについてはまた別記事で詳しく書ければなあと思っています。

自動トイレですが,残念ながら私は使ったことがないのであまり詳しくないのですが,円いドーム部分に猫砂が敷き詰められていて,猫ちゃんがトイレをすると,自動でそのドームが回転し,汚れた(固まった)排泄物だけを自動でこして捨ててくれるという画期的なアイテムだそうです。

\ \ \ ババン / / /

オートメーテッドペットケア キャットロボット オープンエアー

何か近未来・SF感漂ってますね・・・笑

実際に全自動トイレを購入して使ってみた方のサイトがありましたので,参考にのせさせていただきますので,ご興味ある方はご覧ください。


参考
猫用全自動トイレ「キャットロボット」を試してみたペトハピさん

また,以前もご紹介したYoutuberのトミックさんという方が実際に動画で全自動猫トイレを使っています。

参考にされてください☆



それぞれの猫トイレのメリット・デメリット

まず,システムトイレのメリットですが,

  • 消臭効果が高い
  • 掃除頻度が少なくて済む(週に1度程度,便は毎日)
  • 病院での尿検査の際,シートを持っていくだけでよい
  • シートの交換がラク
  • 猫砂が飛び散らない

やはり一番のおススメすべき点は,掃除の回数を減らせるというところでしょう。

ですので,留守がちにされている方には便利かもしれません。

また,多頭飼いしている方で,みんなトイレを共有している場合なども掃除の手間が省けるかもしれませんね。

(諭吉の家は3匹それぞれ違うトイレを使っています)

猫ちゃん自身もいつも清潔なトイレを使うことができます。

猫ちゃんのおしっこはニオイが強いですが,それも消臭してくれるのもいいところです。

専用のシートを購入さえすれば,それを交換するだけで簡単に掃除できるので,初心者さんには使いやすいアイテムかもしれませんね。

システムトイレのデメリットは,

  • 大きくてかさばる
  • コストが高め
  • 健康管理がしづらい

という点でしょうか。

やはり実際に使っている方がこぞって挙げている点は,専用の砂やシートの費用が高いということ。

一見,交換する頻度が少ないため,コスパがいいのかと思いきや,そうではないようです。

また,トイレ自体が大きくてかさばるという意見もありましたが,これは猫砂タイプのものもどれを選ぶかによって大きさは変わってきます。

また,トイレの構造的にシンプルな猫砂タイプのトイレに比べると掃除が面倒という点もありました。

猫砂タイプで特にオープンタイプは,砂を全てざっとすてて,さーっと水で洗い流せば済みますが,システムトイレは洗うパーツが多いようです。

また,尿検査にはすぐに持っていけるというメリットを紹介しましたが,おしっこの量や,いつでたかなどがわかりにくいため,シートをかえるときに初めて血尿に気付く,気付いたもののいつからなのかわからない,ということもあり得ます。

実際に諭吉が使っていて感じる猫砂タイプのトイレのメリットは,

  • 費用が安く済む
  • おしっこの量や色などを逐一把握できる
  • 色々な猫砂を選べる
  • 洗いやすい(掃除しやすい)

という点でしょうか。

システムトイレのデメリットを逆にカバーするという感じですね。

猫ちゃんは,どの砂がかきかきしやすいかなど,好き嫌いもわかれます。

猫砂タイプのトイレであれば,砂の選択肢も広いので,猫ちゃんにぴったりの砂を見つけられる可能性が高いです。

また,砂が固まるため,毎日のおしっこの量を把握することができるし,毎日掃除をするため,異常があった場合すぐに気付くことができます。

くろくんとロシアンちゃんは尿路疾患にかかったことがあります。

くろくんは尿路結石,ロシアンちゃんは膀胱炎です。

くろくんはまた石が詰まらないように日々おトイレをきっちりチェックしてあげる必要があるため,このトイレを採用しています。

量もチェックできるので,少なかったり今日はトイレを一度もしていない・・・!などと気づくことができれば,早期に病気を発見することが出来るからです。

ロシアンちゃんも猫砂タイプにしていたおかげで,すぐにおかしいと気づいて病院に連れていくことができました。

明らかに尿の量が少なく,血尿が出ていたのです。

砂の種類によってはしっかり色も判別できるのでおススメです。

ちなみに,ロシアンちゃんがかかった膀胱炎の詳細についてはコチラをご参照ください☆

猫 膀胱炎 症状猫の尿が出にくいし赤い!尿の量も少量…膀胱炎かも!症状や治療法は

コストも安く,構造も非常にシンプルなので,掃除がしやすいのもいい点ですね。

逆に使用してみて感じたデメリットは,

  • 掃除の回数が多い
  • ニオイが気になるときもある
  • 砂が飛び散る

といったところでしょうか。

やはり必然的に掃除頻度は高くなります。

うちの子はおしっこを1~2回,うんちも毎日1回するので,1匹あたり最低2回は掃除する必要があります。

また,多少ニオイが気になることもあります(すぐに処理したり消臭効果のある砂を使えば気になりませんが・・・)

あとは,猫ちゃんが排泄物を隠す際に勢いよくかきかきするので,トイレの形状によっては砂が飛び散ったり,猫ちゃんの肉球に砂が挟まることで,その辺にトイレの砂がぽろぽろ道しるべみたいに落ちていることもよくあります(笑)

全自動トイレのメリットは,

  • とにかくラク
  • 猫ちゃんもいつも清潔なトイレで用をたせる
  • 脱臭機能があるものもある

これに尽きるでしょう!

システムトイレも掃除する手間が比較的省けるとはいえ,うんちは毎日掃除しないとダメです。

これなら,人間がわざわざすくい取って捨ててあげなくても,機械がすべて自動で捨ててくれます。

猫ちゃんにとっても,人間にとっても快適ですね!

全自動トイレのデメリットは,

  • 機械そもそもの値段が超高い
  • 誤作動(停止)などのエラーが起こる場合も
  • 大きくてかさばる

という意見が見受けられました。

Amazonで調べてみましたが,本体だけで6万円していました・・・笑

さきほどのトミックさんの動画内では10万したといってましたね・・・

とにかくとても高くて早々に手が出せるものではありません。

また,勝手に停止したり,うまく反応しなかったりというエラーも起こらないともいいきれず,そうなると結局は人間の手で動かしたり処理したりする必要が出てきますね。

また大きいので場所をとってしまいかさばるという点もありますね。

まとめ

いかがでしたか?

こうやって調べてみると,猫のトイレと一言にいっても奥が深いですね!

諭吉も改めて勉強になりました!

飼い主さんにとっても,猫ちゃんにとってもお互いが快適なトイレが見つかるといいですね!

皆さんはどんなトイレを現在使われていますか?

こんなのがあるよ!ここがいいよ!などオススメがありましたら諭吉にも教えていただけますと幸いです!勉強になります!

 

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