爪切りが苦手!という猫ちゃんを飼っていらっしゃる飼い主さん、多いのではないでしょうか?
昔、探偵ナイトスクープで「我が家の猫が爪切りをさせてくれなくて非常に困っています、助けてください」というご依頼で出演されている飼い主さんがいらっしゃいました。
現在、我が家にも、爪切りを嫌がる子が1匹、おりまして。笑
猫を初めて飼い始めた方や、臆病な猫を飼ってらっしゃる方にとって爪切りは大きな悩みの種ではないでしょうか。
そこで、我が家でも巷で「爪切りが嫌いな猫の爪を切るのに良い」とされている方法を片っ端から色々と試して試行錯誤してきました。
爪切りが嫌いじゃない子にとってはなんとはないことだけど、嫌がる子にとっては一大イベントですよね。
我が家の猫で試してみて、少しでも嫌がられずに爪を切る方法を見つけたのでご紹介します!
うちの猫ちゃんに今まで試した方法を全てご紹介しますので、一緒に適切な頻度で爪切りを克服していきましょう~^^
同じくらい苦労するのは、猫ちゃんへの薬の与え方ですよね。
苦手な子でも簡単に与えることができる方法はこちらでご紹介しています♪
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猫が爪切りを嫌がる理由とは?
このように、猫それぞれに爪切りを嫌がる理由があるのです。
うちのるんちゃんは、家に来た当初は嫌がっていなかったのに、ちょっと爪を切りすぎたかな?ということと、避妊手術をした後から、急激に嫌がり暴れ叫ぶようになりました。
おそらく、「爪を切る=痛いことをされる」という嫌な等式が埋め込まれてしまい、苦手意識を与えてしまったのでしょう。
一度でも失敗すると、このような等式を成り立たせてしまうため、注意が必要です。
猫が爪切りを嫌がる理由を他にも調べてみました。
- がっちり抱き込まれて身動きができなくなることに恐怖や不安を感じる
- 本能的に嫌
- 過去に爪切りで痛い思いをした・トラウマがある
- 手足を触られるのが苦手
- 飼い主の狂気を感じ取っている 笑
猫は押さえつけられることが嫌いです。抱っこが嫌いな猫ちゃんもいるでしょう。
うちの猫も嫌いです。抱っこ嫌いの猫の克服法は別で記事にしています。
病院でも、無理やり押さえつけることによって、猫にさらに恐怖感を与えてしまうこともあります。
また、猫は本能的に爪を切られることが嫌です。
今は人間に飼われているペットではありますが、本来猫はその爪で狩猟をしたり、敵から身を守ったりしていたため、その大事な爪を切られるということは、本能的に嫌がるのです。
また、爪切りを嫌がる理由として、最も多い理由が、爪切りという行為自体で痛い思いや怖い思いをしてトラウマになってしまって嫌がっている可能性があります。
猫の爪には、神経や血管が通っているため、そこを切ってしまうと痛みが走ったり、血が出たりします。
その経験から、爪切りという行為や、それに付随する行為まで嫌がるようになります。
「飼い主が抱っこする=痛いことがおきる=嫌がる」
「はさみを持ち出す=爪を切られる=痛い」
「手を触られる=爪を切られる=怖い」
といった感じですね。
猫は手足を触られるのが苦手な子が多いです。
その場合は、日ごろのスキンシップから、手足をあまり触っていないため、違和感を感じるからです。
または、上記のように、「手を触られる=痛い思いをする」といった等式が既に植え付けられてしまっているのかもしれません。
猫は、非常に空気や感覚、雰囲気を読み取るのが得意な生き物です。
特に、飼い主の異常にはよく気が付きます。
「今から爪を切ったるでー!!」といった感じで意気込むと、猫もその異様さを察知して身構えます。
何か怖いことをされるのではないかと警戒するのです。
爪切りを嫌がるうちの猫に試した7つの切り方
猫が爪を切るのを嫌がる理由はわかりました。
これを克服していけば、爪を切れるようになるわけですね!
実際に効果があると巷でうわさされている方法で、うちの猫にも試してみた爪切り方法を結果とともにご紹介していきます。
まず、実際に使っている爪切りはこちらです↓
とても使いやすく、感覚をつかみやすいので、初めて猫を飼った方や、爪切りの初心者さん、慣れていない方にはおすすめの爪切りです。
切れ味も鋭すぎるわけではないけど、しっかり切れるので、安心して使えます。
では、うちの猫るんちゃんに実際にやってみた方法を順に紹介いたします。
「おやつをあげるから」とおやつをちらつかせながら爪を切る
猫ちゃんはおやつ大好きです。
なので、おやつをあげるよ~といっておびき寄せて、実際にあげてから爪を切ったり、爪を切ってから与えたりします。
そうすることで、「爪を切る=おやつがもらえる」というよい等式に置き換えられて、機嫌よく爪を切らせてくれるのではないか、と考えたわけです 笑
まあ、大好きなおやつを見せたら、実際にキャットタワーから降りて近づいてきてくれたわけですが、抱っこした時点で・・・
ダメです(笑)
いってる端から凄まじい叫び声。そして凄まじい暴れ方。
ダメです。ひっかかれ噛まれ、逃げられました・・・
暴れん坊のうちの子には向いていませんでした 笑
ただ、食べるだけ食べて実際に爪を切らせる前に逃げていくので、そのうちお腹いっぱいになっておりてこなくなりましたが 笑
うちの子がだいすきなおやつはこちら↓
毛玉ケアやオーラルケアも出来るグレインフリーのおやつです。
猫が寝ている間に爪を切る
意識があるから嫌がる。それならば!!!
意識がないうちに切ればいい!!!寝ているうちにしれっと切ればいいんだ!!と思いついた方法です(笑)
寝ている隙に、ちょっとお手を拝借っと・・・
いい!!!怒らない!!!!いい!!!!!
ぼやっと目はあけるものの怒らないんです!眠たさには勝てないご様子!
優しい力でそーっと手を握って爪を出して・・・素早くカット!
あと片方の手だけで終わり!よっしゃ!!
遂にいい方法を見つけました^^
簡単ですし、道具も技術も不要なのにおとなしく切らせてくれるので、おすすめです♪
ただし、注意点と残念な点が2つ。
方向や場所によっては切りづらい場合があります。
例えば、横向きに寝ている場合、親指(と私は呼んでいる。普通の指よりちょっと上にある指)をうまく押し出すのが難しく、もたもたしているうちに完全にお目覚めになりまして、切れずに終わってしまいました・・・
それから、猫ちゃんが床やソファーの上で、爪を切るのに都合良い格好で寝ていればいいのですが、キャットタワー等の手の届きづらいところで寝ている場合もあります。
また、手をあごの下に敷いた状態で寝ていたり、足を伸ばさずにしゃがんだまま(香箱座り)で寝たりしていることも。
これらの場合、絶妙に手や足を拝借しづらい状態になっているときもあるのです・・・
なかなか人間に都合のいい姿勢では寝てくれません。そこが唯一の難点ですね。
バスタオルやタオルケットを猫にかぶせた状態で爪を切る
猫ちゃんをバスタオルやタオルケットで覆って、視界を遮っている間にぱぱっと切ってしまうという方法です。
猫は視界を遮ったり、何かに覆われたりすると安心するのだそうで、病院などでもよく使われる方法です。
それから、体全体をくるむことで、爪で攻撃されたり、噛まれたりするのを防ぐという役割も果たします。
我が家のるんちゃんの場合、はさみを持った時点ですでに臨戦態勢です 笑
普段るんちゃんが寝ているタオルケットをばさっと!
普段から使用していて、猫ちゃんのにおいのついているものを使用した方が安心してくれます。
「うーうー」うなっていますが、そのままタオルケットで猫ちゃんをぐるっと巻いて、タオルケットごと抱っこします。
そしておててを探り当ててすばやく爪を押し出す!
多少パンチを繰り広げたり噛もうとしてきたり、体をくねらせて逃げようとはしてきます。
しかし、タオルケットが防御になってひっかかれにくくはなっているので被害は少なめです。
その上、視界が閉ざされるため、何をされるか具体的に見えないからか、普通に切るときよりは怒ったり暴れたりの度合いは落ち着いていなす。
天敵のはさみが見えていないからでしょうね。
やはり、閉ざされた空間というのが閉所好きの猫ちゃんにとっては、タオルでくるまれるということ自体、落ち着きやすいのかもしれません。
なので、
- バスタオルを体に密着してまいてあげる
- 視界を暗くしてあげることで、落ち着きやすい環境を作り安心させる
という方法なのですね!
猫特有の現象については、別の記事に書いていますので、参考にどうぞ!
この原理を使うと、猫ちゃんのイヤイヤをうまく制御できるかもしれません^^
毛布でも代用可能です。
タオルケットやバスタオル、毛布なら家に必ずあるし、手っ取り早くできるので、おすすめの方法です。
猫が体をくねくねしてしまうと、バスタオルがするすると滑って多少固定するのが難しいです。
その場合は、洗濯ばさみなどでとめてはだけにくくするのがいいですよ。
洗濯ネットに猫を入れた状態で爪を切る
バスタオルと同じ要領で、猫ちゃんを覆って身動きがとりづらくなっているうちに、切ってしまおうという方法をネットで見つけました。
これも、猫がもともと閉所好きという性質を活かした方法です。
ネットに入れてあげてることで落ち着かせて爪を切ることができるし、ネットは暴れにくいので反撃もくらいにくいということでした。
実際にやってみましたが・・・るんちゃんはそもそもネットに入れるのに往生しました・・・(;^_^A
はじめてだったので、入りたくないイヤイヤ!!!!って感じで手足を突っ張って嫌がり、
2人がかりじゃないと正直入れられませんでした・・・
その時点で興奮してしまって、爪を切るどころじゃありませんでした 笑
なので、この方法はうちの子にとってはボツとなりました・・・
ネットに一旦入れて、興奮が収まるまで待って、切ればよかったのかもしれませんが、時間もかかるし、可哀想で諦めてしまいました。
洗濯ネットを使用する上でのポイントとしては、猫ちゃんより大きめのゆったりしたネットを使うことと、穴が粗いタイプのネットを使うことです。
穴があるザラザラのネットじゃないと、その穴から爪だけを出して切れなくなってしまうからです。
また、小さすぎるネットだと、猫ちゃんがパニックになる可能性があるからです。
この方法は爪切りだけではなく、避難した時や、病院に連れて行く時、シャンプーをする時など、猫ちゃんが暴れると困るときにも使用される方法です。
暴れる猫を病院に連れていって治療を受けさせるために効果的な方法も記事にしていますので、併せて参照ください。
ですので、猫ちゃんを簡単に洗濯ネットに入れられる猫ちゃんにはおすすめです。
しかし、爪切りを嫌がるような神経質な猫ちゃんだと、うちのように入れられない子も多いかもしれません。
猫ちゃんによって向き不向きがあるので、合わないなと思ったらやめておく方が賢明ですね。
2人がかりで爪を切る
最終強硬手段です(笑)
私がるんちゃんを抱っこして、よしよーしってお顔をなでなでしてリラックスさせているうちに、母に切ってもらう作戦です。
正直この方法が一番楽にできました。気をそらしているうちに切るのが一番です。
まったく暴れることなく切ることができました。
私は顔を撫でたりして気をそらしていましたが、1人がおやつをあげている最中にもう1人が切るという方法もとても効果的だと思います
(おやつ以上の超強力お助けマンはいません(笑))
でもこの方法の最大の難点は、1人で猫ちゃんと暮らしている人にはできないという点ですね。
それさえクリアできれば一番おすすめの方法です。
猫の首の部分を掴んで爪を切る
猫は赤ちゃんの頃からこの首根っこを親猫にくわえられて運ばれたりします。
なので、この首根っこを掴むと大人しくなるという習性があるそうで、その習性を利用して切る方法です。
実際、うちの末っ子やんちゃボーイのうずらちゃんは、ここを掴むと口をぽかんと開けて大人しくなります(子猫だからかもしれませんが)
しかし。うちのるんちゃんには一切ききませんでした・・・
掴もうが関係なしに暴れました。笑
この部分に洗濯ばさみなどをはさんだまま切るのがいいという情報もありましたが、なんだかちょっと可哀想で抵抗がありました(^^;
ということでこの方法はあまりおすすめしません。
猫ちゃんによっては効くのかもしれませんけどね!
飼い主が軍手やゴム手袋をはめてから爪を切る
これは猫ちゃんが嫌がらない方法ではなく、暴れる猫ちゃんから身を守る方法です。
どうしても暴れて生傷が絶えない方には予防として軍手やゴム手袋をはめて作業されることをおすすめします^^
何だか動物園の獰猛動物を扱っているようですが・・・(笑)
私が実際に試した方法は以上です。
ゆきちのおすすめ方法は、
「寝ているうちに切る」「タオルケット(バスタオル)でくるんで切る」「2人がかりで協力して切る」
の3つですね。
それぞれのメリット・デメリット、どういう方におすすめかを表にまとめてみました。
寝ているうちに切る | タオルケットでくるんで切る | 2人がかりで切る | |
---|---|---|---|
メリット | 大人しくて反撃されることはない |
反撃を受けてもダメージ小 大人しくなりやすい |
気を紛らわせているうちに切れるので暴れづらい |
デメリット |
目が覚めてしまうと一気に効果なしになる 寝相によって切れるかが左右されてしまう |
暴れてしまうとタオルのせいでするする滑って切りづらい 猫ちゃんによって効果の個人差あり |
1人暮らしの人には無理 |
値段 |
タダ。 何の道具も費用も必要なし |
タオルケット(バスタオル)代 家にあればタダ |
おやつをあげるときはおやつ代 よしよし撫でるだけでもOK |
おススメの人 | とにかく反撃なく切りたい方 | 手っ取り早く済ませてしまいたい方 | 反撃なく確実に切りたい方 |
猫に少しでも嫌がられないための究極の爪の切り方のコツ
紹介した爪の切り方と併用して、何を意識すれば、猫ちゃんが暴れることなくより効果的に切れるかをご紹介いたします。
実際、うちの子も今は当初の頃では想像もできなかったくらい、ちゃんと切れています。
さて、猫ちゃんの爪を切るときは、手のひらをぎゅっと押して爪を出してから切りますよね。
猫ちゃんの性格にもよると思いますが、冒頭にお話したとおり、この手や足を触られるという行為を嫌う子が多いそうです。
くろくんも大人しく切られていますが、やっぱり触られるのは苦手なようです。
お手てをにゅっと押したら「にゃ」と鳴いて少し嫌そうな顔をします。
るんちゃんも一番暴れる瞬間は手をぎゅっとおさえたときです。
なので、強く手を握ることなく優しくおさえることが大切です。
次に意識することは素早く切ることです。
もたもたしていると、ますます猫ちゃんのイライラ・不安度が増して暴れるという行為に繋がります。
なので、猫ちゃんの怒りや怖さがMAXにならないうちにさっと切ってしまいましょう。
なかなか慣れていないとこれは難しいので、経験を重ねていく必要があると思います。
ゆきちも猫を飼い始めた当初は慣れていなくて、なかなか難しかったです。(そのせいで爪を深く切りすぎてしまった)
でも、あたふたしてしまうと、猫がその空気を読み取ってしまって、余計に怖がってしまうことに繋がります。
落ち着いて行いましょう。
早く切ることは大切なポイントではありますが、猫ちゃんが必ずしも切りやすい体制になってくれるとも限らないです。
なによりも、猫ちゃんの爪で切ってはいけないところを切ってしまって深爪にならないようにすることの方が大切です。
もし深爪すると、猫ちゃんに痛みが伴うので、爪切りがトラウマになっていっそう切らせてくれなくなる可能性大です!
細心の注意を払いましょう。
また、一度に切ろうとしないことも大切です。
毎日片手・片足ずつ切るとかでいいと思います。
それも難しいなら、指1本ずつで大丈夫。
機嫌のよい時や寝ている時に、そーっと手を優しく触って、1本ちょきん、と。
特に寝ているときは寝ぼけている時が効果的なので、あまり長い間切っていると覚醒して攻撃される危険性大です。
なので、少しずつ切ることをおすすめします。
ゆきちは、4本の手足を1本ずつ。(調子のいいときは両手・両足と2本ずつ切ります)
4日間にわたって切っています。(両手両足2本ずつのときは2日か3日にわけて)
しかも爪も伸びる速度が一定ではないので、頻繁に確認しておいてあげると、伸びている爪だけを切ればよいので、比較的嫌がられずおすすめですよ。
これを意識するだけでもかなりイヤイヤを軽減できます。
おとなしくなった今でも、完全に克服したわけではないので、まとめて切らずに、数日に1度の頻度くらいで伸びているかを確認して、ちょこちょこ切っています。
頻繁に確認していれば、1回の爪切りで、ひと指だけで済みます。
一気にまとめて切るよりも楽ですし、怖くて暴れる前に切り終えることができます。
あとはプラスして、爪を切った後におやつをあげるのもいいです。
「爪切りをすればおやつが貰えるんだ」というよい概念を植え付けるのです。
「爪切りは痛くて嫌だ」
→「爪切りはおやつがもらえる」
「爪切りをすれば褒められる」
に意識を変えてあげられればこっちのもんです。
ただ切った後時間が経ってからあげても、うまくおやつと爪切りの紐づけができません。
ですので、切っている最中にあげるか、間隔をあけずにすぐにあげることが大切かと思います。
洗濯ネットやタオルケットをかけて爪を切る方法をご紹介しましたが、
るんちゃんのように、ネットに入ることやタオルでくるまれることを嫌がる猫ちゃんもいるかもしれません。
そういう時も
「ネットに入ったら、タオルにくるまれたら、おやつが貰える」
という概念を植え付けていけばうまく入ってくれるようになるかもしれません。
また、洗濯ネットのような爪を切る際に猫ちゃんを入れる専用の商品も売られています。
猫ちゃんのグッズを販売しているお馴染みの「猫壱」さんから発売されています。
これに入れて爪切りをすれば落ち着いて爪が切られるという代物です。
それがコチラ
これは「おちつくネット」という名前の商品ですが、その名の通りこのネットにいれると猫ちゃんが暴れることなく爪を切ったりシャンプーをしたりすることが可能なんだとか。
洗濯ネットとは違って、サイズが猫ちゃんの落ち着けるビッグサイズ。(65㎝×55㎝)
あみあみの穴の大きさも0.5㎝と大きめなので、中に入れられても猫ちゃんが不安になりづらいそうです。
また、注目すべき点はその色です。
このネットは黒色なのですが、洗濯ネットなどの白い色よりも黒い色の方が落ち着いて入れるのだそうです!
爪切りにはもちろん重宝しますが、災害時に猫ちゃんが脱走するのを防ぐためにも1つあれば役立つかもしれませんね。
お値段もお安いのでいいですね♪
いずれにせよ、猫ちゃんの反応を見ながら爪切りを進めていきましょう。
特に臆病な子は暴れやすい傾向にあると思いますので、猫ちゃんごとに則した方法で切ってあげることが大切だと思います^^
そして、最も大事なことは無理矢理やらないこと。
押さえつけたり、暴れているのに無理強いすると、もっと嫌な思いを植え付けてしまい、より難しくなります。
なので、1度に全て切ろうとしない。切れなければ明日切ればいい。大人しくしている時に少しずつ切る。
「爪切りって、怖くないんだ。悪いことをされようとしてないんだ」
とわからせることが出来れば、だんだん切らせてくれるようになります。
この記事は、当初るんちゃんが1歳の時に書いた記事ですが、今はこの方法を続けた結果、問題なく爪を切れているのです。
再度まとめますと、
- だっこはしない・おさえつけない
- 寝ている時や穏やかな時に切る
- 手は強く押さえない。触っているかどうかわからないくらいの強さで優しく押さえて爪を出す。
- 素早く切る。慣れないうちは、1本ずつ切るのでOK。(1分以内に留めたい)
- 一度に全部終わらせようとしない。明日に持ち越してOK。
- 早く切ることを意識しすぎて深爪をしない(これ一番大事)
- 飼い主が落ち着いて切る
- 爪を切る前・切っている最中に穏やかに声をかけて安心させる
- 終わったらすぐに褒める!または好きなおやつをあげる
これらを意識して守り続ければ、そのうちちゃんと切れるようになります。
力技で何とか押さえつけてやらせようとする方が実は近道のようで遠回りです。
また、これが結構大事なのですが、爪を切っている間は優しく穏やかに「怖くないよ〜大丈夫だよ〜」と声をかけること。
昔は、
と馬鹿でかい声で呼びかけていたので、余計にパニックになっていたのでしょうね。
今は、一本切れたら、よしよし、と優しく頭をなでてあげます。そして、また一本切る。
そんな感じで、スキンシップをとって安心させながら少しずつ。
爪を切る前も、顔を優しく触ってあげます。
猫は目周り(鼻の横・マズルあたり)や耳周り(目の横や下)あたりを触られるのが好きです。
ですので、そこを優しくマッサージして、リラックスさせた状態で切りましょう。
それから、おわったらたくさんよしよしして褒めてあげること。(ここでおやつをあげる人はあげてください)
根気強くやった結果、「爪切りは痛くない」とるんちゃんは学んでくれたのか、今では以前のように暴れずに切れるようになりました~!
この記事を書いた頃では想像できなかった状態です 笑
その方が猫ちゃんにとっても飼い主さんにとっても安全かつ安心でしょう。最終手段として検討されてもいいと思います。
費用的には500円~2000円の間くらいで切ってもらえるそうです。
毎回となるとなかなか出費がかさみますし、猫ちゃんも飼い主さんの方がリラックスできるようであれば、上記の方法でまず試してもらえるといいかなと思います。
無理に切ろうとしてしまうと、余計に恐怖心や嫌悪感をかきたてるだけなので、それだけは絶対にやめてくださいね。
猫ちゃんの様子を適宜見ながら切ってあげてください。
痛い思いをさせない・深爪をしない切り方については、こちらをご覧ください。
爪切りを嫌がる猫に効果的な方法を見つけよう!
- 猫ちゃんは爪切りが苦手
- 苦手な理由が必ずあるので、それを克服できればよい
- それぞれの猫ちゃんにとって合う爪切り方法を見つけよう
- 寝ている間に切る、少しずつ切る
- 深爪は絶対にしない
- 落ち着いて短時間のみ切る
- 無理強いはしない
- どうしても無理なら病院で切ってもらおう
猫が爪を切るのを嫌がる理由と、おすすめの爪切り方法とコツをご紹介してみました。
ゆきちと同様に爪切りでお困りの方にとって、少しでも参考になれれば嬉しいです。
爪切りは定期的に発生する、猫ちゃんにとって大切なお手入れなので、猫ちゃんも飼い主さんもストレスフリーに爪切りできることを願っています♪
初心者にも使いやすく、安全に爪が切れるおすすめの爪切り
これに入れると落ち着いて爪が切れるかも?
毛玉ケアにもなるグレインフリーの食いつきがよいおやつ♪
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換毛期、猫の毛って気になりますよね。
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