2022年版・猫との生活の必需品

うちの抱っこ嫌いの猫でも抱っこできるようになった4つの対策と嫌がられる理由とは・臭いや抱き方が原因?

猫 抱っこ 克服法

こんにちは。ゆきちです。

毎度お馴染みではありますが、うちには元野良猫のくろちゃんと、しろくろくん、そしてペットショップ育ちのロシアンブルーちゃんがいます。

猫を飼っていらっしゃる方の中には、「抱っこ問題」を抱えていらっしゃる方もおおいのではないでしょうか。

もちろん、我が家ももれなく悩んでいます(笑)

くろちゃんは抱っこしてもなーんにも抵抗も反抗もせず、されるがままですが、

くろちゃん

まあ、これも飼い猫の運命というか、しゃあないかなっていう

しろくろくんは脱走、

しろくろくん

おい!!!放せっ!!!!おりゃあ~!

ロシアンちゃんは抱き上げた瞬間に「うにゃあ!」とイヤそうな声をだし、シャーシャーと威嚇する始末。

ロシアン

いにゃああああぁ!!!!下ろせよこのヤロオおおおおおおぉ!!!!

くろちゃんの状態がデフォルトだと思っていたので、猫って難なく抱っこさせてもらえるものだと思ってたのに・・・(こんなはずじゃなかった)

飼い主さんは猫ちゃんを抱っこしたいのに、猫ちゃんがあまり抱っこを好きじゃないという一方通行の片思いは辛いですよね・・・

しかし!

もしかしたら、抱っこの仕方を今と少し変えるだけ、抱っこする時をちょっと変えるだけで、猫ちゃんの怒りを買わずに抱っこできちゃうかもしれませんよ!

我が家の猫ちゃんに効果があった方法をお教えしたいと思います^^

是非お試し頂き、猫ちゃんとのスキンシップで至福の時をお過ごしください♪

ロシアンちゃん

なんでか知らんけど、人間って私らをすぐ抱っこしたがるよね。

まあ、抱っこされてもええかな~って私が思う方法を今日はお話するで~

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そもそも猫って抱っこは好きなの?

ズバリ!いいますと!

猫ちゃんは抱っこが苦手な子の方が多いようです・・・(飼い主にとっては悲報ですね)

中には、子猫の頃から人間と暮らし、抱っこされてきたことでそもそも抱っこに慣れている猫ちゃんや、性格的に穏やかで甘えん坊の猫ちゃんは、抱っこが好きなこともあるようです。

猫が抱っこを嫌がる理由

うちの抱っこ嫌いな2匹にインタビューしてみましょうか。

しろくろくん

抱っこって何か気持ち悪いんだよね~

なんか、あの体制、落ち着かないっていうか

ロシアン

そーなの!!いつも抱っこされたくない時に限って勝手に抱っこしてくるし!

ホントやめてほしいよにゃ!

どうやら猫ちゃんたちなりに色々と不満があるようですね(^^;

猫が抱っこを嫌がる理由はいくつかあります。

抱っこという体制に違和感を感じる

まずは、しろくろくんも言っていましたが、そもそも猫は抱っこという体制になれていないことが原因の1つのようです。

人間の赤ちゃんは、小さいころからお父さんやお母さんに抱っこされて育ち、それが愛情表現の一種であると感じることができますが、猫ちゃんはお母さんに抱っこしてもらうことはありません

猫のお母さんは、赤ちゃんの首もとを口でくわえて運びます。

ですので、そもそも抱っこという体制がなんだか落ち着かない上、それが愛情表現とイコールでは結びつけられないのでしょうね。

その上、人間側の都合で抱っこしたいときに抱っこをするので、自由な環境を好む猫からすると、「捕まった!!!」と感じてしまうかもしれませんね。

性格的に抱っこを嫌がる

もともと性格的に人間とドライに付き合いたいクールな猫ちゃんもいれば、「構って~!!!」というわんちゃんみたいな全力投球なベタベタ甘えん坊の猫ちゃんもいます。

後者の猫ちゃんよりも、前者の猫ちゃんの方が抱っこを好まないであろうことは易く想像できますよね。

不安定な姿勢への警戒心

初めの理由でも述べましたが、猫ちゃんにとって抱っこされるということ自体がもはや違和感アリアリの行為です。

それだけでも気持ち悪く感じるでしょうに、それに加えて抱っこの体制が悪いと、もっと気持ち悪く感じます

ゆきち

抱き方がおぼつかなかったり、上下に揺らしたりして不安定な体制にしてしまうと、本能的に警戒心の強い動物である猫ちゃんは恐怖を感じてしまいます。

育ってきた環境

子猫の頃から人間によく抱っこされ、抱っこになれている、もしくは抱っこが怖いものではないと認識している子は、抱っこをしやすいでしょう。

しかし、なかなか抱っこされることに慣れていなかったり、何かトラウマがあると嫌がってしまうため、その猫ちゃんが育ってきた環境に大きく左右されるでしょう

しかし、うちの猫ちゃんであるくろちゃんは、野良猫で6年近く外で暮らしてきました。

きっと猫をよく思わない人間から悪さをされたこともあったでしょうし、まして野良猫時代は抱っこをされたこともなく育ってきたと思います。

にも関わらず、彼は抱っこを好んではいないものの、大人しく抱っこされています。

ゆきち

ここからも、その猫ちゃん自身の性格や、抱っこの仕方によって抱っこ好きになるかどうか変わってくるとも言えると思います。

人間のにおい

人間にイヤなニオイがついていて、それを抱っこされたときに不快に感じるからかもしれません。

猫は人間よりもはるかに鼻がききます。

ですので、人間には気にならないニオイでも不快に感じる可能性があります。

ゆきち

抱っこして人間と距離が近づくことで、香水や化粧品、タバコの猫にとってイヤなニオイがより一層強まり、嫌がるのかもしれません。



じゃあ、どうすれば抱っこさせてくれるようになるの?

それでは、本題です。

我が家が行っている抱っこトレーニングをお教えいたしましょう。

抱っこさせてくれそうな雰囲気の時を狙う

先ほどもお話ししましたが、猫は基本的に自由を好みます。

ですので、自分の気持ちが乗り気でない時に触られたり、抱っこで束縛されたりすることを非常に嫌がります

我が家では、ロシアンちゃんが私の傍を通ったときに、背中を撫でてみます。

気分が乗り気でない時は、サッと触られるのを避けたり、小走りで逃げたりします。

そんな時は決して無理やり抱っこしてはいけません!我慢です!!

ゆきち

猫ちゃんの背中を撫でても嫌がったり逃げたりせず、そのままされるがままになったらチャンス!!!

抱っこの仕方を変えてみる

実は、うちのロシアンちゃんは、抱っこの仕方を変えることで、抱っこを嫌がりにくくなったんです!

ゆきち

飼い主さんがイヤで拒否しているのではなく、この「抱っこの仕方」が原因で猫に嫌がられている可能性が高いと思います!

①あおむけ抱っこ

以前は、ひょいと持ち上げてお腹が上になるあおむけ状態で抱っこをしていました。

人間の赤ちゃんを抱っこするような形です。

首元(頭)と、お尻のあたりを腕で支える感じです。

くろちゃんはいつもこの抱っこの仕方です。

特に嫌がる様子は見せません(長く抱っこしていると下ろしてほしそうにはしますが)

ですので、ロシアンちゃんもこの抱っこの仕方で抱っこしてみたのですが、とてつもなく嫌がりました・・・

②テディベア型抱っこ

次は猫ちゃんの背後からそっと近づきまして・・・ひょいと。

飼い主は座った状態で、両手で猫ちゃんの両腕をわきの下からすくい上げるようにし、足の上にお尻を置く形です。

猫 抱っこ 方法

こんな感じですね。テディベアっぽい体制なので、私が勝手に「テディベア抱っこ」と名付けました(笑)

しかし持ち上げた瞬間に、体をよじらせて逃げられることが多発。(もうだめだぁ~)

③対面型抱っこ

そして、「もしかしたらお腹を見せるのが嫌いなのかもしれない!」と思いたち、猫ちゃんとお腹同士対面する形で抱っこしてみました。

猫 抱っこ

理想形はこの上の写真のような感じです。

が、抱っこする以前の問題でした。

抱っこしようと持ち上げた瞬間に、両前足、後ろ足を私の胸に思いっきり突っ張って、全力で嫌がられました・・・泣

④横向き抱っこ

そしてそして、諦めることなく粘り強く挑戦し続けて(猫からしたらいい迷惑ですね)ようやく行き着いた抱っこの仕方が・・・!

『猫ちゃんが横を向くように抱っこする』方法です。

背後からそ~っと忍び寄り、両腕を脇の下からすくいあげ、猫ちゃんの体を横にしながら、お尻を支えます。やり方的には②のテディベア型抱っこに似ています。

猫 抱っこ 克服

こんな感じです。横を向かせてお尻を支える。

この時のポイントは、

  • お腹が見えないように、少し背を丸めるようにして抱っこしてあげる。
  • 出来る事なら、立った状態ではなく、座った状態で体で包み込んであげるようにして抱っこする
  • 体をぴったりと密着させる

こうすると!!!

あんまり嫌がらない!!!!

「うにゃあ~」とは言われるけど、今迄みたいに身を捩ったり突っ張ったりしない!!!!

奇跡だ!!!!感動だ!!!!!

 

コレです!!!

ようやく努力が実を結びました・・・!

やはり、抱っこの体制は重要のようです!!

注意

必ず片手でお尻を支えるようにしてください。そうしないと、猫ちゃんが自分の体重の重みでぶら下がっているような状態になってしまい、腕を脱臼してしまう恐れがあります。

抱っこは猫ちゃんと体を密着させて

これも大切なポイントなのですが、猫ちゃんを抱っこする際、必ず体に密着させるように抱っこしてあげてください。猫ちゃんを覆う様に。

ゆきち

すると、猫ちゃんは落ち着きやすくなります。

猫は狭いところや囲まれた環境を好むという習性を持っています。そのためその習性をうまく利用するのです!

猫ちゃんの体になるべくぴったりフィットすることで、狭い空間にいるような安心感を与えてあげるのです♪

猫ちゃんの面白い習性について調べた記事も書きましたので、コチラも参考にしながら生活の中に彼らの習性をうまくとりいれて利用してあげてみてください^^

猫 段ボール 狭いところ 好き猫が狭い所で寝てて出てこない!なぜ?ナント猫のご先祖様にヒントが!

抱っこしたあとは、いい気分にさせる

抱っこをできたら、「いい子だね~!」とほめる

もしくは、うちの子はお外を見るのが大好きなので、抱っこしたまま窓の傍に連れて行って、外が見えるようにしてあげます

「車走ってるね~」

「お!!!見て!!!鳥が飛んでる!!!」

という感じで。

そしたらもう、ノリノリです(笑)

あんなに嫌がっていたのに、身を乗り出して外を見て、抱っこされていることを忘れています。(シメシメ)

ゆきち

抱っこされる=いいことがある

という方程式を植え付けるのです・・・(フハハ)

嫌がったらすぐに放す

これも大切です。先ほどの等式と同じです。

抱っこ=いいこと です。

嫌がっているのに抱っこし続けると、「逃げないとヤバい!!!」「抱っこされたら二度と逃げられない!!!

と思う様になってしまいます。

ですので、私は嫌がられたらすぐ放すようにしています

ゆきち

以上、これらの方法を根気強く実践し、半年後には抱っこ大好きにゃんこに育て上げるのが私の今の野望です!!!

まとめ

  • 猫はそもそも抱っこは好きじゃない
  • 抱っこの体制がミソ
  • 嫌がったらすぐにやめる 抱っこ=いいこと と思わせる

いかがでしょうか。

うちの抱っこイヤイヤにゃんこたちが、少しは大人しく抱っこさせてくれるようになった方法をご紹介いたしました。

なにごともすぐにはよくなりません。猫ちゃんの気持ちに寄り添いながら、根気強く猫ちゃんに付き合ってあげましょう

ゆきち

きっといつか、抱っこ大好きな猫ちゃんになってくれるはずです!!

その日を夢見て、一緒に頑張りましょうね~^^

きょうも きみのにゃんこポイントが 1ポイント あがった!