こんにちは。ゆきちです。
猫の耳掃除、ちゃんとされていますか??
うちはほっとくとすぐに汚くなるので、出来る限り定期的に観察して見て、汚れが見られたら行っています。
とはいえ、耳掃除って一体どこまでやればいいのか、そしてどれくらいのペースでやっていいのか迷いませんか?
ここまで掃除していいのかな?これ以上奥を触るのは痛いのかな?って思ったり・・・
気になったので、調べてみました!
また、うちの猫は爪切りも耳掃除も嫌がって非常に激しく暴れます^^;
爪切りはまだいいですが、耳掃除は暴れられると危険なので、かなり気を使っています・・・
どうやって、極力暴れられないように耳掃除をしているのか、上手く綺麗に耳掃除するにはどうしたらいいかなど、我が家で行って効果のあった具体的な方法もご紹介したいと思います!
猫に耳掃除は必要か?
そもそも、猫の耳を掃除することは必要なのでしょうか?
実は、意見は様々で、した方がいいという意見と、猫に耳掃除は必要ないという意見がありました。
ただ、まったく耳掃除が必要ではない、というわけではないようです。
直立している耳の猫ちゃん(ロシアンブルーや雑種の猫ちゃんなど、いわゆるよく見られるスタンダードな耳ですね)の場合は、汚れが目立った時のみ掃除してあげると良いのです。
耳が汚れていないのに、無理やり定期的に掃除する必要はありません。
逆に掃除をしすぎることで、耳を傷つけてしまう恐れがあります。
また、完全に解明されたわけではありませんが、耳垢にもちゃんとした役割や機能があると考えられてもいるのです。
そもそも耳垢とは、耳の中にある皮脂腺や汗腺から分泌されるたんぱく質や脂質が混ざり合ってできた塊に、皮膚の剥がれ落ちた残骸が混じったものだそうです。
研究によると、人間の耳垢の場合、黄色ブドウ球菌(感染症を引き起こす恐れのある菌です)が存在しているところに、耳垢を置いて24時間放置すると、耳垢の周囲の菌が繁殖しなくなったのだそうです。
これは耳垢に含まれる「リゾチーム」という抗菌力の高い物質が、菌の繁殖を妨げたためだと考えられているのだそうです。
このように、耳垢は、耳の入り口に存在することで、抗菌薬として細菌感染から守っているという働きや、皮脂を分泌することで、耳が過度に乾燥するのを防いでいるという可能性があるかもしれないのです。
よって、神経質にならず、頻繁で過度な耳掃除は控えるようにしましょう!
ただ、折れ耳の猫ちゃんの場合は、耳が閉じていて、耳が直立している猫ちゃんに比べると、空気の通りが悪く、耳の中で汚れが溜まりやすく、雑菌が繁殖しやすいのだとか。
なので、折れ耳の猫ちゃんに関しては、他の猫ちゃんよりも、特に気を配って、汚れがたまりすぎないように掃除してあげる必要があるようです。
耳掃除は頻繁にせず、耳の入り口付近の汚れが気になったときにだけ行うこと!
ただ、定期的に耳の中を確認して、異変が起きていないかを観察するようにすること!
耳掃除をしないと病気になる?耳垢で病気がチェックできる?
耳掃除をしすぎないのも、問題が生じます。
耳垢が溜まってしまうと、猫が自ら足の爪で耳垢をとろうとしたり、耳を掻こうとしてしまうからです。
それを放置してしまうと、頻繁に耳を掻いてしまうことで、耳周りの毛がはげたり、皮膚を傷をつけて出血してしまったりします。
そこからばい菌が入って、炎症を起こしてしまう可能性もあります。
猫って、ちゃんと爪切りをしていたとしても、何度も同じ個所を掻いてしまうので、意外に簡単に血が出てしまったり、傷になってしまったりするものです。
体質によって、皮脂を分泌しやすい子は、耳垢が生じやすくなりますが、耳垢を放置したままでいると、外耳炎になってしまう可能性もあります。
また、耳掃除を頻繁にしなくとも、耳の中の環境は頻繁に(定期的に)チェックしてあげることが必要です。
観察することで、いち早く耳の異常に気付き、病気の早期発見につながる可能性も高くなるからです。
耳掃除をしたことがある方ならお分かりいただけるかとおもいますが、猫の耳垢は、だいたい茶色っぽい汚れで、すこし湿っています。
この汚れの量が異常に多かったり、強いかゆみを伴っている場合、またくさいニオイがする場合は、外耳炎の疑いがあります。
また、乾いた粒上の黒い汚れがたくさんある場合は、耳ダニの寄生や、マラセチア(酵母菌)の感染の恐れがあるそうです。
これらが悪化すると、やはりかゆみから耳の周辺を掻いてしまって耳を傷つけることになってしまいます。
また、耳垢がないのに、しきりに耳を気にしているようであれば、中耳や内耳に問題がある場合や、アレルギー皮膚炎の症状として耳をかゆがっている可能性もあります。
そのような状態が見られる場合は、病院に連れていって、獣医さんに相談してみましょう。
ちなみに、くろくんは以前、耳を頻繁に掻いていて、耳周りに傷ができてしまったことから、病院に連れていったところ、
耳ダニがいるかもしれないと言われ、耳に洗浄液を入れたりと治療がなされましたが、その後、熱を出して朦朧とし、死んでしまうのではないかというくらいに弱ってしまいました・・・
参考程度に、耳の状態からわかる病気の可能性について、まとめておきますね。
耳垢がたまっている・耳が黒ずんでいる・耳がくさい⇒外耳炎・耳ダニの可能性
耳が腫れている⇒耳血腫
音への反応が鈍い⇒中耳炎・内耳炎の可能性
猫の耳掃除をする頻度はどれくらい?
では、いったいどれくらいの頻度で耳掃除をしてあげればよいのでしょうか?
期間としては、汚れたら、なのでまちまちですが、だいたい平均すると、2週間に1度くらいでしょうか・・・
頻度に関しては、調べてみると、1週間に一度を目安に、とされているページもありました。
耳かきの頻度は1週間に1度が目安です。耳の中をチェックして、あまりにも黒ずんでいるようだったら軽く掃除してあげます。
ただ、これまで調べてみた通り、汚れが目立ってきたら都度掃除してあげるという程度でよいと思いますので、特に細かい決まりは決めず、猫それぞれのペースに合わせて掃除するとよいでしょうね。
他にも実際に猫を飼ってらっしゃる方は、どうされているのか調べてみました。
「汚れがたまってきたら耳掃除」で大丈夫ですよ 人間も、あんまりやりすぎるとよくないですしね 飼い主さんのクセになってしまっている場合は、我慢我慢ですよ 室内で飼っている犬や猫はそんなに汚れませんし、最低でも週一回位にしてあげてください
猫の場合ですが、頻繁にする必要はないそうです。 汚れた時だけすると良いそうですよ。 あまりしすぎると、粘膜が傷つき、外耳炎になりやすいそうです。 うちは酵母菌が繁殖しやすい体質の猫なので、汚れたら掃除しています。
1ヶ月に1度くらいの割合で 猫の耳チェックをして 汚いようなら 動物病院から買った洗浄液を綿棒に染めらせて 掃除します。 毎日は、ダメです。乾いた綿棒もダメです。耳が傷付くかもしれません。
特に病気でもないのなら、そんなに頻繁に耳掃除をする必要はありません。外に出る犬や猫なら、週に一度ティッシュなどを指に巻き、耳の内側を拭いてやるだけで十分です。耳の中の汚れは自然と外に出てくるものです。
耳が悪くないのに耳掃除するのはやめてください。シャンプーの時などにチェックする程度でいいです。やりすぎると炎症をおこします。但し、以前に外耳炎を患った子は再発しやすいので、定期的なケアが必要です。 また、現在汚れがたくさん出てくるなら、慢性化しないうちに、病院での治療をお勧めします。
うん、やはりやりすぎはよくないようですね。
季節的には、温度が上がってくる春から夏かけて、耳垢が出やすくなります。
また湿度が高くなる梅雨の時期にも分泌物が増えますので、この時期に耳垢が増える猫ちゃんもいます。
効果的でかつ正しい耳掃除の方法やおすすめのグッズは?
猫の耳掃除の正しい方法
それでは、猫の耳掃除の正しいやり方をご紹介します。
基本的には、コットンやガーゼを水や耳掃除用のクリーナーで湿らして、掃除してあげるだけでOKです。
力を入れてごしごしこするのではなく、猫の耳の皮膚は見たまんま、とても薄いので、やさしく、丁寧に撫でるように拭いてあげましょう。
拭くときのスタイルとしては、コットンを折りたたんで、親指と人差し指で挟んで優しくふくか、指にコットンをまきつけて拭くとよいでしょう。
なかなか中をふき取りにくい場合は、耳を軽く引っ張って、中が良く見えるようにしてから拭くとやりやすいですよ。
(強く引っ張らないように注意!)
ただし、耳の中に垂れないように、コットンに含ませすぎないようにしましょう。
また、耳に直接イヤークリーナーを垂らして、耳をもんであげて汚れを浮かすという掃除方法もあるそうですが、これは素人や耳掃除に慣れていない人にはあまりおすすめできないとも言われています。
というのも、猫の耳の中に液体がたまると、中耳に障害がおきて「斜頸」という症状が出てしまうことがあるからだそうです。
中に入った液体は、首を振れば出てくるし、そのうち乾燥するので大丈夫、と説明されている場合もありますが、やはりちょっと心配ですよね。
また、もしも猫の鼓膜に穴が開いている場合にこの掃除方法をとってしまうと、中耳に液体が流れ込んで、中耳炎の原因になってしまいます。
やはり動物病院でお願いする方が賢明かと思いますし、日頃から綺麗にしていれば、そのような方法で掃除する必要もありませんよ^^
なので、コットンを使って、定期的に綺麗に掃除するよう心がけましょう~
その際、コットンにつけると効果のある良いイヤークリーナーを紹介します☆
動物病院でも使われているようで、レビューもとても良い商品です。
耳の中に注いで掃除する、という方法でも使われる洗浄液のようですが、これをコットンに浸してふいてあげるだけで十分です。
これは、液体に浸したシートが100枚入っているので、それで耳をふいてあげるだけでOKなので、楽ですね^^
また、綿棒を使用した掃除は、猫の耳の内部の皮膚を傷めてしまう恐れがあるので、使用すべきではない、とされています。
また、指にコットンを巻き付けて掃除をする場合は、爪が伸びていると猫の耳を傷つける可能性がありますから、必ず爪が伸びていない状態で掃除するようにしましょう。
耳掃除をする箇所
耳掃除をする場所は、目で見える範囲のみをふき取り掃除するのみでOKのようです。
猫の耳の中の道は、L字になっています。
ですので、折れ曲がった先は素人では触らない方がよいので、折れ曲がるまでの目に見えるところだけを掃除してあげましょう。
耳掃除を嫌がる・嫌いな猫に暴れられずに掃除ができる方法
我が家で実際に行っている方法をご紹介します。
うちのルーンちゃんは、基本的にお手入れが得意ではありません。
耳掃除もですが、爪切りも・・・
爪切り嫌いの猫ちゃんでも爪切りを無事に終える方法はこちら↓↓
ロシアンブルーは凶暴か?に関しては以下の記事にまとめています。↓↓
美しい猫の品種・ロシアンブルーの性格は凶暴?特徴とかわいい魅力教えます│ペットに迎えたい方へ
ロシアンブルーが凶暴化するのはどんな時・なぜかを子猫の時から成猫迄遡って考察してみた
歯磨きに関しては危害が及ばないと学習したからか、嫌がりはするものの、暴れたり攻撃したりしません。
歯磨きのおすすめのやり方はコチラ↓↓
歯磨き出来ない猫もできるようになる歯磨きのコツとおすすめの磨き方を紹介!│歯磨きは必要か
最近やっとわかってきたんですよ。
私を攻撃したいとか、凶暴なのではなく、単純に自分に痛いことや怖いことが怒るのが怖くて防御しようと必死に威嚇してるだけなんだなぁと。
なので、怖くないよ、痛くないよ、ということをわかってもらえばいいだけの事なのです。
ですので、我が家で気をつけていることと、耳掃除嫌いの子でも、耳掃除を行えるようにする方法は、
- できる限り早く終わらせる
- よしよしと、なでながら、怖くないよと声をかけながら行う
- こら!じっとしなさい!などと怒鳴ったり怒ったりしない
- どうしても嫌がる場合はすぐに離してあげてまた別の機会に行う(嫌な記憶を植え付けない)
- おわったらおやつをあげる、おやつでつる(笑)
- 一日で一度に掃除せず、何回かにわけて掃除する
- 猫がリラックスるしているときに行う(寝ている時、寝起きがねらい目!)
をこころがけておこなっています。
一番大事なのは、嫌がったら必ずすぐにやめることと、リラックスしているときに行うことです。
耳掃除やその他お手入れを嫌がる子は、何かしらお手入れに対して嫌~な印象を抱いている可能性が高いです。
ですので、無理やり強要するのはやめるようにしましょう。
トラウマになってしまうとさらにやりづらくなってしまいます。
猫は勘がいいので、お手入れされる!とすぐに気付いて身構えてしまいます。
なので、猫が極力リラックスしているときを狙いましょう。
また、こうしたお手入れをスムーズに行うためには、日頃から、飼い主さんが猫を触るように心がけ、猫が触られることに慣れるようにしておくことが大事です!
スキンシップのついでに、耳を少しずつ触るようにしてみて下さい。
慣れてくると、耳を触っても嫌がらないようになります。
そうなると、耳掃除が非常にやりやすくなりますよ^^
あとは、やはり耳掃除や耳を触られることに恐怖を感じている可能性もあるので、怖くないよ~と声をかけたり、なでなでしたりしながら掃除をすすめてあげると良いです。
じっとしないからと、「こら!」とか「ダメ!」とか怒鳴ったり怒ったりしては絶対にいけません。
それから、極力すぐに終えること!手際よくパパっと!
もたもたしていると、嫌がってしまい、どんどん不安とストレスを増大させてしまいます・・・
是非、試してみて下さいね
まとめ
本日は猫の耳掃除や猫の耳垢についてお話しました。
耳掃除の正しい方法を身につけて、猫ちゃんの健やかな耳を維持してあげましょう!
同時に、耳掃除が苦手な猫ちゃんも多いと思いますので、ぜひ今日紹介した方法を試してみて欲しいと思います!
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