こんにちは。相変わらず猫大好きな諭吉です。
以前、うちのにゃんこが目の色を変えるほど大好きなおやつについて紹介しました!
気になる方はコチラをどうぞ☆
おすすめ★うちのグルメ猫が袋を見ただけで飛びつくおやつ│モンプチクリスピーキッス
その際ご紹介したのが、モンプチの「クリスピーKISS」だったのですが、なんだか気になる口コミを見かけたので、今日はその真相を探っていきたいと思います!
ロシアンちゃん
今日はその真偽を確かめていきたいとおもてるで~!
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クリスピーKISSとは
モンプチさんから発売されている、ドライタイプ(カリカリ)のおやつです。
モンプチ クリスピーキッス シーフードセレクト 180g(3g×60袋) [猫用おやつ]
根強い人気を誇っており、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
スーパーなどでも取り扱いされていたり、ネットショッピング(Amazonや楽天)でも販売されています。
価格も60袋入りで600円~700円ほどととってもお安くて手頃です^^
味も「シーフードセレクト」「ミックスグリル」「チーズ&チキン」など多彩で、飽きが来なくていいです。
1袋がかなり小さいので、食べすぎ防止にもなります。
詳しい説明はコチラをご覧ください。
うちのにゃんずイチオシ!袋を見ただけで目の色を変えるお気に入りおやつとは
クリスピーKISSに関する気になる口コミを発見!
こんな気になる口コミを発見したのです。
ずっと(8年間)おやつとして与えていたのですが、最近通うようになったお店の方から、添加物の話を聞き、自分でも調べてみると、身体に良くなさそうなものを多く使用しているみたいですね。
ご飯もこちらのブランドを、ずっと与えていたので、結構ショックでした。
有名=安全というわけでは無いようです。
定期便で購入していたので、速攻でキャンセルしました。
飼主の無知が、飼い猫の健康を損なう可能性があるという事を、改めて考えさせられました。
ええええええええええええ!?!?
どうゆうこと!?!?
「身体に良くなさそうなものを多く使用」!?ホント!?!?
ということで、実際にどんなものが入っているのか調べてみることにしました。
クリスピーKISSの成分
シーフードセレクトの成分を記載します。
穀類(米、コーングルテンミール、とうもろこしエキス、モルトエキス等)
肉類(チキンミール等)
油脂類(牛脂、大豆油)
たんぱく加水分解物
魚介類(白身魚、サーモン、ツナミール、えびミール、かにミール)
酵母、糖類(ぶどう糖)
ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)
酸味料、アミノ酸類(グリシン、タウリン)
ピロリン酸ナトリウム、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、C)
着色料(食用赤色40号、食用青色2号、食用黄色4号、食用黄色5号、酸化チタン)
酸化防止剤(ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、ミックストコフェロール)
といった感じでした。
ちなみに「チーズ&チキン」は魚介類が白身魚とサーモンのみで、ターキーミール・乳類(チーズ)が追加で含まれていました。
ミックスグリルは1番初めの表記が穀類ではなく、チキンミールがはじめでした。
なるほど・・・確かにあまり体に良さそうではないものも入っていますね(;^_^A
気になるのは、たんぱく加水分解物、ピロリン酸ナトリウム、着色料、酸化防止剤といったあたりでしょうか。ひとつひとつ見ていきましょう!
たんぱく加水分解物
たんぱく加水分解物は、食品にうま味やコクをつけるために使われるものです。
植物タンパク質や動物たんぱく質を酵素や熱、酸などで分解したものだそうですが、この分解過程を危険視する人もいます。
酸で分解する際は塩酸を使っているということです。確かに塩酸と言えば劇薬のイメージがありますよね。
ただ、こうした危険視に異論を唱えている人もいます。
タンパク質の分解自体は、普通の加工調理でも自然に起きること。塩酸で分解というと工業製品というイメージとなり、 “危ない感”が強まるが、塩酸は胃でも分泌されている。
「食品が危ない!」ブームの空騒ぎ より
(こちらのサイトは18年11月時点で消えておりましたのでリンクは解除しております)
またこうした意見も。
酸分解タンパク加水分解物では、少量のクロロプロパノール類(3-MCPD、1,3-DCP※発がん性物質)を生成する可能性がありますが、ごく微量(そもそも醤油等にも含まれている)であり、コーデックスという国際規格を満たしているものであれば、健康への影響はないと考えられます。
日本アミノ酸液工業会HP を参照して書かれたようです。「味覚ステーション」さんより
なるほど・・・
塩酸なんて劇薬を使って分解させてるよ!という意見に対しては、それは胃の中でタンパク質を分解している際にも起こる現象(胃酸で分解するから)だとの主張ですね。
また、その分解によってできるたんぱく加水分解物は、多く摂取すると発がん性が認められるかもしれないが、国際規格を満たしていれば特に問題ないということですね。
うーん。人間にとってはそうだろうけど、猫に対してはどうなんでしょ・・・
体がヒトより小さい分不安ですよね・・・
不安なら与えない方がいいかもしれませんね。
またこの表示からだとどのように分解されたものかもわかりませんもんね。「たんぱく加水分解物」だけですから。熱分解ならいいだろうし、そうじゃないかもしれないし。
ピロリン酸ナトリウム
ピロリン酸ナトリウムとは、食品添加物の一種らしいです。
人間も沢山摂取しているらしく、乳化剤の役割をしているものだそうです。
豆腐を固めるために使ったり、ハムやソーセージ、歯磨き粉にも使用されています。
害があるかどうかですが、一応食品添加物に指定されているので、摂取しすぎると体に害があるとのこと。
摂取しすぎてしまうと、肝臓の石灰化や結石ができたり、骨粗鬆症になったりすることもあるのだとか。人間の場合でしたが・・・
日常的に摂取している量なら、便と一緒に排出されてしまうので安心してくださいね、ということでした。(「WHITENING TOWN」さんより)
着色料
着色料として、赤色40号、青色2号、黄色4号、黄色5号、酸化チタンが含まれていました。
確かに、少し色がついてますもんね。これは赤いものがあまり見えませんが、レンガ色っぽい粒も入っている時があります。
赤色40号は、人間に対してアレルギー症状や腎臓への害があるとのこと。(「情報整理の都」さんより)
他の意見としては、一応日本では「食品安全委員会」にて発がん性などの有害性に関して厳格に調査した結果、合格した添加物のみが使用されているし、尿などで排出されていくため、実際問題、塩や砂糖の方が様々な健康リスク等を考えると危険性が高いだろうとの意見がありました。(「健康食品情報局」さんより)
ただ、やはり毎日を数十年にわたって摂取するのは良くないだろうとのこと。
うーん、じゃあ猫ちゃんもそうですよね。猫ちゃんは人間ほど長生きしないとはいえ、体も小さいし、あれくらいの小分けのおやつなら毎日あげているという人も少なくはないのではないでしょうか。
うーん、やっぱり自然のものじゃない限り、あげない方がよさそうですね・・・
青色2号は、発がん性の問題から使用禁止とされている国もあるそうですが、日本では問題ないとのことで使用されているようです。(「たべるご」さんより)
また、別の記事では現在においては、人間における発がん性は確認されていないとのことでした。
うーん、これも結局人間目線だしな・・・
黄色4号は、人間の場合はたくあんやカズノコの着色に使われているそうで、人間への毒性はないとのことですが、動物への実験で胃炎や下痢を起こした例もあったとのことです。
また、人間に対しては、ぜんそく発作や、じんましん、鼻づまり、目の充血などのアレルギー症状になるとの見方もあるようです。(「日本人を狂わせる5つの有害物質」)
人間に対して悪影響があるということは、動物にとってはもっと危ないですよね。
黄色5号は、チョコレートなどのお菓子によく使われるもので、発がん性は認められていないという意見もある一方、「食品添加物危険度事典」(渡辺雄二著)によると、ラット(ねずみですね)に体重1㎏あたり2g以上与えると半数急性毒性によって死亡するとのこと。
犬に1%含むえさを食べさせたところ、体重減少や下痢が見られ、人間にはアレルギーが見られたとのこと。(「My News Japan」さんより)
ええええええぇ、そんなん絶対怖いやんあかんやつやん・・・
酸化チタンは、白色の着色料として使われるため、乳製品やホワイトチョコレートなどに使われているそうです。
また、元の色を隠す隠ぺい力にも優れているため、他の色の下地としても使われるそうです。
クリスピーKISSの場合、白くはないので後者でしょうか。
なんと、この酸化チタン、多くの動物実験により毒性があることがわかっているそうです・・・!
国際がん研究機関や、世界保健機関(WHO)は「発がん性がある物質」に分類しているのに対して、日本では根拠が乏しいということで、「人に対する発がん性が疑われる」という発表にとどまっています。
アメリカの癌学会では、もっとも発がん性の高い5つの物質の一つとして酸化チタンをあげているのだそうです。
酸化チタンを吸入した場合には、ラットを用いた実験において、脳の炎症を起こしたり、記憶をつかさどる海馬の神経に損傷もみられたりしたそうですが、経口摂取はそれほど毒性は高くないとされているようです。
「経済産業省による実験では、10%濃度の酸化チタン顔料を13週間ラットのエサに混ぜたところ、死亡はもちろん、何らかの病気の発症や体内の組織の変調は一切見られなかった」とのことでした。
また、体重1kgにつき5gのナノ酸化チタンをマウスに投与した場合も、毒性は確認されなかったということです。(「たべるご」さんより)
知れば知るほど怖い・・・(笑)
今まで知らずにあげていたことが怖い・・・
着色料はやっぱり化学的に作られたものですし、今は安全とされていても、のちのちあまり良くないものだったと発覚する可能性だってあります。
そう考えると、猫ちゃんが大切なら出来る限りあげないほうがいいのかもしれません。
というか、そんなにやっぱ見た目って大事でしょうか・・・猫は確かそんなに色を認識できない生き物で、どちらかというと嗅覚を頼りにしていると聞いたことがあります。
ということは、この色は意味ないですよね?人間目線で飼い主が飼ってくれるようにと色をつけているのでしょうか?
そう思うと余計に残念ですね。別に見た目はいいから、体にいいものの方がよっぽどいいです。私的には、ですが。
酸化防止剤
最後は酸化防止剤です。ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、ミックストコフェロールというものが使用されています。
ブチルヒドロキシアニソールとジブチルヒドロキシトルエンは、化学合成により作られる脂溶性の酸化防止剤で、安定した酸化防止効果を発揮する反面、発がん性を持つことが指摘されているそうです。(「COLOR+DA」さんより)
ジブチルヒドロキシトルエンに関しては、化粧品にもよく使われている酸化防止剤らしく、人間に対する実験では特に異常はみられていないものの、ウサギへの実験(体内への摂取ではなく体外への塗布)では、皮膚への刺激や目への刺激が見られたとのことでした。(「化粧品成分オンライン」さんより)
うん、やっぱよくない。あげるのは控えておこう・・・
ミックストコフェロールに関しては、発がん性やアレルギーの心配はないそうで、もともとはビタミンCとビタミンEが原料の酸化防止剤なのだそうです。過剰摂取しなければ問題なく、むしろおやつやご飯が酸化してしまった方が危ないので、必要かもしれませんね。(「シニア猫向けのおススメキャットフードはコレ」さんより)
調べてみた結果・・・
いやぁ。想像を絶していました(笑)
こんなに良くないものが含まれていたなんて・・・
正直に言うと、どこまで本当なのかはこれだけでははっきりわからないと思います。過剰に反応しすぎるのもダメだと思いますし、かといって本当に害があったらと思うと・・・
私の意見としては、不安になるのなら、あげない方がいいかな、という考えです。ただ、酸化防止剤のように、酸化してしまった方が猫ちゃんにとっては害があるので、そういうことを防ぐものはある程度は必要だと思うんです。
入っているとはいっても、末に記載されているので、さほど量も使われてはいないとは思いますしね。
ただ、着色料とかはなぜいるのかがはっきりいってわかりません。害のないものであれば見栄えをよくするために必要かもしれませんが、猫ちゃん的には特に気にしていないのにも関わらず、危険性がある疑いのあるものをわざわざつかう必要はないのかなぁ、と。
味のためとか、品質を保つため、とかならまだわかるんですけどね・・・
というのが諭吉の率直な感想です。
ただ、悪いものだけが含まれているのではなく、ビタミンやミネラル類もしっかり含まれているので、体のことは考えられているんだとは思います。
打開策として
いやぁ、すっかり落ち込んでいます諭吉です・・・(笑)
あんなに猫ちゃんたちがこぞって大好きだったおやつがあまり体によくなかったのかもと思うとショックで・・・
ただ、打開策と言いますか、1つの希望も発見しました!
実は、このクリスピーKISS、たくさん味のバリエーションがありますよね?
その中で先ほどは「ミックスグリル・チーズ&チキン、シーフードセレクト」の成分をご紹介したのですが、
ナント!!!
贅沢サーモン味と贅沢おさかな味と贅沢チキン味に関しては、着色料や危険とされる酸化防止剤(ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン)は使われていませんでした!
贅沢サーモン味の場合
穀類(米、コーングルテンミール、とうもろこしエキス、モルトエキス等)
肉類(チキンミール等)、油脂類(牛脂)
たんぱく加水分解物、魚介類(サーモン)
糖類(ぶどう糖)、酵母、種実類(サンフラワーミール)
藻類(海藻ミール)、野菜類(にんじん、グリーンピース)
ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン)
酸味料
ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)
アミノ酸類(タウリン)
ピロリン酸ナトリウム、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
でした!お野菜なども入っていてこっちの方が良さそうですね!
たんぱく加水分解物やピロリン酸ナトリウムは入っていますが、まあこれは味のために必要なんだろうなあと思いますし、これならあげてもまだ大丈夫かな、と安心できる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私はまだピロリン酸に関しては疑問の念もあるのですが・・・
獣医さんとか詳しい人に聞いてみてもいいかもしれませんね。また機会があれば聞いてみようと思います。
まとめ
- おやつにも食品添加物が予想以上に含まれていた
- その害に関しては様々な意見があり、現段階での情報のみでは断定しづらい
- 不安なら、与えない方が得策かも
いかがでしたか?
知らず知らずのうちに色々なものが使われているんだなぁと、今回改めて思いました。
何事も過敏になりすぎるのはよくないかなとは思いますが、大事な猫ちゃんが口にするものですから、気になるのであれば一度皆さんのお家にあるおやつやご飯の成分も調べてみてはいかがでしょうか。
やっぱり猫ちゃんには長生きしてほしいし、病気で苦しんでほしくないですものね。
でもおやつってやっぱり猫ちゃんたちの生活に彩や華やかさを与える大切なものだと思うんです。生活にハリが出るというか。
おやつを楽しみにしている子もたくさんいると思います(うちのしろくろくんなんか特に(笑))
なので、おやつは食べちゃダメ!ではなく、体にいいおやつを探してあげて、適量を与えるのがいいかなと思います^^
美味しくて健康にいいおやつを見つけたらまたご紹介しますね!
この世に生きる猫ちゃんが健康で美味しいおやつを食べて過ごせますように☆
きょうも きみのにゃんこポイントが 1ポイント あがった!