2022年版・猫との生活の必需品

【猫の安全なフードの見分け方】今のエサは危険かも?カギはミートミール!

猫 フード 安全

こんにちは。諭吉です。

先日、愛用しているおやつの成分を調べてみたという記事を執筆致しました。

猫 食品添加物 おやつ【驚きの事実判明】猫が大好きなおやつに危険なモノが!?調査してみた件

その時に、私は「猫ちゃんたちにあげるご飯を選ぶ際に必ず注目している点が2つある」という話をしました。

いまやペットを飼う人は昔よりも格段に増えたこと、その上ペットに対する健康意識の高まってきたことに伴って、色々な会社から様々なフードが発売されています。

選択できる幅が広がったのは嬉しいことでもありますが、逆に飼い主を悩ませることにもなっていると思います。

こんなにたくさんフードが売られているけど、一体どれを買えばいいの?」と。

諭吉もそのうちの1人です。たくさんあればあるほど、それぞれ商品の謳い文句があります。

それって本当なの?と思ったり、体にいいものはどれなの?と思ったり。疑問だらけです。

大切な飼い猫ですから、健康で長生きしてほしいと思うからです。

生命維持のために欠かせないことのうちの1つが食事です。なんなら食事が一番大事なのではないかとも思っています。

直接口から体内に入り、そしてその食べ物から栄養を摂取して生きていくわけですから。

諭吉もこのあたりに関してはまだまだ勉強中ではあるのですが、現時点で、フードを買う際には必ず気を付けていることが2つあります。

今日はそのうちの1つについてお話できればなと思います。

ゆきち

どれが1番いいフードなの?と一度はネットで検索したことがある人も多いのではないでしょうか。

諭吉もそのうちの1人です!

最低限着目している点を今日はご紹介するで~

実際に購入しているフード

我が家の3匹衆は、それぞれ皆食べているご飯が違います。

くろくんは尿路疾患により、食事療法をせねばならないため、必ず決まったご飯を毎日食べています。

くろくんの尿路結石のお話はコチラを参照ください☆

ちなみにくろくんが食べているのは、獣医さんのおススメで「ヒルズのプリスクリプション・ダイエット™(特別療法食) <猫用> c/d™ シーディー マルチケア コンフォート ドライ」というものです。

プリスクリプション・ダイエット 療法食 猫用 CDマルチケアコンフォート

その前は「ロイヤルカナン pHコントロール2 ドライ」と「ロイヤルカナン pHコントロール0 ドライ」を食べていました。

ロイヤルカナン 療法食 PHコントロール2フィッシュテイスト ドライ 猫用

今の動物病院にかえてからはヒルズを与えています。

しろくろくんは「ヒルズのサイエンス・ダイエット™ アダルト 成猫用 1歳~6歳 まぐろ」を与えています。

 

サイエンスダイエット アダルト チキン 成猫用

ロシアンちゃんは以前までは「ロイヤルカナン Vets Plan™ フィーメールケア」というのを与えていました。

ベッツプラン (Vets Plan) 療法食 ロイヤルカナン Vets Plan フィーメールケア ドライ 猫用

現在は7月から、ホントつい最近です。

ロイヤルカナン ユリナリーケア」というものをあげています。

いずれもいつもAmazonで購入しています。

フードを選ぶ際の注意点

実際3匹とも違うご飯をかっていて、それを選んだ理由もそれぞれ異なるのですが、その中でも「注意している点」は3つとも共通しています。

それは「ミートミール」というものを含んでいるかいないかです。

では、例として、ロシアンちゃんが食べている「ユリナリーケア」の成分を見てみましょう。

肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、

植物性分離タンパク*、米、小麦、

動物性脂肪、植物性繊維、コーングルテン、

加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、とうもろこし粉、

ビートパルプ、酵母および酵母エキス、大豆油、魚油、

マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、アミノ酸類(DL-メチオニン、タウリン)、

ミネラル類(Cl、Ca、Na、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、

ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、

酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

*超高消化性タンパク(消化率90%以上)

上記を見ても「ミートミール」というものは含まれていませんね。

では、「ミートミール」っていったい何なの?と思われている方もいるかもしれないので、ご紹介しますね。

ミートミール

直訳すると、「ミート」=「meat」=「肉」のことです。「ミール」=「meal」=「あら粉、粉、食事」のことを指しますが、おそらくここでは「粉やあら粉」という意味で使われているかと思います。

そう。簡単に言うと、「ミートミール」≒「肉の粉」というところでしょうか。

では専門的用語ではどうでしょう。

AAFCO(Association of American Feed Control Officials, アメリカ飼料検査官協会)のガイドラインによると、

Meat Meal is the rendered product from mammal tissues, exclusive of any added blood, hair, hoof, horn, hide trimmings, manure, stomach and rumen contents except in such amounts as may occur unavoidably in good processing practices.

AAFCOの公式サイト」より

諭吉の直訳にはなってしまいますが・・・

ミートミールとは、哺乳類動物の組織から得られる(産物)ものである。

その生産物とは、血や髪、ひづめ、角、耳、糞(直訳では肥し)、胃や胃の中のもの(内容物)(ただ、適切な処理を実行してもやむを得ずある程度は生じる(残る)かもしれない)を含まない。

という意味かと。(爆)

数年振りに中学英語以上の英語を訳しましたため、大目に見て頂けると幸いです・・・(;^_^A

まあ、何が言いたいかというと、上で諸々あげた部分以外の部分のことをミートミールと呼びますよ、ということですね。

よく勘違いして「ミートミールは血や爪、髪の毛などをごちゃごちゃにした粉末なんです!」と説明していらっしゃる方もいますが、一応この組織の定義では、「含まない(exclusive of )」です。

ちなみに、日本における定義(肉副産物の)は、

日本国内では枝肉を生産したあとの副産物と枝肉から正肉を取りのぞいた骨を合わせて「畜産副産物」

としているようです(一般財団法人 日本畜産副産物協会さんより)

にゃに?じゃあただのお肉の粉ってこと?

だったら何の問題もにゃいじゃにゃい。

ロシアンちゃん

おお、急にロシアンちゃんが登場しましたね・・・(笑)

まあその通りなんです。なので、何のミールかをきちんと表記してあれば、いいのかなとは思うのですが、1つだけ懸念すべき点がありまして。

4Dミートって聞いたことありますか?

アメリカの基準で、お肉のランク付けがされるのですが、

 

  • Dead(死んだ動物の肉)
  • Dying(死にかけの動物の肉)
  • Diseased(病気の動物の肉)
  • Disabled(障害のある動物の肉)

以上4つの状態の動物の肉を頭文字をとって4Dミートと呼ぶそうです。

もちろん、人間の食用には適さないので、飼料用やペットフード用として使われることとなります。

そうです。ミートミールには、この4Dミートが使われている可能性も否めないという意見が多いのです。

それは本当なのでしょうか・・・

実はこの4Dミートを使っているかどうかはパッケージを見たり、フードを直接見てみたところでわかりません。鶏肉や豚肉を使っているとは書いていたとしても、「去年死んだ鶏」とか「皮革製品用に皮を剥がれたあとの牛を使用」とか書いてませんもんね(;^_^A

しかも、さっきの定義からすると、骨も入っているという・・・こと・・・かな?(笑)

うーん・・・それはそれで骨に含まれる栄養とかもあるのかもしれないけど、あまりいい気はしないですねぇ。私的には・・・

たしかにそれはちょっと心配になるねぇ

ロシアンちゃん

ただ、確かに猫ちゃんだって人間に飼われる前は野生動物だったわけで、そんなときは自分で狩りをして捕まえた動物を食べていたんです。

その時も、骨はさすがに食べていないかもしれないけど、内臓とかも食べていたかもしれませんよね。そう考えると人間が潔癖になりすぎてるのかなぁ、とも思ったりしたのですが、やっぱり諭吉的には、ちょっと怖いです(笑)

健康体の動物であるかどうかなんて確認しようがないし、骨ってきくとどうしても狂牛病とかを連想してしまって・・・

そもそもミートミールを使うワケ

そもそも何で普通のお肉じゃなくてミートミールを使ってるんだろう・・・という疑問が浮かぶわけです。

ある人によれば、「メーカー側が費用を抑えて量をかさましするため、見栄えを良くするため」と言っている人もいれば、「骨や内臓に含まれる栄養も取り入れるため、乾燥させて粉にすることで、水分を含む生のお肉よりたくさんタンパク質を摂取できるようにするため」と言っている人もいたり・・・

どちらの理由もあると思います。コスト削減のためにかさましとして使用している会社もあれば、栄養価を高めるために良質なミールを使用しているところもあるのでしょう。

ですから全てのミールが悪いわけではないです。新鮮なお肉をミールにしている商品もあるようです。

では、どうやっていいものと粗悪なものを見分けたらいいかが知りたいですよね。



少しでも安心できるご飯を選ぶ私なりの基準

  • 値段
  • ミールの種類
  • ミールの含有量

に注意して見てみるといいと思います。

注意

これにさえ気を付けていたら必ず大丈夫というわけではありませんので、その旨は予めご承知おき下さい。

まず値段ですが、キャットフード自体の値段があまりにも安いものは、コストもそれだけかかっていないということです。

やっぱりいいお肉やお魚、野菜などを使おうと思えば、仕入れるためにそれなりのお金は必要になりますよね。

ということは、あまりにも安すぎる場合は、コストを下げるために、安く手に入れることができる粗悪なものが使われている可能性もなきにしもあらずですよね。(安いものが悪いと決めつけているわけではないですよ)

次に注目すべき点は、ミールの種類です。

ちゃんとしたものには、「チキンミール」だとか「ポークミール」だとか、「サーモンミール」などとミールの種類(お肉の種類)が記されているはずです。

特に何の説明なく「ミートミール」と書かれていれば、もしかしたら色々な哺乳動物が使用されている可能性もなきにしもあらずですね。(ここは要チェックなので保留でお願いします)

最後に含有量です。

おやつでもごはんでも、成分表ってあるのはご存知ですか?

パッケージの裏とか側面とかに、商品名や原材料を記してあるところです。

あの欄付近に、このご飯にはどんなものを使ってますよ~って書いてあって、この「ミール」に関してもそこに記載があります。

そしてこの原材料の記載なのですが、入っている割合が大きいものから順に書かれています

先ほどのロイヤルカナン(ユリナリーケア)の例でいうと、「肉類(鶏・七面鳥)、とうもろこし・・・」という順で表記されていました。

ということは、このご飯でもっとも大きい割合を占めている原材料が鶏や七面鳥のお肉ということです。その次にとうもろこしが多く含まれています。

そうです!ミートミールが初めの方に書いていれば書いてあるほど、避けたほうがいいかと思います。

たとえば「肉類(鶏・七面鳥)・・・チキンミール・・・」とかなら、主原料がお肉なので、粉上にしたミールを他の材料と混ぜ合わせるためのつなぎとして使っているのかな、という感じがします。

ただ、「米、とうもろこし、ミートミール・・・」といった感じだとどうですか?

主成分が炭水化物な上に、初めて出てくる肉類がミートミールです。これはちょっと栄養素的にも不安ですよね・・・

というわけで、私は「値段」「種類」「量」で判断してご飯を選んでいます。

基本的に諭吉が現在選んでいるご飯はそもそも「ミール」を使用していないものだと思います。

ミールが決して悪いものだと言っているわけではありません。良質なミールもあるんですよ。

良質で評判がいいキャットフードなどにも「チキンミール(鶏と限定されていますね)」が使われているケースもあります。

ただ完璧に見分ける方法というのは、私自身もまだまだ勉強中ですので、難しいです。

ですので、現段階では諭吉はミールを含んでいないご飯を選ぶようにしています。

とはいえ、それが確実に安全かと言われれば、そうとも言い切れないと思います。

ミールでなくチキンやラムと書かれていても、それがもしかしたら4Dのチキンやラムかもしれない。

4Dではないとはいえ、鳥インフルエンザを防ぐための薬をたくさん与えられた鶏かもしれない。

と、疑い始めるときりがないからです。

気にしすぎるのも毒かも・・・?

ペットフード 基準

確かに目に見えない工程があるというのは不安ですよね。

ただ、日本にも一応ちゃんとペットの安全を守るための法律が存在しています

ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)」という法律で、ペットフードの製造方法や成分規格が定められているのです。

昔アメリカで、メラミンを含んだエサを食べたわんちゃんや猫ちゃんが大量に死んでしまったことがあり、なんと日本でもメラミンを含んだエサを輸入していたことが判明したことを受けて、定められた法律だそうです。

結構つらつらと書いてあったのですが、全文読んでみました。

簡単にかいつまむと、

ペットフード安全法

  • 規定された成分量を超えたものや禁止されたものを含むエサは製造も販売も輸入も禁止
  • ここで言われるペットフードは毎日のご飯はもちろん、おやつやサプリ、療法食なども当て嵌まる
  • 販売するフードには「名称」「原材料名」「賞味期限」「製造者の名前と住所」「原産国」を表記することが義務付けられている
  • 違反者には罰則(罰金や懲役刑)が課される
  • 農林水産省は有害物質の含まれているフードが作られたり輸入されたりした場合はその業者に廃棄を命じることができる
  • 問題が起きた場合は立ち入り検査や報告を課すことができる

という内容でした。

ちなみに、フードの製造や販売の基準・規格は「愛玩動物用飼料の成分規格等に関する省令」というもので定められているので、気になる方は見てみてください。

ただやっぱり規定されているとはいえ、農薬は不使用というわけではありませんし、アメリカで大量死するきっかけとなったメラミンも使用していいことにはなっています。

まあ、いいというのは適当な数値を掲げていっているわけではなく、ちゃんとした専門家が出した数値なので影響はないのかなあとは思いますが・・・

ただ毎日あげるものなので、不安な点は残りますね。

また上記に加えて、ペットフードは誰でも扱えるものではなく、必ず販売者・製造業者・輸入者は国に届け出なければいけませんし、どこかからペットフードの原料を輸入した場合にもそのことを帳簿に記載しておくようにとか、調査機関が求めればその帳簿を提出させたり、原材料を集取したりすることができるようにもなっています。

原材料名の表記が義務付けられているのであれば、表記されていないもの以外は使われていないのではないのかなぁ、と思います。規則には、「原則的に添加物を含む全ての原材料を表示」と書かれています。

もし使っているのに表記していなければ、この法律に違反することになりますよね。

ただ、詳しくは記載していないという可能性はあるかなとは思います(ミールが何のミールかを記載していないとか、それこそフードに使用している野菜に農薬が使われていた、とか)

そして、ここに注目しました。第7条にある項目なのですが、

次に掲げる愛がん動物用飼料の使用が原因となって、愛がん動物の健康が害されることを防止するため必要があると認めるときは、農業資材審議会及び中央環境審議会の意見を聴いて、製造業者、輸入業者又は販売業者に対し、当該愛がん動物用飼料の製造、輸入又は販売を禁止することができる。

一 有害な物質を含み、又はその疑いがある愛がん動物用飼料
二 病原微生物により汚染され、又はその疑いがある愛がん動物用飼料

愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」より

とあるのです。

あれ・・・?4Dミートは?(笑)

まあこの書き方だと、これ(いわゆる4Dミート)が原因で健康が害されたという根拠がない限りは禁止できないのかな、(ということは、影響がでないものとして現在も売られているのか・・・?)とも思えますが、一応国としては、それが原因で健康を損ねたとわかった場合は、こうしたものを使用したフードは売れないようにする、ということですよね。

思ってたよりかは心配しなくても、大丈夫なのかも・・・?

にゃるほど。

猫ちゃんやワンちゃんに与えるものは、使用できる物質や量が規制されているかもしれないけれど、

さらにその家畜たちが食べてるエサが危険なモノっていう可能性はにゃいの?

ルーンちゃん

なるほど。例えば猫ちゃんたちに与えるチキンが食べているものがそもそも安全なのか?ってことですね。

それも実は法によって定められているということが調べてみてわかりました。「飼料安全法(正式名称では「飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律」というそうです)」というものがありました!

以前は飼料に対して品質改善を主眼としていましたが、近年になってそれに加えて安全性の確保が必要だということで制定されたものです。

飼料安全法

  • 飼料を与える家畜として対象になるのは、鶏や豚、牛、山羊(馬は対象外)、すずきやぶりなどの魚類
  • 製造業者・輸入業者・販売業者はペットフード安全法と同じく届け出が必要
  • 飼料や飼料添加物の製造や使用、保存方法や表示に関して基準を設ける
  • また、飼料や添加物の成分に関しても規格を定める
  • 基準に合わない方法で製造したり、販売したり、輸入した場合には懲役刑や罰金刑に処される
  • 有害な物質を含んだり含んでいる可能性がある飼料など、病原微生物に汚染された飼料など、使用経験が少ないことから有害でないという確証のない飼料などのせいで家畜の安全が阻まれたと認められ禁止されたにも関わらず販売・製造・輸入などした場合には、懲役刑や罰金が科せられる

といった内容です。(「FAMIC」と「飼料安全法のてびき」より)

飼料に使っていい物の基準などは細かく決められており、ここでは詳しくは表記しませんが、(気になる方はコチラをご参照ください)「飼料添加物として指定されているもの以外の抗菌性物質は含んではならない」「有害な物質を含んだり病原微生物に汚染されている(もしくはその疑いがある)物質を含んではならない」などと書かれています。

その上、飼料を作った業者の名前や住所、原材料名や量、商品名、製造年月や製造場の住所や名称を表記するように定められていました。ペットフードの場合と似ていますね。

残留農薬、重金属、かび毒、メラミンについては基準値を設定されており、BSE(牛海綿状脳症いわゆる狂牛病ですね)蔓延の防止に関して飼料規制を実施することなどが定められています。

こうして、ペットが直接食べるフードだけではなく、それに使われている家畜などへの飼料(この場合で言う鶏が食べているエサ)の安全管理も、国によって行われているようです。



結局安全なのか?そうではないのか?

ここからは私の個人的な意見ですので、興味のない方は読み飛ばして頂いて構いません。

大事な猫ちゃんに毎日与えるものなので、やはり安全で体にいいものをできる限り与えたいと思います。

そういう思いがあったからこそ、今回これについて調べてみました。

ただやはり野放しになんでもありになっているわけではなく、ちゃんと国で基準を決めて規制しています。その基準に従えなかった場合には罰則も与えられます。

こうした法があり、規制や調査がされている以上、目を覆いたくなるような粗悪なものや、そぐわない製造方法で作られているものはあまりないのではないか・・・と思ったりもします。違反すると罰則も与えられますし。

ただ、幾つか気になった点は確かにあります。

あからさまにそれが原因で猫ちゃんたちに害を及ぼすこととなった場合に初めて有害な物質を含む飼料や、病原微生物を含む飼料を禁止するという文言。

はじめから禁止しているわけではなく、問題があるとわかったときに禁止するの?と思いました。私の読解力不足かもしれないので、また後日じっくり読もうとは思いますが。

もう1つ。フードや、フードに使われている家禽に対する飼料に関して法で定められてはいますが、農薬を決して使うなとか、カビ毒や重金属も一切使うなというわけではなく、この値までなら使っても大丈夫、という形になっています。

おそらく専門的な方々が話し合い、決めた数値でしょうから、でたらめだとは思いません。与えても問題ないと思われる数値を実験などを通してはじきだしたのでしょう。

ただ、全く入っていないとはいえないし、それを毎日摂取し続ければ毒になるかもしれないし、それは今の我々には未知なことなのです。

専門的な知識や経験がない限り、その判断はできないし、動物たちが守られているかを判断する情報はあくまで法律などの文面にすぎないのです。残念ながら現場を知ることはできません。

一体何がいいたいかというと、こうしたことを調べてみたとしても、安全ととらえれば安全だし、安全だととらえない人にとっては安全とは思えない状態に変わりはないということです。

これだけの判断材料のみだと、「基準値が決められているなら安全」と思った人もいれば、「その基準値は何を基にしてだしたんだ、本当に安全なのか」と思う人もいて当然でしょう。

ですので、結局は飼い主さんの判断にゆだねられるのかなと思います。

私は正直よくわからなくなってしまいました。ドツボにはまっちゃいましたね(笑)

ただ、こうした基準も一応定められて、こういう流れでフードが売られてるんだって~ということを示したく今回の記事に書きました。少しでも参考になれば嬉しいです。

今後もう少しじっくり時間をかけつつ、もう少々詳しく色々な資料を見ていきたいと思います。もしご興味があれば、その結果も後日記事にいたしますので、ご覧いただければと思います。

まとめ

綺麗に結論はでていないのですが、さすがに記事が長くなってきたので、今回はここまでとします。

詳しくはまた別の記事にできれば、と思っております。

  • 何の肉かわかるものを選ぶ(チキンやチキンミールなど)
  • ミールの割合をチェックする
  • 値段をチェックする
  • 疑わしき者には手を出さないのも1つの手
  • 心配しすぎも逆に毒かも?
  • 一応日本でもフードに関する法律は存在する
  • 確実な方法は製造元に直接問い合わせて聞いてみること

いかがでしたでしょうか?

きっちりと安全か安全でないかという結論は本日でませんでしたが、また後日詳しく調べてみようと思います。

大事な猫ちゃんが食べるご飯ですものね。

一番確実な方法はやはり会社に直接問い合わせることかな、とは思います。

諭吉も近いうちにできれば直接おうかがいしてみて、ここでそのご回答を紹介できればなと思っています。

大事な愛猫ちゃんに毎日あげるものですから、こだわったものをあげて健康に過ごしてほしいものですね^^

 

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