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【注意!】猫なら誰でもなりうる肛門嚢炎!その症状・治療・経過は?

猫 肛門嚢炎 症状

こんにちは、諭吉です。

我が家では猫を飼っています。あ、諭吉自身が猫です。(キャラがブレブレ)

諭吉を含めて計3匹(と1人)いるのですが、何よりも恐れていることが「飼い猫の病気」です。

人間も同じですが、年をとればとるほど病気に罹患する可能性が高くなったり、昔当たり前にこなしていたことができなくなったりするんですよね。

我が家の最高齢の猫さまは御年11歳の保護猫なのですが、日頃から便秘に悩まされています。

そして遂に先日、「肛門嚢炎」を発症してしまいました。

「肛門嚢炎」ってどんな病気?原因は?治療法は?などについて実体験を基にお話ししていきます。

ゆきち

誰でもなる可能性のある「肛門嚢炎」

早急に対応できるようにするために勉強しよう!

肛門嚢炎ってどんな病気?

肛門嚢炎とは、簡単にいうと、猫ちゃんの「肛門嚢」という器官に炎症が起こる病気です。

猫ちゃんの体のしくみ

猫 肛門嚢炎

肛門嚢とは、名前の通り猫ちゃんの肛門の近くに存在していて、肛門腺から分泌される液体を一時的に貯めている場所です。

(場所的には4時と8時の場所と表現されるようです。)

MEMO
大体の場所は矢印の先あたりに存在しています。

肛門嚢炎になるまで

この肛門腺から分泌される液体は、猫ちゃんがうんちをするときに一緒に排出してマーキングしたり、驚いたりしたと同時に排出されたりします。

しかし、野生で生存している猫に比べておうちで飼っている猫ちゃんは、この分泌液を排出する機会が少ないようで、この液体がどんどん蓄積されて濃縮していき更に分泌されにくくなっていきます。

その溜まった分泌液の中で細菌が繁殖し、炎症が起こります。

これが肛門嚢炎です。

症状がさらに進むと、分泌液を肛門嚢の容積内に貯めることができなくなり、最終的には破裂してしまい、

中から血や膿のようなものが放出します。

どろっとした粘液が出る子や、固体が出る子など、猫それぞれによって異なるようです。

肛門嚢炎の兆候

  • 痛みで鳴きわめく
  • うんちが出にくい
  • 突然走り出す
  • お尻を気にする
  • 肛門周辺の腫れや赤み

といった行動がみられるようです。

参考 猫の肛門嚢炎「子ねこのへや」さん

うちの子は、全然こうした兆候に気付きませんでした。

というのも、うちの猫さまは、もともと便秘持ちだったからです。

数年前腎臓の病気を患ってから、食事療法をしており、うんちが固くなりやすいご飯を食べていること、また加齢により以前ほどスムーズに排便ができなくなったことにより、慢性的な便秘に悩まされていました。

いつもトイレにいくときは鳴いており、なかなかでないため、一日に十数回トイレに入ります。力みすぎてか、嘔吐することもしばしばでした。

そのため、「いつもの便秘だ」としか認識できていませんでした。

くろくんの便秘奮闘記はコチラから

猫 便秘猫の便秘解消法!症状・原因は?ビオフェルミンは与えていいの?

この兆候を見るあたり、肛門嚢炎を発症していたシグナルが出ていたのかもしれません。気づいてあげられませんでした。。。

こうした兆候が見られたら要注意です。

発症したときの猫の状態は?

私が異変に気付いたのは、猫さまが執拗にお尻付近をなめていたからでした。

しかも、そのなめているところの毛がはげており白い地肌が出てきていました。

それで「おかしい」と気づき、よく見てみると、何やら穴があいていて、そこから内部の粘膜が赤く見えていました。

はじめ、脱腸しているのかなと思いました。

まるで肛門から腸(粘膜のようなもの)が出ているように見えたのです。

昔、脱腸している猫ちゃんを動画でみたことがあります。それに似ていました。

しかし、ふと上をみると、肛門がありました。(笑)

ゆきち

「あれ?!肛門と思っていたこれはじゃあ一体・・・」

その瞬間、私はてっきり大事なところが破れていると思いました。。。(猫さまは男の子です)

大変なことになった!でも今朝まで普通に元気だったのに!とすぐに病院へ走りました。

どうやら炎症を起こすと、猫ちゃんはとてつもない痛みに襲われるようです。

そのため、猫ちゃんはしっぽのつけ根あたりやお尻を舐めたり、咬んだりするようです。

激しくなめることで、お尻の周りが脱毛することもあるようです。

(うちの子は確かに脱毛して白い地肌が見えていました)

猫ちゃんが自身でなめたりかんだりすることで、自ら膨らんだ肛門嚢を破裂させることも多く、獣医さん曰く、破裂してから気づくケースの方が多いようです。

そしてそれを見た飼い主さんはやはり

「お尻を誰かに咬まれた!」

などと思い、病院に連れていくケースが多いようです。

肛門嚢炎になる原因

私の通っている獣医さんは、はっきりとした原因はこれとは言えない、とおっしゃっていました。

いつなるかならないかも具体的にはわからず、一生ならない子もいれば、体質によっては何度か再発する子もいるようです。

うちの子も飼い始めて6年が経ちますが、この病気になったのは初めてだったので、おそらく再発の心配はないでしょうとのことでした。

  • 目詰まり
    肛門嚢は通常、中の分泌液を排便と共に排出するのですが、その際に通る管が目詰まりし、排出が滞ることでなることがある
  • 生活習慣
    日頃の運動量が不足していると、骨盤周辺の筋力が低下して効率的に肛門嚢を絞れなくなることがある
  • 肛門絞りを怠ったため
    分泌液を自力で排出できない猫でも、飼い主が定期的にお尻のチェックをして肛門嚢を絞ってあげれば、炎症に発展することはない
との情報もありました。

参考 ページタイトル「子ねこのへや」さん

治療法

私の猫さまが行った病院では、すぐに肛門嚢炎だと診断されました。

私は大事なところが破れたと思っていたのであたふたしていましたが、先生は、「あー、肛門の横あたりですよね?はいはい、大丈夫ですよ」と、よくあることのようにおっしゃっていて、あれ?重病ではないのかな?と少し安心しました。

先ほども記述しましたが、大体の子は破裂した状態で飼い主さんが連れてくるようなのですが、うちの猫さまはまだ破裂していなかったようです。

(執拗に舐めようとしていましたが、これ以上傷が広がったら、と思い阻止していたからかもしれません。(猫の舌はざらざらしているので))

実は、破裂した方が痛そうだなと思うのですが、先生曰く破裂する前の方が痛く、猫ちゃん的にも破裂させた方が楽になるようです。

ですので、猫さまはまず、針で穴をあけられ絞るようにして中に溜まっている膿を出すという処置をされました。

(これが想像しただけでとても痛そうで、私が悶絶していました)

ある程度出して、

「まだ少しの間は出るかもしれませんが驚かないでくださいね~」

といわれ、抗生物質を出されて終了しました。

日にちが経てば自然と治ってくるとのこと。

ほんとかよ~と思うくらいの傷だったので、心配しつつもその日はお薬をもらって退散。

ついでに便秘のことも相談し、そちらのお薬ももらいました。

  • 肛門嚢内の分泌内容物の抽出
  • 抗生物質の投与

以上の処置を行いました。

MEMO
但し、先生によっては、洗浄をしたり、傷口が大きい場合は縫ったり、繰り返す場合は肛門嚢を摘出したりと外科的な処置をとることもあるようです。

気になるお値段

お薬込みで、大体数千円です。あとは今後の通院ですね。

経過観察

一週間後、病院に連れていくことになっていましたが、病院につれていった次の日、

ゆきち

え!昨日より傷口ひどなってるやーん

これ、縫わなくちゃいけないんじゃないの・・・ってくらいにひどくなっていました。

(まあまあ生々しいので見たい人だけ自己責任で「実際の傷口の写真」の部分をクリックしてね)

猫 肛門嚢炎

 

そして床にこんなものが落ちていました。(気持ち悪いので見たくない人は気を付けてください)

猫 肛門嚢炎 体験談

これが膿として溜まってたんでしょうか。可哀想に・・・

これが発見されてからは少しずつましになっていき、一週間後の経過観察でも先生から大丈夫でしょう!といってもらえました。(しかし投薬は継続、また一週間後通院)

現在、罹患してから2週間が経過しました。傷口はこちら(見たくない方はスルーを)

  

猫 肛門嚢炎 体験談

だいぶん傷口が小さくなって、よくなりました。安心しました。

気になる予防法は?

私の病院の先生曰く、いつなるかわからないから予防しがたい、とのお話でしたが、少し調べてみました。

  • 定期的に分泌物を絞り出す
  • 外猫との接触を避ける

肛門絞りはわんちゃんではオーソドックスのようで、シャンプーのついでにおこなったり、飼い主が定期的に絞ってあげる、または病院で獣医さんにお願いするなどの処置をしているようです。

注意
猫ちゃんも飼い主が肛門絞りをするように促す情報もある一方で、素人がやるのはあまりよくないとの情報もありました。一度獣医さんに合わせて相談するのが確実でいいと思います。

いつなるか、誰がなるかわからない肛門嚢炎。

知識をつけていざという時に対応できるようにしておきましょう。

 

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