こんにちは。ゆきちです。
先日、うちのルーンちゃんが原因不明で数日連続で吐いてしまい・・・
すごく心配して色々と調べて原因を突き止めたという記事を書きました。
体験談│うちの猫が毎日エサや黄色や透明の液体を吐く原因が判明した│写真付
実は、まりもちゃんも結構よく吐くんです。
うちのルーンちゃんはご飯を食べて時間が経ってから、もしくは食べる前に吐いたりすることもあったのですが、うちのまりもちゃんは、ご飯を食べた直後に吐くことが多かったのです。
その原因に関しても、今回調べてみて、実際に吐かないようにする対策法も試してみました!
うちの猫 まりもちゃんが食後に吐くときの様子
うちのまりもちゃんが吐くときの状態をまとめると、
- 食欲はある
- ご飯を食べた直後に吐く(本当に直後)
- 食べ終わって、ベッドに上がってから吐く事も
- 吐いたものは食べたままのエサ(消化されていない)
- 食べた後はとくに具合が悪そうではない
という状態です。
吐くのは必ず食べた直後。
食べ終わってすぐオエーの時もあれば、ひとしきり食べ終わって、歩いている最中にオエーの時もありますが、大体食べてから10分以内には吐いています。
吐いたモノはもちろん、その直前に食べた餌。
食べた直後なので消化もされておらず、原形をとどめたものが唾液(胃液?)に絡んでいるのみです。
そして、吐く前も、吐いた後も特に体調は悪くなさそうで、けろっとしています。
もちろん、その日の朝に吐いたら、昼頃にはご飯を欲しがります。
ですので、病気が原因ではないのかなあとは思っていましたが、なぜこんなに頻繁に吐いてしまうのか?ご飯の直後に吐くのはなぜか?吐かないように対策することは可能なのか?が気になりました。
調べてみると、それにはいくつかの原因があるようです。
なぜ餌を食べた食後直後に吐いてしまうのか?
餌を食べた直後に吐いてしまう考えられる原因は、4つあります。
- 早食い
- 大食い
- エサがあわない
- 食べた後すぐに遊んだり走ったり(動くことで)吐いてしまう
1つめは、早食い。
食べた直後に吐いてしまう場合はこれが原因かと思われます。
人間の場合もそうですが、早食いをすると、よく噛まずにご飯を食べてしまいますよね。
猫も同様に早食いをすると、フードをよく噛まずに飲み込んでしまうことで、大量の空気も一緒に飲み込んでしまうのです。
そのため、ご飯とともに胃の中へ空気が入ってしまいます。
そうすると、せっかく食べたフードが逆流してしまうのです・・・
そもそも猫がそんなにガツガツエサを噛まずに食べてしまってもオエッと吐かないのにも理由がありまして。
人間ならそもそもそんなに噛まずに食べてたら、胃に行く前に喉に詰まってオエッってなったり苦しくなりますよね。
でも猫は、そもそもオエッってなる行動が人間よりも鈍いんだそうです。
人間は喉の奥に刺激が加わると、オエッと反射的になりますが、猫はこの反射が人間に比べて弱いために、餌が固くても、粒が大きくても、水分がなくても飲み込めてしまうんです。
よって、猫は一旦は喉を通過しちゃうんですが、飲み込んだあとは胃の方で受け付けてくれないため、胃に到達する前に吐いてしまうことになるんだそうです。
また、大食いも原因のひとつです。
これは先ほどの早食いのように、食べた直後にすぐ吐くわけではありませんが、食べた後に吐く原因はこれだと考えられます。
食べた直後は大丈夫でも、お水を飲むことでフードが胃の中で膨らんでしまうことで胃の許容量を超えて吐いてしまうことがありますし、噛まずに飲んだフードの消化が間に合わずに吐いてしまうこともあります。
日常的についつい食べすぎてしまって吐く子もいれば、新しいフードに替えたときに、食べ慣れていないものなのでいつも以上に食べ過ぎてしまって吐いちゃった、という子もいます。
その他にも、食べた後にすぐに走り回ったり遊んだりすることで、まだ消化できていないエサを吐いてしまうこともあるようです。
猫がご飯を食べた後に吐いてしまうのを防ぐ対策法は
さて、猫が食後に吐いてしまう原因はわかりましたね。
早食いが原因で吐く場合
まず、早食いが原因で吐いてしまう場合。
ゆっくり落ち着いて食べてもらう必要があります。
まりもちゃんの場合、急いで食べていると考えられる原因がありました。
それは「多頭飼い」です。
当初、吐き癖が多かった時、猫同士の食事の場所が非常に近かったのです。
よって、「早く食べないと他の猫に食べられる・・・!」と焦っていたのかな?と考えました。
(実際には、ヒトのご飯を盗み食いするのは、まりもちゃんだけで、他の猫は他の子のを食べません(笑))
調べてみると、やはり多頭飼いしている場合は、他の猫を意識して早食いになることがあるそうです。
そこで、猫と猫とのエサをあたえる場所をそれぞれ離してみました。
ただ、まりもちゃんはもともと野良猫で保護した子なのですが、小さい頃から落ち着いてご飯が食べられなかったからか、今でもルーンちゃんたちのようにはゆっくり食べられないのです。
やはり野良猫だと、早く食べないと他の猫にご飯をとられてしまったり、一度食べる機会を失うと次はいつ食べられなかったりするから、ゆっくり食べているわけにはいかないのでしょうね。
その頃の名残が、今も直らず定着してしまっているのかな、と思います。
まりもちゃんは、絶対座っては食べないんです。立ったままご飯を食べます。
何かがあったらすぐに逃げられるように、です。
きっと食べている最中に、人間に邪魔されたり、悪さをされたり、カラスに邪魔をされたりもしたのでしょうね・・・
よって、うちの子の場合は、この癖がなかなかこれからも直らないと思うので、みんなと食べるところを離して早食いを解消するだけでは完全には吐き癖は直らないだろうなと考えました。
早食いが原因で吐いちゃう猫ちゃんで、多頭飼いをしている場合は、食べる場所をしっかりわけてあげるとGOOD!
あと、こんな面白いものも発見しました!
SuperDesign ペット食器 早食い防止 ゆっくり食べる食器
わざと皿の中に突起物をもうけることで、餌を食べにくくして早食いを防ぐという食器だそうです!
実際に利用して、早食いが直ったという方もいらっしゃいましたので、紹介しておきますね!
猫の早食い防止に購入。真ん中の突起物を察知し、みんな近寄らなくて笑いましたが、これしかないのか……チッ!という感じで仕方なく食べ始めたところを見るとやはり食いづらいようでwww
いい感じに早食い防止できてる気がします。
ただ物は大きいワンチャンくらいが使えるサイズなのかな?かなり大きいししっかりしていて、滑り止めもついていて食べてる最中動く心配なしです。
引用 Amazonより
同じような商品が色々ありましたが、上のものが一番評価が高かったです^^
早食いに困っている方は、チェックしてみて下さいね!
大食いが原因で吐く
大食いが原因の嘔吐であれば、食べる量を調整してあげれば吐く事を防ぐことができます。
一度に多くのエサをあたえてしまうと、あったらあっただけ食べちゃう猫ちゃんもいます。
うちのルーンちゃんとくろくんは、一度に多くのエサをあげても絶対一度ですべてのエサを食べることはありません。
自分で食べたい量を食べ、あとは残し、また気が向いたら食べるというスタイルです。
ただ、まりもちゃんは、上で説明したような野良猫時代の背景があることと、単に食いしん坊だということもあり、与えられたエサを一度にすべて食べてしまい、自分のお腹と相談して残すなんてことはないんです。
このような子は、こちらから与えるエサの量を調整してあげれば、万事解決です!
まずは、今あげているエサの量が適切かどうか確認しましょう。
猫のエサの袋に、与えるエサの目安が体重別に書いてあるはずです。
それを見て、適正量をまず把握しましょう。
その量を、2~4回くらいに分けて与えるんです^^
うちは、2回にわけてあげています。
夜ご飯の場合は、18時に一回目をあげて、20時ごろにもう一回
朝ごはんの場合は、まず7時にあげて、12時にもう一回
という具合で与えています。
まだそれでも吐いてしまう場合は、もっと細かくわけてあげてもいいと思います。
うちのルーンちゃんは、意図的にわけていませんが、よーくみていると、4回くらいに分けてちょびちょび食べていますね。
様子を見ながらあげてみてくださいね。
うちのまりもちゃんも、これでかなり吐き戻しは減りました!
新しいフードを与える場合も、一度に与えず、まずは小分けにして与えていき、徐々に慣れさせてあげることが大切ですね。
また、全てを新しいフードに総とっかえしてしまうのではなく、今食べているフードに徐々に混ぜながら、どんどん新しいエサの割合を増やして移行していくようにするのがポイントです。
急いで動いて吐いてしまう場合
猫は、エサをがぶがぶ飲み込んでもオエッとならないという話をしましたが、猫は人間よりも簡単に吐けちゃう生き物だというのを、以前どこかで知りました。
なので、食べたはいいものの、その後すぐ勢いよく動いたりすると、消化されていないものを反動で吐いちゃうこともあるようです。
猫がご飯を食べているときは、極力落ち着いた環境を作ってあげることが大切です。
早食いの場合同様、猫同士の食事の場所を離すことも必須です。
食べてすぐ、激しい運動をさせるのも念の為避けたほうがいいと思います。
(人間だって食べた直後にダッシュや縄跳びはきついですよね・・・)
食事以外が原因で吐く場合もある
今回は、食後にすぐ吐いてしまう場合の原因について、実体験と対策を交えてご紹介しましたが、それ以外の原因で吐いているという可能性ももちろんあります。
「食べた直後や食べて少し経った頃に、まだ消化しきれていないエサを吐いてしまう」というシチュエーションの場合は、早食いや大食いが原因の場合が多いですが、
上記の対策をしてもやはり吐いてしまったり、食後数時間経ってからでも吐いてしまったり、吐いた後にぐったりしていたり、食欲がない、食べない、元気がない、食事の量が減った、という場合は他の原因がある可能性があります。
頻繁に何回も、毎日吐くときもおかしいですね。
すぐに動物病院に連れていってあげてください。
特に子猫の場合は、油断禁物です。
猫ちゃんの様子や吐いたものの状態(固形・液体、色やニオイなども)をしっかり観察しておきましょう。
猫は毛玉を吐く事もありますし、わりと吐くことが多い生き物ですから、日頃から注意して見てあげるようにしましょう。
先日のルーンちゃんが謎の連続嘔吐をした記事も併せてご覧頂ければ、と思います。
体験談│うちの猫が毎日エサや黄色や透明の液体を吐く原因が判明した│写真付
まとめ
猫が食事直後に吐いてしまう原因とその対策法を、実体験を交えてご紹介してみました。
是非、吐き戻しで悩んでいる方は、この方法を試して頂ければと思います。
この体験が、皆様と猫ちゃんのために役立てれば嬉しいです☆
あわせて読みたい!
鉱物系ベントナイトの猫砂は猫の健康に悪い?実際に体験談を調べて訳してみた
首輪を嫌がるうちの猫でもつけられた!安全でおすすめの首輪を紹介します│猫に首輪は必要か?
体験談│ブラッシングを嫌がる猫にペット用猫たわしがおすすめ!口コミも調べたよ
【猫砂/トイレで悩む人必見】実際に使ったおススメの猫砂やトイレ・病気についてのまとめ
きょうも きみのかしこさが 1ポイント あがった!