【体験談】猫の肛門嚢炎は再発するの?再発時の症状や処置法・費用を教えます

猫 肛門嚢炎 再発

こんにちは。諭吉です。

すっかりご無沙汰しており、久しぶりの投稿になります。

以前、うちのくろくんが「肛門嚢炎」という病気にかかってしまい、そのときの症状や処置方法などをご紹介しました。

猫 肛門嚢炎 症状体験談│猫が肛門嚢破裂・肛門嚢炎に!自然治癒する?当時の費用や症状・治療法を公開!放置はOK?

実は、最近またくろくんは、肛門嚢炎になってしまいました・・・可哀想に・・・

今日はその体験を踏まえて、改めて肛門嚢炎についてお話していきたいと思います。

肛門嚢炎ってどんな病気?

以前の記事でもお話しましたが、改めて簡単に説明しますね。

肛門嚢炎とは、猫ちゃんの「肛門嚢」という器官に炎症が起こる病気です。

猫 肛門嚢炎

「肛門嚢」とは、猫ちゃんの肛門の近くに存在していて、肛門腺から分泌される液体を一時的に貯めている場所です。

具体的な場所は、画像の水色矢印で示している2か所です。

どうして肛門嚢炎になるのか?

肛門腺からは液体が分泌され、本来であればそれが外に排出されるのですが、この液体がどんどん蓄積されてしまい、その溜まった分泌液の中で細菌が繁殖することで炎症が起こります。

肛門嚢炎の兆候・主な症状

兆候

うちのくろくんは、前回も今回も、お尻付近をずっとなめていることから、異変に気付きました。

通常猫は、おしっこをした後や、うんちをした後に、自分でなめて綺麗にすることがありますが、普段から常になめ続けることはありませんよね。

しかし、肛門嚢炎になるとしきりにお尻(肛門付近)をなめまくります。

なめすぎて毛がはげるくらいになめ続けるんです。

こうした行動が見られた場合は、肛門嚢炎を疑った方がいいかと思います。

症状

分泌液を一時的に貯めているところを「肛門嚢」というのですが(そこで炎症を起こすから「肛門嚢炎」なのでしょうね)分泌液が排出できないと、ここに分泌液がどんどんたまっていってしまいます。

じゃあ最終的にどうなるかわかりますよね?

風船に空気を入れ続けるのと同じです。

嚢炎が耐えきれなくなり、破裂してしまいます。

すると、中から血や膿のようなものが放出します。

どろっとした粘液が出たり、または固体が出ることもあるそうです。

この炎症を起こすととっても痛いらしく、だからお尻を執拗に舐めるんですね。

「破裂したら痛そう!」と思うのですが、実はこの破裂するまでの段階が一番つらいのだそうです。

そのため、猫ちゃんは自ら自分のお尻を咬むこともあるそうです。(そして大体の飼い主さんが破裂してから気づくとか)

前回のくろくんの場合も、完全に破裂する前に気が付いたので、病院にすぐ連れていったのですが、今回は前回の経験もあったので、割と初期の段階で病院に連れていくことができました。

このまま放っておいた方が痛くないのかな?今連れていった方がいいのかな?

と疑問だったのですが、先に述べた通り分泌液が出ずに溜まって炎症を起こしている段階が一番つらいとのことだったので、見つけたその日にすぐ病院に行きました。

治療法

前回見てもらった病院と違う病院で処置をしてもらったのですが、前回と全く同じ手順でした。

肛門付近を指でぐっとおして、中にたまった液体を絞りだすのです。

(これが多分とてつもなく痛いと思います・・・普段「シャー」なんか言わない温厚なくろくんが「シャー」といっていたくらいですから)

今回も結構どろどろのものが溜まっていたらしく、獣医さん曰く「硬い歯磨き粉をぐっと押してペーストを出すときくらい硬い」とのことでした。

そんなに強い力で押されたら余計痛いですよね・・・(´;ω;`)

ただ、やはり手段としては中に溜まった液体などを出すしかないようです。

それから、今回の病院では、抗生剤なのか注射を打たれました。

そして前回同様、抗生物質を出されてまた1週間後に病院に来るよう指示されました。

抗生物質は前回は1種類のみでしたが、今回の病院では2種類でした。

小さい丸い錠剤1つと、1つの錠剤を細かく砕いたものを1つ、毎日1回飲ませました。

これが苦いのか、ご飯に混ぜても全然食べてくれないですよね・・・

結局最終的に口に放り込むことになります(;^_^A

経過観察

1週間後、再び病院に連れていくと、またお尻をぎゅっと押されて中身を出されました。

(猫的には痛すぎて「もう勘弁!!!」だと思います)

そしてまた注射をしてもらい、1週間分お薬をもらって、また1週間後来るように言われました。

更に1週間後に行くと、傷口も治りつつあるので、また処方する薬を飲んだらあとは大丈夫です。と言われ通院終了。

この時は2種類のうち、細かく砕いた方の薬は1日おきに減り、もう1つの錠剤は今まで通り毎日1回の処方に代わりました。

今回は計3回の通院にて終了でしたが、前の病院では、計2回の通院で済みました。

1回行って処置してもらって、翌週また行って傷口の具合を見て、問題ないと判断された上で追加のお薬を数日分もらって終了でした。

よって病院によって対応はまちまちだなと感じました。

気になる傷口の直り具合ですが、あらかた治るまでは大体2週間はかかりますね。

今回肛門嚢炎になってから本日で大体2週間ほど経過していますが、大分傷口は落ち着いてきつつあります。

治療にかかる費用

これも病院によってまちまちですが、前回の病院では確か4000円~5000円弱ほどだったかと思います。

今回の病院では、正確には7020円かかりました。(一度目の診察時の金額です)

細かい内訳は

  • 初診料 1600円
  • 注射代 2500円(これが前回なかったです)
  • 投薬料(毎日飲ませるものです) 1400円
  • 処置料(手で液体を絞り出した処置です) 1000円

それに消費税を足して、しめて7020円です。

前回の病院は、初診料が500円程度でかつ注射がなかったので、やはり大体5000円ほどだったのではないかな、と思います。

肛門嚢炎って再発するの?

気になるのはここかと思います。

やっぱりあんな痛そうな思い、2度としてほしくないですもんね。

結論から言うと、「あります」

現にくろくんは、5月頃にこの病気になってから半年と少し経過した頃にまた肛門嚢炎を発症したからです。

しかも、同じ部分です。

上でも説明した通り、分泌液を排出する部分は肛門の右下・左下の計2か所にあるのですが、くろくんは前回も今回も右側で症状が見られました。

左側より右側の方が排出されにくくなっているんですかね・・・

前回お世話になった病院では、前回も書いたように、一生ならない子もいれば、体質によっては何度か再発する子もいるよと言われましたが、やはり再発するのも珍しいことではないのですね。

くろくんは家で飼い始めてから6年近く経ちますが、今までそんなことは1度も起きていなかったため、獣医さんも「おそらく再発の心配はないだろう」と仰って下さいましたが、この1年の間ですでに2回発症しちゃいました。

直接的な原因としては、分泌液が分泌できず肛門嚢に溜まったから、ではありますが、他にも何らかの要因があるのかもしれませんね。

例えば、高齢化とか。

年を取るにつれ、分泌されにくくなって、発症のリスクが若い頃に比べると高くなるのかもしれません。

もしくは、くろくんの場合、泌尿器系の病気になってからは、うんちが硬くなるご飯を食べているせいで便秘がちだったのですが、それが原因かもしれないし。

ただ、この便秘に関しては、解消するための薬を処方してもらっており、以前よりは快便になったにも関わらず今回また再発したので、関係ないのかもなぁ、と思っています。

再発を防ぐには

再発を防ぐためには、分泌液が蓄積されないようにするしかないと思いますが、前回の記事でも書いた通り、素人がやると危険かもしれないので、定期的に病院を受診して、先生に絞り出してもらうのがいいのかもしれませんね。

まとめ

  • 肛門嚢炎は再発する!
  • 処置法は基本的に液体の絞りだし・抗生物質の投薬
  • 値段は病院にもよるが、今回は7000円ほど(保険適用前)
  • 再発を防ぐには定期的に病院を受診する必要があるかも

いかがでしたか?

誰でも起こり得る肛門嚢炎、症状や処置法を予め頭に入れているだけでも全然違うと思うので、是非参考にして頂ければと思います^^

 

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