2022年版・猫との生活の必需品

体験談│猫の肛門嚢破裂が2回再発した…症状や処置法、治療中の状態や費用についてのお話

猫 肛門嚢炎 再発

こんにちは。ゆきちです。

以前、うちのくろくんが「肛門嚢炎・肛門嚢破裂という病気になってしまい、そのときの症状や病院での処置・治療方法、かかった費用などについてお話しました。

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くろくんを飼い始めて6年ほど経った頃でしたが、初めてこの病気になったので、きっと再発はないでしょう、と病院でも先生に言われたのですが、実は、くろくんはその後2度、肛門嚢炎・肛門嚢破裂になってしまいました・・・

ずばり、再発、再再発してしまったということです。可哀想に・・・

今日はその体験を踏まえて、改めて肛門嚢炎についてお話していきたいと思います。

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肛門嚢炎・肛門嚢破裂(こうもんのうはれつ)ってどんな病気?なぜ起きるのか?

以前の記事でもお話しましたが、改めて簡単に説明しますね。

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肛門嚢炎とは、猫ちゃんの「肛門嚢」という器官に炎症が起こる病気です。

「肛門嚢」とは、猫ちゃんの肛門の近くに存在していて、肛門腺から分泌される液体を一時的に貯めている場所です。

具体的な場所は、画像の水色矢印で示している2か所です。

ゆきち
わかりやすく、4時と8時の方向と呼ばれています

猫 肛門嚢炎

その分泌液が上手く排出されないと、分泌物はどんどん濃縮されてゆき、さらに排出されにくくなって肛門嚢内に留まってしまい、炎症をおこしたり、細菌感染を起こしたりしてしまうのです。

そして、肛門嚢破裂というのは、読んで字のごとく、この肛門嚢が破裂してしまう、もしくは猫が自ら破裂させてしまうのです。

分泌液がどんどんとたまっていき、肛門嚢の容積以上になってしまうと、肛門嚢を覆っている皮膚が破れて穴があき、内容物が排出されるのです。

また、炎症を起こすと、痛みを伴うので、それをなめようとして破裂したり、あまりの痛さに自分から噛み切って破裂させてしまうこともあるようです。

ゆきち
うちのくろくんは、3回とも破裂する前に発見できたのですが、猫ちゃんが自ら噛みちぎって破裂させてしまった後だと、傷口の裂傷具合が酷く、縫合手術なども必要になるそうです

 

くろくんの肛門嚢炎の発症回数と発症頻度・期間について

くろくんが初めて肛門嚢炎を発症したのは、飼い始めてから6年後ほど経った、推定12歳の頃の6月のことでした。

それまでは一度もその病気になったことがなく、初めてその腫れあがったお尻を見たときは、本当にびっくりたまげて、破裂する前にすぐに病院に連れていきました。

詳細はこちら↓↓

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病院に連れていき、適切な処置・治療をして頂きまして、「今までその病気になったこともないようだし、おそらく再発はしないと思いますよ~」と先生に言われ、安心しました。

その後、だいたい2週間くらいで傷口は小さくなり、1か月経つ頃には、傷跡はまったくわからなくなりました。

(前回の記事に傷口の写真も載せています)

しかし、その約8か月ほど経った、翌年2月頃・・・

また、肛門嚢炎を再発・・・

その時も、破裂前に気付いたので、すぐに病院へ連れていき、前回同様の処置をして頂き、回復しました。

それからまた半年がたった、同年8月末に、再再発・・・

この時は、便秘が酷くなって病院に通院していた時であり、その際にまた肛門嚢が赤く腫れて、毛がはげていたので(おそらく痛くてなめて禿げている。今までも同様でした)相談したところ、やはり肛門嚢炎だと診断されました。

ゆきち
よって、この1年半くらいの間に3回も発症してしまったのです。

 



肛門嚢炎・肛門嚢破裂の再発時の兆候と主な症状について

肛門嚢炎再発時の兆候と肛門嚢の状態~くろくんの場合~

うちのくろくんは、前回も今回も、お尻付近をずっと執拗になめていることから、異変に気付きました。

通常、猫はおしっこをした後や、うんちをした後に、自分でなめて綺麗にすることがありますが、普段から常にずっとなめ続けていることはありませんよね。

しかし、肛門嚢炎になるとしきりにお尻(肛門付近)をなめまくります。

なめすぎて毛がはげて肛門嚢周りの地肌が丸見えになるくらいになめ続けるんです。

こうした行動が見られた場合は、肛門嚢炎の可能性を疑って、肛門付近を観察してあげてください。

もし、そうであれば、先ほど説明した肛門嚢のあたりを見てみると、真っ赤に腫れた粘膜が、皮膚から張り出しているはずです。

初めてなったときと、2回目になったときは、真っ赤に腫れてぷっくりした粘膜が皮膚から露呈して、周りの毛もなめすぎで抜けていて、白く地肌が見えていました。

きっとそのままなめ続けると、舌がざらざらしているので、破裂してしまうだろうと思い、なめさせるのをやめて、病院へすぐ連れていきました。

3回目になったときは、発見時は今までと同様、皮膚から赤い粘膜が張り出していましたが、赤く露出している粘膜がかぴかぴに乾燥していて、手で表面を触っても痛がることがなく、また表面も触ってみると、ベコベコ?ペコペコ?していました。

ゆきち
表面を軽く押すと、うすーい膜がペコッと凹むような感じです。

1,2回目は、触ることすら躊躇われるほど、ぬめっとてかりがある、the粘膜!という状態のものが皮膚から露出していたので、触りもできませんでした。

 

症状

分泌液を一時的に貯めているところを「肛門嚢」というのですが(そこで炎症を起こすから「肛門嚢炎」なのでしょうね)分泌液が排出できないと、ここに分泌液がどんどんたまっていってしまいます。

じゃあ最終的にどうなるかわかりますよね?

風船に空気を入れ続けるのと同じです。

嚢炎が耐えきれなくなり、破裂してしまいます。

すると、中から血や膿のようなものが放出します。

どろっとした粘液が出たり、または固体が出ることもあるそうです。

この炎症を起こすととっても痛いらしく、だからお尻を執拗に舐めるんですね。

「破裂したら痛そう!」と思うのですが、実はこの破裂するまでの段階が一番つらいのだそうです。

そのため、猫ちゃんは自ら自分のお尻を咬むこともあるそうです。(そして大体の飼い主さんが破裂してから気づくとか)

前回のくろくんの場合も、完全に破裂する前に気が付いたので、病院にすぐ連れていったのですが、今回は前回の経験もあったので、割と初期の段階で病院に連れていくことができました。

このまま放っておいた方が痛くないのかな?今連れていった方がいいのかな?

と疑問だったのですが、先に述べた通り分泌液が出ずに溜まって炎症を起こしている段階が一番つらいとのことだったので、見つけたその日にすぐ病院に行きました。

肛門嚢炎・肛門嚢破裂の実際にやってもらった具体的な治療内容

再発1回目のとき

再発1度目(肛門嚢炎2回目の発症時)は、前回見てもらった病院と違う病院で処置をしてもらったのですが、前回なったときと全く同じ手順でした。

肛門付近を指でぐっとおして、ぱんぱんに腫れた肛門嚢の中にたまった液体を絞りだすのです。

ゆきち
これが多分とてつもなく痛いと思います・・・普段「シャー」なんか言わない温厚なくろくんが「シャー」といっていたくらいですから

 

今回も分泌液が中で濃縮されていて、結構どろどろのものが溜まっていたらしく、獣医さん曰く「硬い歯磨き粉をぐっと押してペーストを出すときくらい硬い」とのことでした。

そんなに強い力で押されたら余計痛いですよね・・・(´;ω;`)

ただ、やはり治療法としては、肛門嚢の中に溜まった液体などを出すしかないようです。

それから、今回の病院では、抗生剤として、注射を打たれました。

そして、前回発症した時と同様、飲み薬として抗生物質を出され、また1週間後に病院に来るよう指示されました。

抗生物質は前回は1種類のみでしたが、今回の病院では2種類でした。

小さい丸い錠剤1つと、1つの錠剤を細かく砕いたものを1つ、毎日1回飲ませました。

ゆきち
これで傷口が化膿するのを防ぎます

このお薬が苦いのか、ご飯に混ぜても全然食べてくれないですよね・・・

お薬嫌いの猫ちゃんにおすすめの、グッズもあります。

これでお薬を包んで、与えると美味しく嫌がらず、投薬ができるというものです!

メディボール 薬 与え方 嫌がる薬を嫌がる・飲まない・吐く猫や犬に!錠剤や粉末の簡単なあげ方│メディボール

 

再発2回目のとき

便秘が酷くなったために、既に通院中だったので、その病院で処置をうけることになりました。(前回と同じ病院です)

まだ私たちとしては、肛門嚢が腫れて、肛門嚢炎を再発しているという確証はありませんでしたから(患部を見る限り、そうかなあ、とは思っていたのですが)一応先生についでに見てもらったところ、「やはり肛門嚢に溜まっていますね」とのことだったので、中身を抽出することに。

発見した時の患部の写真ですが、閲覧注意なので見たい人だけ見て下さい↓

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表面がベコベコに乾燥していたので、濡れている粘膜の時に比べると痛くないと思う、と先生。

細い注射針を腫れてむき出しになっている肛門嚢の表面にぷすりとさし、中身を抽出。

ただ、濃度が高いからか、少ししか抽出できず・・・

次は大きな注射器でリベンジ。

ただ、それでもうまく吸い出せなかったので、やっぱり手で押し出して中身を排出させることに。

やはり非常に痛がったので、ある程度絞り出したところで、中身が抜け出しやすいように肛門嚢の表面をいくつか穴をあけておきます、といわれ、注射器で4か所ほどプスプスプスと穴を開けられました。

その後、前回同様、抗生物質の注射を1本うたれ、飲み薬の抗生物質1種類処方され、また1週間後にくるように言われました。

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穴が開いているのがお分かりいただけるかと思います。

 



処置後の経過観察・回復

再発1回目のとき

1週間後、再び病院に連れていくと、またお尻をぎゅっと押されて中身を出されました。

(猫的には痛すぎて「もう勘弁!!!」だと思います)

そしてまた抗生物質の注射をしてもらい、さらに1週間分の飲み薬(2種類)の抗生物質ももらって、また1週間後来るように言われました。

更に1週間後(1度目の通院から2週間後)に行くと、傷口も治りつつある(塞がりつつある)ので、今回処方する分の薬を飲んだらあとはもう大丈夫です。と言われ通院終了。

この時も処方されたお薬は2種類でしたが、そのうち細かく砕いた方のお薬は1日おきの投与に減り、もう1つの錠剤は、今まで通り毎日1回の投与に代わりました。

今回は計3回の通院(約2週間にわたる)にて終了でしたが、前の病院(初めての発症時)では、計2回の通院(約1週間)で済みました。

前の病院では、1回行って処置してもらって、翌週また行って傷口の具合を見て、問題ないと判断された上で追加のお薬を数日分もらって終了でした。

よって病院によって対応はまちまちだなと感じました。(症状の差は前回とほとんどありませんでしたので)

気になる傷口の直り具合ですが、初めてなったときも、再発1回目も、あらかた治る(傷口が落ち着いてくる)までは大体最低でも2週間はかかりましたね。

再発一回目の時も、大体2週間ほど経過した頃、大分傷口は落ち着いてきつつありました。

再発2回目のとき

初めの処置から1週間後に行くと、抗生物質の注射を1本打たれ、飲み薬(抗生物質。この時は1種のみでした)と、傷口に振りかけるタイプの粉末状のお薬を1週間分処方されました。

飲み薬は毎日1回1錠を与えました。

粉末状のお薬も、傷口が膿まないように、ともらったお薬ですが、なめてしまうとダメなので、つきっきりで様子が見られる時にだけ与えてくださいといわれ、1日1回、しっかり観察できる時間帯にのみ、ぽっかりあいた患部に振りかけました。

この頃はまだ傷口が痛々しくて、赤くて、ぽっかりと穴が開いている状態でした。

本当はもっとグロいんですが、さすがにこれはヤバいと思ったので、その中でもまだましで、かつひどさがわかる写真を載せておきます(が、これも閲覧注意です)

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それからまた1週間後に連れていったところ、ふりかけ状の粉末薬と、注射はナシになりました。

その代わり、飲み薬は継続して同じものを1週間分もらいました。

 

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そしてまた1週間後に連れていくと、傷口の治りが悪く、まだ塞がっていないので、金具でふさぎましょうということで、なんと傷口をホッチキスでバチンと止められました・・・(´;ω;`)

もちろんくろくんは痛がりました。

なかなかの閲覧注意なので、見たい方のみ見てみて下さい↓↓

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ホッチキスを誤ってなめている間に飲み込んでしまうのでは?とも不安に思ったのですが、「レントゲンで調べたらすぐに居場所はわかるので大丈夫ですよ」といわれ、ちょっともやもやしながら帰宅・・・

いままでそのような処置はしなかったし、あともう少しすれば塞がりそうな感じだったので、本当にそれは必要だったのかなあ、と、くろくんの痛がり具合を見ても若干不安に。

確かに、前回は2週間で傷口がだいぶんおさまってたのに比べると、治りが遅い気もしましたが(この通院時点で3週間くらいは経っていたので)それでも全く治っていないわけではなかったですし、やっぱり4か所も穴を開けたのがまずかったのでは?と思いました。

(初回のときは1か所しか開けていなかったので、傷口が明らかに大きかった気もします。)

ゆきち
傷口を縫合することもある、と聞いたことがありますが、やはり傷口が大きいとなかなか自然に塞がってくれないので、縫ったりするんだろうなあと思いましたね。

 

で、現在で発症から20日くらい経ったのですが、なんと悲劇が・・・

そのホッチキスの片側が、かけ布団の布に引っかかったらしく、くろくんが悲鳴を上げました。

動こうとしたら、布団にホッチキスの金具の一方の端が引っかかってしまって身動きがとれず、もう一方はまだ皮膚にひっついていたので、その皮膚が布団に引っ張られている状態だったのです。

ゆきち
そりゃ痛いですよね・・・粘膜(傷口)にホッチキスが引っかかっている状態ですから、粘膜(傷口)がびろーんと引っ張られている状態ですからね。

急いで母が布団の引っかかっている部分(布)をはさみで切り取り、粘膜にひっかかっていた側のホッチキスもなんとか傷口から外すことに成功したそうです。

やっぱり嫌な予感は的中しました・・・

傷口は以前に比べると小さくはなりましたが、この治り具合や治るスピードを見るに、止めても止めなくてもさほど変わらなかったと思います。。。

飲み薬は、前回同様、だいたい2週間飲み続けていました。

 

治療にかかる費用

これも病院によってまちまちですが、前回(初めてなったとき)の病院では確か4000円弱ほどだったかと思います。前回の記事に詳細の内訳は書いております)

一回目の再発のときの初診では、正確には7020円かかりました。(一度目の診察時の金額です)

細かい内訳は

  • 初診料 1600円
  • 注射代 2500円(これが前回なかったです)
  • 投薬料(毎日飲ませるものです) 1400円
  • 処置料(手で液体を絞り出した処置です) 1000円

 

それに消費税を足して、しめて7020円です。

前回の病院は、初診料が500円程度でかつ注射がなかったので、やはり大体5000円ほどだったのではないかな、と思います。

2回目の再発の際の値段は、のちほど領収書を確認してアップ致します。

肛門嚢炎や肛門嚢破裂は再発するのか?

気になるのはここかと思います。

やっぱりあんな痛そうな思い、2度としてほしくないですもんね。

結論から言うと、「バリバリあります」

この記事を見て頂いている時点で既にお分かりいただけていると思いますが、現にくろくんは、だいたい半年に1度くらいの頻度で、2回も肛門嚢炎を発症したからです。

しかも、同じ部分です。

肛門嚢は4時と8時の方向にある(肛門の右下・左下の計2か所)といわれていますが、3回とも、8時の方向の肛門嚢が炎症を起こし、破裂させています。

ゆきち
右側より左側の方が排出されにくくなっているんですかね・・・

前回お世話になった病院では、前回も書いたように、一生ならない子もいれば、体質によっては何度か再発する子もいるよと言われましたが、やはり再発するのも珍しいことではないのですね。

くろくんは家で飼い始めてから6年近く経ちますが、今までそんなことは1度も起きていなかったため、獣医さんも「おそらく再発の心配はないだろう」と仰って下さいましたが、この1年の間ですでに2回発症しちゃいました。

ゆきち
やはり、年を取るにつれ、分泌されにくくなって、発症のリスクが若い頃に比べると高くなるのかもしれません。

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肛門嚢炎・肛門嚢破裂の再発を防ぐには

再発を防ぐためには、分泌液が蓄積されないようにするしかないと思います。

分泌液が正常に排出されれば蓄積されることはないのですが、家で飼っている猫の場合、分泌液が溜まりやすいそうなので、前回の記事でも書いた通り、定期的に病院で肛門絞りをしてもらいにいくのが一番確実な予防法かと思われます。

ゆきち
実際に、病院に言った時に、どうすればならないようになるか?と質問してみたところ、そのように言われました。

ネットなどでは、自宅でも肛門絞りができる、という情報もあり、実際にやっておられる方もいらっしゃるとは思いますが、病院の先生曰く、病院に連れてきてもらって医師が処置する方がいいので、素人がやるのはあまりおすすめしないといわれました。

もし、既に何度か再発している子の場合は、おそらく排出がうまくできていないと思われるので、定期的に絞ってもらうのが良さそうですね。

また、くろくんは、重度の便秘なのですが、便秘の場合もうまく肛門嚢からの液体の排出ができず、肛門嚢炎になる可能性が高くなるそうです。

排便の際に一緒に分泌液を排出するのですが、それが上手くいかなくなってしまうようです。

よって、便秘の子も、再発は要注意です。

ちなみに、うちのくろくんの便秘の解消法や、治療法などはこちらを参照ください。

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おしりを床やカーペット、シーツなどにこすりこすりと擦り付けている子も要注意だそうです。

自然に排出できておらず、こすりつけることで液を排出させようとしてこのような行動をとるそうなので、そういう子も、加齢などに伴って今後肛門嚢炎や破裂を引き起こす可能性が高く、定期的な肛門絞りをすることをお勧めするといわれました。

ゆきち
くろくんも、6年もの間一度も発症しませんでしたが、やはり加齢によるものと、便秘を患ったことが、発症の大きな原因となっているのではないかなと体感しています。

 

まとめ

  • 肛門嚢炎は再発する!
  • 処置法は基本的に液体の絞りだし・抗生物質の投薬
  • 傷口が酷い場合は、縫合やホッチキス止めの処置も施されます
  • 値段は病院にもよるが、うちの場合は今回は7000円ほど(保険適用前)
  • 再発を防ぐには定期的に病院を受診して肛門絞りをしてもらうのが確実かも
  • 便秘・加齢の猫ちゃん、お尻をこすりつけるしぐさをする猫ちゃんは発症の可能性大なので要注意!

いかがでしたか?

誰でも起こり得る肛門嚢炎・肛門嚢破裂。

再発も十分に起こり得るということを身に染みて実感しました。

ゆきち
症状や処置法を予め頭に入れているだけでも全然違うと思うので、うちの猫の体験を是非参考にして、役立てて頂ければ幸いです^^

 

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