皆さん、飼っている猫ちゃんの汚れが気になる場合、どうやって落としていますか?
目の周りや鼻の周り、口の周りが汚れたり、お尻周りが汚れていたりすることがありますよね。
野良猫を保護した際に、体が汚れている場合もありますよね。
こうした場合、どうしていますか?
お風呂に入れてあげれば簡単に落とすことができますが、お風呂や水が嫌いな猫ちゃんもいるかと思います。
そんな子にでも実践できる最適な汚れの落とし方もありますので、汚れた部位別に併せてお話していきたいと思います。
それから、野良猫を保護したり、油汚れなどで汚れてしまったりした際の重大な汚れの落とし方についてもご紹介します。
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猫の体の汚れの落とし方は?
猫の体の汚れと一言に言っても汚れの種類や程度は様々かと思います。
汚れの度合いや場所によって、洗い方は異なるので、まずは、日常生活において、体の一部分だけが汚れている場合についてお話します。
猫の目が汚れている場合
猫ちゃんによっては、涙が出やすかったり、目やにが出やすかったりしますので、目が汚れることもありますよね。
目やにが目立つ場合
目やにが出ている場合は、濡らしたガーゼや濡らしたコットン、綿棒で優しくそっと拭ってあげると綺麗にとれますよ。
(人間が化粧水とかで使うコットンで大丈夫です^^)
綿棒は細かいところに使いやすいですが、慣れないうちはガーゼやコットンがやりやすくておすすめです。
水でぬらすのではなく、38℃~39℃あたりの猫肌に近い温度のぬるま湯で濡らしてあげて、ぎゅっと絞って水気を落としましょう。
目やにが出たばかりであれば、柔らかいので、ティッシュで拭ってあげるだけでも簡単にとれます。
もしも、目やにが出てから時間が経過していて、既に固まってしまっている場合は、目の周りの毛にも絡まってしまっているので、無理に剥がさずに、汚れているところに濡れたガーゼやコットンを数秒押し当てて、水分を当ててふやかしてからするっと拭いてあげると、取れやすくなりますよ。
人間もそうですが、猫の目はとても繊細ですので、強い力で拭きとったり、固い材質のものでこすったりしないようにしてください。
極力、ティッシュや人間用のウェットティッシュで拭くことも避けたほうが良いです。
ティッシュは繊維の目が粗いから、人間用のウェットティッシュにはアルコールが含まれているものが多いため、目に炎症を起こしている場合は、痛みを感じてしまうからです。
コットンは、人間が使っているコットンで大丈夫です。
または、市販のペットの涙やけケア用のウェットティッシュを使用してもOKです。
無理やり拭こうとすると、トラウマになって今後のお手入れが困難になるときもあるので、デリケートな猫ちゃんの場合は、寝ている時にそっと取ってあげるのがおすすめです。
また、炎症を起こしてしまったせいで目やにが出ている場合は、炎症止めの目薬や、抗生物質入りの目薬(病院で処方してもらってください)を多めに目に入れて、流れてくる液体で目の周りをふやかしてあげて拭いとるのもおすすめです。
そのあとは、そのままにせず、必ずぬるま湯で湿らしたコットンやガーゼで拭いてあげましょう。
目やにが出る頻度が高い場合や、目が開かないほどの目やにが出る場合は、何らかの病気やアレルギー等の可能性もあるので、目立つ場合は病院に連れて行ってあげてくださいね。
また、目の中に毛が入ってしまっていることを見かける飼い主さんもいるんじゃないでしょうか。
その場合は、そのうち自然と目やにとして出てくるので、何もせずそのままにしておいてください!
無理に触ると、目の角膜を傷つけてしまうことがあるからです。
どうしても気になる場合は、病院で処方された目薬を多めにさしてあげて流してあげるとよいでしょう。目を触ることだけは絶対にやめてくださいね。
涙やけの場合
鼻の低い猫ちゃん(ペルシャやヒマラヤン系)は、鼻涙管(目と鼻の間の管)が曲がっているために、目から涙が溢れて涙やけが起こりやすいのです。
この場合も、上でご紹介したように、ぬるま湯で濡らしたコットンやガーゼで拭いたり、ペット専用の涙やけ用のシートで拭いてあげるとよいです。
また、涙やけが起きやすい場合は、こまめに拭くように心がけてあげてください。
放置してしまうと、涙の痕が茶色くなってしまったり、目の周りの毛が固まってしまって炎症を起こしてしまう場合もあるからです。
涙やけ用シートでは取りにくい場合には、涙やけ用ローションやミストタイプのものを使うのも効果的です。
状態が重度な場合、ホウ酸クリーナーを使うという方法もあるんだそうです。
ホウ酸はあのドラッグストアで売られているもので、だいたい200円ほどで手に入ります。
約60℃の150mⅬのお湯に、ホウ酸3gを溶かして、冷やせば完成です。
これをコットンやガーゼにしみこませてから拭いてあげるとよいです。
冷蔵庫で保管すれば、1~2週間ほどはもつそうです。
約60℃のお湯(150ml)にホウ酸3gを溶かして冷ませば完成。冷蔵庫保管で1週間〜2週間程度もつとされていますが、なるべく早めに使い切りましょう。
猫の鼻の周りの汚れ・鼻くその落とし方
うちの子は、鼻くそがよく出ます。(黒っぽくてかさかさしたもの)
その場合は、指でそっと取っています。
猫の粘膜を傷つけてはいけないので、無理にはがすのはやめましょう。
基本的には、ほうっておいても、自然と取れてしまうので、そのままにしておいても大丈夫です。
それから、指で取る場合は、傷つけないように、飼い主さんは爪を短く切って、やすりでなめらかにしておきましょうね。
鼻の奥の方にあるものも、取り除かないで大丈夫です。自然と外に出てくるまで待ちましょう。
猫の口周りの汚れの落とし方
口の周りは、ご飯の食べかすがついてしまって、汚れやすい部分です。
ただ、通常の猫ちゃんはご飯を食べ終えた後は、自分で顔の周りをきれいに掃除します。(グルーミング)
場所によっては、自分で掃除がしづらい部分があったり、汚れ度合いがひどかったりすることもあるので、その場合は、目の周りの汚れと同様に、ぬるま湯で濡らしたコットンを用意し、毛の流れにそって拭き取ってあげるとよいですよ。
長毛の猫ちゃんだと、汚れが毛に絡まって固まってしまうことがあるかと思いますが、その場合は、濡れたコットンでふやかしてあげてから、優しくコームでとかしてあげると取ることができます。
汚れや皮脂を放置してしまうと、「猫ニキビ」といったぶつぶつのニキビができてしまうこともあるそうです。
もしもこのような、あごニキビができてしまった場合や、顎が赤くはれている・しきりにあごをかいている場合は、動物病院へ連れて行ってみてもらいましょう。
猫のお尻周りの汚れの落とし方
排せつをすると、お尻周りが汚れることがあります。
こちらも、猫ちゃんが自分でグルーミングをしてきれいにしてしまうため、神経質になりすぎる必要はありません。
基本的には、触らなくてOKです。
肛門周りの毛の生えていない部分は、粘膜からの続き部分で非常にデリケートな部分ですので、念入りに拭いたり、何度も拭いたりすると、すり傷ができて炎症が起こったり、赤くはれてしまったりするからです。
ただ、軟便や下痢気味だと肛門周りにうんちがついてしまっていたり、特に長毛の猫ちゃんは、毛に汚れが付着してしまいがちだったりします。
また、太っている子も、自分で毛づくろいが届かない場合があります。(人間が太ってしまうと靴下を履けなくなるのと同じですね笑)
そういう場合は、人間がお手入れしてあげるのがよいでしょう。
放置したままだと、肛門に炎症を起こしてしまったり、肛門嚢炎になってしまったりするからです。
うちのシニア猫くろくんは、肛門嚢炎に4回もなっています。その体験談も記事にしています。
水を嫌がらないこの場合や、汚れがひどい場合は、38℃ほどのぬるま湯で洗い流してあげるか、洗面器の中にお湯(36℃~38℃)をためて、そこにしばらくお尻をつけてあげて汚れを落としてから、やわらかいガーゼやコットンで軽くおさえるように水気をとってあげるとOKです。
うちの子は水が嫌いな子が多いので、泡タイプの洗い流さなくてよいシャンプーをお尻につけて、ぬるま湯に濡らしたガーゼやコットン、もしくはおしりふきシートで拭きとってあげるとよいですよ。
うちの子がいつも使っているシャンプーはこちら↓
このシャンプーは泡タイプなので、お尻にシュッとしても、液体のように垂れてくることがありません。
なので、お尻にシュッとしてあげてそのまま放置し、そのあと濡らしたガーゼやコットンで拭きとってあげると簡単にきれいになります♪
長毛の猫ちゃんの毛にうんちがついてしまった場合、まだ固まっていないときはコームやノミとりブラシで、毛の根元から毛先に向かって優しくといて、うんちを取り除いてあげましょう。
時間が経って固まってしまっている場合、コームでとくと毛がひっかかって痛いので、その場合は、ぬるま湯で濡らしたガーゼやコットンをそっと数十秒から数分の間あててふやかしてあげてからとりましょう。
猫のその他の汚れの場合
部分的ではなく、体全体が汚れている場合もあると思います。
定期的に体の汚れを落としてあげべき・その方が望ましいとされているのは以下の猫ちゃんです。
- 毛がない猫
- 皮膚病などにかかっている子
- ひどく汚れている子
- 野良猫
- 毛が長い子
- 年をとっていたり体が不自由でうまくグルーミングが出来ない子
- 体から臭いがする子
- フケが多く出る子(飼い主が猫アレルギーの場合)
猫をお風呂に入れてあげた方がいい場合
皮膚病にかかっている猫や、ひどく汚れている猫、野良猫の場合は、お風呂に入れたり特別な処置をしてあげた方が良いと思います。
皮膚病にかかっている猫ちゃんの場合ですが、この場合は自分でお風呂に入れてもいいのですが、可能であれば動物病院で診察を受けて相談したほうがいいと思われます。
というのも、猫のシャンプーというのは、「猫の体や毛を綺麗にするため」という「美容的な」概念で、毛に対してアプローチをしています。
ただ、この場合必要なシャンプーというのは、「皮膚病を改善するため」という皮膚に対してのアプローチが必要な「薬用」シャンプーです。
ですので、それ専用のシャンプーでの入浴が必要となります。
薬用シャンプーというのは、大きくわけると4種類あるらしく、
- 抗菌性シャンプー:細菌やマラセチアの増殖を抑える
- 角質溶解性シャンプー:フケや脂を減らす
- 保湿性シャンプー:保湿する
- 止痒性シャンプー:かゆみを減らす
と、それぞれに合ったシャンプーを使用しなければなりません。
また、野良猫を保護した場合は、
- ノミダニが気になる
- 黒い・土や泥などの汚れが目立つ
- 油汚れやペンキなど特殊な汚れがある
などが気になるかと思います。
まず、家の外から拾ってきて、ノミやダニが気になる場合は、お風呂に入れてあげるのが良いですが、薬で対処したほうが確実な上にストレスフリーなので、無理やりお風呂に入れる前に、動物病院でお薬をもらう方が先決です。
我が家でも今年の夏に外で鳴いていた子猫を保護しましたが、溝や排水管を出入りしていたことから、体が汚れていたので、家でお風呂(洗面台にぬるま湯をはって、シャンプーで洗う)に入れましたが、シャンプーだけでは完全にノミダニ対策は出来ませんでしたので、そのあと病院へ連れていきました。
その際、「別に問題はないですが、体を洗う前に連れてきてもらった方が、ノミダニの駆除薬(スプレータイプでした)は効きますので」と言われたので、ノミダニ対策のみに特化する場合は、まず病院へ連れて行ってあげるとよいでしょう。
野良猫を保護した時のお話はこちらを参照下さい↓
また、成猫でなかなか手が付けられない場合や、油汚れや、化学的な物質による汚れ、シャンプーでは落としきれなさそうなひどい汚れの猫ちゃんの場合も、病院で相談した方が確実です。
過去に、猫が外で工業用の油まみれになってしまったり、家猫が脱走して汚れてしまったりした際に実際に行った処置法をご紹介している人がいたので、ご紹介しておきますが、こちらはあくまで参考程度で。(結構荒業もありましたので・・・)
病院に電話して相談し、判断を仰いでみるのが一番よいでしょう!
実際に試したと紹介されていた方法
- 無添加石鹸(スノール)で洗う
- 落ちない場合は、食器用洗剤で何度か洗う(メイク落とし洗顔フォームも落ちるが猫の肌に合わないため注意。地肌をこすらないようにする)
- 重曹やベーキングパウダー(小麦粉を使ったという人も)を茶こしで体に振りかけて油分を吸わせ、ブラシでとく⇒シャンプー
- 動物病院で毛を丸刈りにする(皮膚から吸収される毒性のものであれば、丸刈りにした後、シャンプー)
食器用洗剤で洗いましたよ、という方々。猫の皮膚にとって大丈夫なのかな・・・という心配はありますが、応急処置という感じでしょうか。
うちはまず、ジョイとかの食器洗い用洗剤で洗います。(最近はいい香りのもあるので)
※メイク落とし洗顔フォームもよく落ちますが、猫によっては肌に合わないようです。
そのあと、シャボン玉石鹸などの舐めても安心な無添加石鹸で洗います。
無添加石鹸じたいも洗浄力が良いので、シャボン玉石鹸とかで洗ってみて、ダメなら食器洗いの洗剤で洗ってみてください。
食器洗いの場合、地肌はこすらないようにご注意ください。
猫が油まみれになってしまいました。 – 室内で飼っている猫なんですが、先日散歩… – Yahoo!知恵袋
内の猫も、有りました!動物病院で、丸刈しました。
仔猫の頃 夜中に台所に忍び込み 油ポットに下半身を突っ込んでしまった事がありました。 当然シャンプーでは落ちないので 食器用洗剤で三回位洗いましたら ヌメリが取れました。 一度では 全然取れません。
重曹等の粉をふきかけて、汚れを吸着し、乾燥させてから落とすのが非常に効果的とのことでした。
どの程度の効果があるか、灰色になるほどの汚れが想像できないのですが、一度重曹を直接振りかけてブラッシングしてみてはいかがでしょう。 重曹はケーキに入れるベーキングパウダーと同じものなので猫が舐めても安全です。
弱アルカリ性なので、皮脂などの脂汚れが落ちるし、糞便は酸性汚れなので、弱アルカリ性の重曹がマイナス効果になる事はないと思います。また、重曹は消臭剤としても使いますのでニオイを取る効果もあると思います。
そして、汚れが完全に乾燥して落ちる & 皮脂と一緒に重曹で落とす をブラッシングで繰り返し、固形物の汚れを落としてからシャンプーするなり、濡れたタオルで拭くなりした方がお湯をかけたシャンプーよりいいかもしれません。
食用のベーキングパウダーが一番細かくて安全です。ガーゼにベーキングパウダーを包んでポンポンと叩くと全身にまぶしやすいと思います。
毛並みに逆らってブラッシングしたりして地肌までしっかりベーキングパウダーをまぶせば、皮脂や汚れも落ちやすいと思います。重曹は石けんの助剤(洗浄効果を高める)にも使うので、シャンプーする時はその前にまぶしてブラッシングすれば尚良いと思います。
動物病院で尋ねるのが最適だと思いますが、アイデアのひとつになるかと思い回答いたします。
臭いが一番お困りでしょう。猫さんが寝ているときに食用の重曹を茶漉しで半身に振りかける。また別の機会に残り半身に。柔らかな刷毛でおとす。
ホットタオルで拭き取るのもオーケー。 次のお風呂で無添加のシャボン玉スノールという洗剤をあわ立てて洗う。猫用シャンプーでは落ちない油性の汚れが落ちるのを期待して。でも毛が生え変わるのを待つのがベストかと思います。
単純に土や泥などで汚れている場合は、猫用のシャンプーで洗ってあげると綺麗に落とすことが出来ます。
猫のお風呂の入れ方
猫をお風呂に入れる際の手順としては、
- ブラッシングをする
- ぬるま湯で体を十分に濡らす
- 猫用シャンプーで体を優しく洗う
- すすぎ残しが内容にきれいに流す
- ドライヤーで乾かす
ブラッシングをして、汚れを表面にかきだし(毛の絡まりをほぐす)35℃~38℃のぬるま湯で水圧を強めずに、シャワーヘッドを猫の体に密着させて皮膚までしっかり濡らしましょう。(お尻や後ろ足から、徐々に顔に近づけていく)
シャワーの音が怖い子は、タオルやスポンジに水を含ませてぬらしてあげたり、洗面器や洗面台に水をはって、そこにつけてあげて少しずつ濡らしてあげるとよいでしょう。
猫専用のシャンプーをお湯で薄め、お尻や背中、後ろ足から洗っていきます(ごしごしと強くこすらず、指の腹で優しく洗う)
長毛種の場合は毛が絡まないように、手で包むようにして汚れを落としていきましょう。
しっかり洗えたら、シャンプーが残らないようにしっかりすすぎます。
タオルでしっかり水気を拭きとってから(タオルを体に押し当てて水気を吸わせる)ドライヤーを、頭部から、毛の流れに逆らうように当て、くしやで毛の流れを整えて乾かします。
猫をお風呂に入れなくても汚れを落とせる場合
上記の猫ちゃん以外は、基本的にはお風呂に入れなくても汚れを落としたり、きれいな状態を維持してあげることができます。
(もちろん、お風呂に入れることが出来る子であれば、頻度を守れば入れてあげてもOKです)
まず、毛のない猫ちゃんは皮膚に皮脂が溜まりやすいので、皮脂にほこりやごみなども吸着しやすくなります。
こういうタイプの猫ちゃんです↓(スフィンクス)
ですので、毛のある猫ちゃんよりも、人間がお手入れしてあげる必要が高まります。
飼っている人曰く、お手入れしないと、皮膚がどうやら少し油っぽくなってくるそうです。
毛がないせいか、スフィンクスの体はちょっとオイリー。しっとりなのですが、微妙に油臭いんです。 汚れもたまやすいので、朝晩濡れタオルや蒸しタオルで拭いてあげないと皮脂が溜まって汚なくなってしまいます。
だいたい1週間~2週間に1度はお手入れしてあげた方がいいとのこと。
毛が長い子や、体が不自由でうまくグルーミングが出来ない子の場合は、思う様にきれいにグルーミングができず、全体的にきれいにすることが難しい場合があります。
長毛の子は、短毛の子よりもお尻回りがどうしても汚れやすいため、それが原因となってニオイにも繋がってしまうこともあるようです。
結局年に2、3回くらいしかお風呂に入れられず、臭くて困っています。
お尻周りですが、家のも時々残りを付けたまま歩いています(笑) そのたびに確保してティッシュで拭った後、蒸しタオルで仕上げ拭きをしています。 月一でお風呂に入っているせいか、お尻が匂って気になることはないですよ。
お尻周りの汚れの落とし方については、先程ご紹介した通り、洗い流さないシャンプーを使ったり、濡らしたコットンやガーゼで拭き取る・おしりふきシートを使ったりする方法をお試しください^^
長毛の猫ちゃんをもしもお風呂に入れる場合は、ペットショップやトリマーの方の意見だと、月に1度入れてあげる方が良いという意見でした。
ただ、病院の先生からすると、お風呂にはいれなくてもいいのとのことでした。
トリマーさんが知恵袋に回答している意見↓↓
頻度は、皮膚のためにも月1です。
実際の飼い主さんの意見↓↓
ペットショップの店員さんには月に一度はシャンプーしてくださいと言われ、動物病院の先生にはシャンプーしなくても大丈夫と言われました。
ノルウェージャンを飼っていますがシャンプーしたことはありません。 うちもペットショップの店員さんには月一くらいでと言われましたが、動物病院の先生には入れる必要なしといわれました。
また、長毛種の子をお風呂に入れてあげる場合は、必ずブラッシングしてあげてからにしましょう。
長毛の子の場合は、体にできてしまう毛玉対策でもお風呂にいれるという目的があるそうですが、しっかりブラッシングしてあげないとむしろお風呂にいれたせいで毛が絡んで毛玉になってしまう可能性があるからです。
また、猫アレルギーだから、極力フケが出ないようにきれいにしたい、と考えたりもしますよね。
私もアレルギーなのでわかります・・・
猫アレルギーの克服・症状を出さずに猫と暮らす方法は以前記事にしましたので、是非そちらも合わせてご覧ください!
(そちらで、実は予想外のものが猫アレルギーの原因となっていることも紹介しています☆)
普通に毛づくろいできていれば、フケは目立たないそうですので、フケが出るようだと毛づくろいが下手な可能性もあります。
ですので、キレイにできるように人間がフォローしてあげるとよいのですが、フケを綺麗にしたいから、という理由だけでお風呂に入れるのは逆効果になったり・意味がなかったりすることもあるそうです。
専門医の方いわく、洗うことによってより一層乾燥肌をよんでしまうとのこと。
洗うと油分が取れて乾燥肌になり、余計にフケが出やすくなります。
「猫にお風呂は必要なのか?専門医に聞いてみた」サライ さんより
よって、うちのくろくんは高齢である関係もあるのか、少しフケが気になるんですが、お風呂に入れずにある方法で定期的にキレイにしています。
猫をお風呂に入れずに簡単に汚れを落とす方法
お風呂に入れなくても、汚れが落とせる場合の汚れについてお話しましたが、早速お風呂に入れずに汚れを落とす方法を2つご紹介します。
どちらも簡単にできる方法なので、是非試してみてくださいね。
我が家の場合 洗い流さないシャンプーを使う
まずは我が家でよくやっている方法ですが、洗い流さなくてよい猫用シャンプーを使ってお手入れしているんです^^
実際に使っているのはこちら↓↓ お尻の汚れの落とし方でも紹介したものです。
洗い流す必要がないので、水が苦手な猫ちゃんでも大丈夫!
また、乾かす必要ももちろんないので、ドライヤー嫌いの猫ちゃんでも大丈夫!!
猫にとってストレスフリーにきれいにすることが可能なんですよ。
人間としても、猫をお風呂に入れるのは、一大イベント。結構骨が折れる作業かと思います。
でも、これだったらものの数分で完了ですから、猫にとっても人間にとっても、一石二鳥です。
実際の使い方ですが、このシャンプーは、ポンプ式になっておりまして、
シュッとおすと、泡状のフォームがでてきます。
(これは少しだけ押しただけなので、本来はもっと出ます)
これを猫の体につけて、汚れが目立つ部位などに、手でしっかりなじませてあげます。
あとは、タオルでふき取ってあげるだけ!(全身がしっかり濡れている場合は、そのあとタオルドライかドライヤーをします)
たったこれだけ!簡単でしょう??
猫にとっても、あっという間に終わっちゃいますし、マッサージ的な感じでやってあげると喜んでいますよ♪
うちのロシアンブルーの凶暴化については、下記にまとめています↓↓
ロシアンブルーが凶暴化するのはどんな時・なぜかを子猫の時から成猫迄遡って考察してみた
先程紹介したとおり、お尻回りのケアなど、部分的にも使用出来ますから、長毛種で都度お手入れが必要な子でも簡単にお手入れ可能です。
また、フケが気になる場合も、これでシュッとして濡れたガーゼでふき取ってあげるだけでOK。綺麗になります。
泡タイプなので、毛の奥まで泡が届いてくれて汚れを浮かせてくれます。
それに泡タイプなので、液体タイプよりも簡単にふき取ることができますし、これは完全無香料!
猫は自分以外のにおいがしてしまうと、必死になめてにおいを消そうとします。
これならニオイがしないので、安心ですね。
もちろん、猫がなめても大丈夫な、100%天然素材で安心安全♪
除菌と消臭も期待できるそうです。
猫にシャンプーをする際は必ず無香料・かつ猫用の専用のシャンプーを使ってください!
猫用じゃないと皮膚に刺激が強かったり、ニオイがするとそのニオイをかき消そうと過剰なグルーミングにも繋がるからです。
ちなみに、フケが気になる子には、乾燥を防ぐために、猫用の化粧水なんてものもあるんですよ!
シャンプータオルというシート状のもの(ウェットシートみたいなもの)もあり、これも便利です!
こちらはちょっと足を拭いたり、よだれなどで毛が固まっている際に拭いたりしてあげるのもいいです。
結構大きいシートなので、全身を拭くのも問題なくできます。
蒸しタオルで拭いてあげる
なかなかじっとしていない猫ちゃんや、広範囲をしっかりと拭いてあげたほうが良い猫ちゃんには、蒸しタオルでふんわり包みながら拭いてあげるのがおすすめです。
体を温めることもできるので、リラックス効果や血行を良くすることも見込めます^^
やり方としては、
- 猫の体に合わせた大きさのタオル(柔らかい素材のもの)を用意する
- 38℃くらいのぬるま湯につけて固く絞る または 水で濡らしてレンジでチンする(500Wで1~2分。温度に注意)
- 温度を確かめてから、タオルを猫ちゃんにかぶせ、顔(目、口、耳)を優しく拭く
- 体を拭く場合は、首、肩、前脚、背中、お腹、腰、後脚・しっぽ、お尻の順に拭いてあげる
- 乾いたタオルで拭く またはドライヤーの弱風で乾かす
蒸しタオルは、ガーゼ素材など軟らかいものを使用するのがおすすめです。
猫ちゃんをマッサージで癒してあげるようなイメージで、優しくふいてあげましょう。スキンシップの一環だと思って、積極的に声掛けをして様子を見ながらやってあげてください。
猫の汚れに合わせて落とし方を変えてみよう
いかがでしたでしょうか?
基本的に、猫にお風呂は不要なので、本日紹介したような汚れの落とし方で問題ありません^^
猫ちゃんにとっても、飼い主さんにとっても、ストレスなく綺麗な状態を保ちたいですものね!
是非、お風呂問題で悩んでいた方の参考になれればうれしいです!!
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