こんにちは。ゆきちです。
そう、私は・・・
空前絶後の超絶愛猫家!
猫を愛し、猫に愛された女!
そう、我こそは!
たとえこの身が朽ち果てようと、猫を求めて命を燃やし
燃えた炎は星となり、見る猫すべてを笑顔に変える!
そう、この私は、サンシャイーン!ゆきち!!!
イエエェェー!!!!!
さて、しょうもないことはおいといて、この私、既にこのブログからもお気づきの通り、大の猫好きです。
よって、3匹の猫に囲まれて暮らしています。
でも、そんな私、実は・・・「動物アレルギー(猫アレルギー)」なのです!(泣
小学2年生の時に、祖父の家で犬に顔をなめられ、目がパンパンに腫れあがって目が開けられなくなりまして・・・
また、犬がいる空間に入った瞬間、鼻水くしゃみ、涙はもちろんですが、喉が腫れて気道が狭くなり、ひゅーひゅーと息ができなくなったりまして、結構酷かったのですよ。
それがきっかけで、病院で検査してもらったら、5段階のうちのパーフェクトクラス5!!!(笑)
医者からは、「今後絶対に動物に近づかないように!!」と言われてしまいまして。
動物を触るのはもってのほか、動物園にすらいきませんでした(´;ω;`)
なにより絶望だったのが、「もう今後一生私は動物を飼えないってこと」。
動物が好きではなければ、食物アレルギーや日光アレルギーなどのアレルギーに比べたら、特に問題なく生きていけますが、
動物が大好きな私にとって、そしていつか、可愛がっているぬいぐるみの猫そっくりのアメリカンショートヘアを飼いたいと思っていた私にとっては、奈落の底に突き落とされた瞬間でした。
でもね・・・
現在私は、念願の猫との生活を謳歌しているわけです☆
私としても、正直驚きなのですが(笑)
きっと、動物アレルギーや猫アレルギーの方の中にも、「猫を飼いたい!」という方がいらっしゃるでしょう。
または、「猫を飼っているけど、猫アレルギーの人と付き合っているんだけど・・・(将来どうしよう)」なんていう深刻な悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
「今まで大丈夫だったのに急にアレルギーになった・・・!猫を手放したくない!」
そんな人たちのために!!
猫ちゃんを飼うのをあきらめずに済むかもしれません!
そして、猫ちゃんを手放さなくてはいけないかも・・・という人も、猫ちゃんのためにもまだ諦めないでね!!
猫アレルギー(動物アレルギー)の主な症状とは
一般的に言われている猫アレルギーの症状
そもそもアレルギーっていうのは、免疫の異常反応です。
体内に侵入した異物に対する防御反応です.
万人にとって有害な異物に反応して体内から排除するのが免疫であり,我々の体を守るためには必要なシステムです.
一方,特定の人の体で,本来,無害であるはずの異物(アレルゲン)に対して免疫反応が起こってしまうのがアレルギーです
引用「アレルギーの基礎知識」より
風邪をひいたりしたら、免疫系が働いて風邪のウイルスを体から追い出そうとします。
その過程で、喉が痛んだり鼻水がでたりするんですね。
アレルギーも似たようなものです。
ただ、風邪のような害のあるものでもないものにも同じ働きが起こってしまうということです。
ですので、動物アレルギーの場合は、動物の毛やフケ、唾液などに対して免疫反応を起こしてしまうということです。
実際に見られる症状としては、
- アレルギー性鼻炎(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)
- 結膜炎(目のかゆみ、涙、充血)
- 喘鳴(呼吸するたびに雑音がすること)、呼吸困難、咳
- じんましん、アトピー性皮膚炎、湿疹、かゆみ
などだそうです。
クラス5の私が実際に抱えていたアレルギー症状と症状がでるきっかけ
私は、猫だけにとどまらず、すべての動物に対してアレルギー症状がでていました。
うさぎ、鳥、犬、ハムスター・・・
その時の症状は以下の通り。症状が出る順に並べています。
- 目がかゆくなってこすってしまう、涙が止まらない、充血する、目が腫れて視野が狭まる
- 目やにがでる、白目がぶよぶよになる
- くしゃみがでる、鼻水がじゅるじゅるに出る、鼻がつまる
- 喉がかゆくなる
- 咳がでる
- 喉が腫れて、気道が狭まる感覚がする
- 息をすると、ぜーぜー、ひゅーひゅーいう音が聞こえる
- 息苦しくて、このままだと息が出来なくなるという危機感を感じる
症状がでるきっかけは、以下の通り。
- 動物と同じ空間にいるとき
- 動物になめられたとき
- 動物を触った手で顔や目をさわったとき
- 動物を飼っている人の隣に座ったとき
上記の場面では必ず症状が出ていました。
なにより、一番大変だったのが、「動物を飼っている人が近くにいるとき」(笑)
学校とか、家でペット飼ってる人いるじゃないですか、もちろん。
目の前の席の子が、どうやら犬を飼ってたみたいで、制服が毛まみれだったんですよ(笑)
あのときは本当につらくって・・・人には言えなかったですけど(^^;
猫アレルギーが起こる原因物質は?
猫アレルギーが起こる原因は、色々と唱えられています。
まだ、研究途上の部分もあって、確実にこれらだけ!と断定されているわけではなく、いろんな説もあるのですが、主な原因として挙げられているのは、以下の通りです。
- 猫の毛
- 猫のフケ
- 猫の唾液
- 猫の尿
- 猫のホルモン・タンパク質
色んな説がありました。ただ、あくまで、これらが原因「かもしれない」というレベルのようです。
人によっては、どれが要因となるか異なるかもしれないし、どんな症状が出るかは人それぞれだからです。
血液検査でチェックするのは、猫のフケに対する反応のようなので、猫のフケがアレルギー症状の原因となっているというのはほぼ確実でしょう。
ただ、面白い話として、「猫のアレルギーは毛やフケ自体ではなく、それに含まれるたんぱく質のせいで起こる」という説です。
But it’s not a pet’s hair, or even the flaky, dandruff-like dander itself, that causes allergies. Instead “it’s a specific protein in the dander that people are allergic to,” says Chiu, associate professor of pediatrics and medicine
簡単に訳すと、「ペットの毛やフケ自体が原因なのではなく、それらに含まれるある特定のたんぱく質が、人間のアレルギー症状を引き起こしている」という文意です。
これらのタンパク質は、フケや毛だけではなく、猫の唾液や尿にも含まれるため、それらも猫アレルギーが起こる原因となりうる、ということでしょう。
特に猫の毛が直接の原因物質ではなく、あくまで媒介であるとの見方もあります。
猫の物質以外にも原因が?!
実は、猫アレルギーだとばかり思っていたら、それ以外にも原因があったという場合があります。
ハウスダストやダニに対する反応とあいまって、強く症状が出ているという人もいるようです。
実際、私も犬に対するアレルギー症状がでて病院に行きましたが、その際、ハウスダストやダニ、カビもクラス5の反応でした。
なので、もしかしたら犬に対するだけではなく、ハウスダストなどにも反応してより症状が重篤化していたのかもしれません。
猫アレルギーは突然発症することもあるのか?
今までアレルギーなんてものとは無縁!なんともなかったのに~、という人でも急に発症することはありえます。
アレルギーは最初から発症するわけではなく、毎日使っている化粧品で起こることもありますし、花粉症もそうですが、むしろ毎日触れているものだからこそ、ある日突然、発症するのです。
アレルギーっていうのは蓄積されて発症するらしいです。
なので、花粉症も生まれつきじゃなくて、ある年突然なったりしますよね。そういうことです。
食物アレルギーも、めっちゃその食べ物を食べていたら発症した、とか・・・
なので、動物アレルギーも、猫アレルギーも、油断してはいけません。
現在は症状がなかったり、症状がひどくない場合であっても、出来る限りアレルゲンと接しないようにしましょう。
猫アレルギーは治るのか?治す方法は?
さて、猫アレルギーの方がもっとも気になる点です。
「猫アレルギーは完治するのか?」ということです。
残念ながら、現在の医療技術では、治ることは難しいようです。
私も、昔に比べると、現在の症状はほぼ皆無なので、猫アレルギーが治った!?と思っていたのですが、どうやらそうではないようです・・・
しかし、猫アレルギーが根治することはありません。この患者さんも吸入薬をやめれば、また症状が出てくるでしょう。さらに症状が強くなることも考えられ、その場合は、薬の量や種類を増やさなければなりません。
実際、私はいまでもペットショップに行くと、鼻がむずむずして鼻水が出ますから。
特にわんちゃんがダメみたいです。
たまに外のケージに入れられている子がいたりするじゃないですか。
もうだめです・・・鼻水とくしゃみが・・・
また、羊毛フェルトが趣味なのですが、その時も鼻水がでたりくしゃみがでたり、喉がかゆくなったりします。
しかし、発現するアレルギー症状を抑えたり、アレルギーになることを防ぐことはできるようです!!!
朗報!猫アレルギーの症状を抑えるのにはちみつが有効!?
猫アレルギーの症状を抑える・緩和するのに、はちみつが有効的だという記事を発見しました。
猫アレルギーが起こる過程としては、身体が有害だと察知した外敵(猫のタンパク質)を撃退するために、「ヒスタミン」という炎症を引き起こす物質を放出します。
これが原因で、身体の局所で炎症を引き起こして目がかゆくなったり体がかゆくなったりするのですが、このヒスタミンをはちみつに含まれる成分が抑えてくれるというのです。
はちみつに含まれるこれらのポリフェノール類は、ヒスタミンの放出を抑える効果が期待できます。
なので、
- はちみつうがいをして粘膜を洗浄すること
- ひとさじのはちみつをなめること
- デトックスハーブティーなどとセットではちみつをなめること
で症状を抑えることができるのだとか。
デトックスハーブティーと一緒にはちみつをなめることで、体内に取り込んでしまったアレルゲンをデトックスしたり、(数日かかる)はちみつをなめることで患部の炎症を抑えられるんだそう。
参考
動物アレルギーの人必見!はちみつを使った症状改善法とは | 女性自身WEB女性自身
はちみつ以外でもアレルギー症状緩和に効果があるかも?というもの
これは、私が昔信じていて実際に実践していた話なのですが「しそジュース」を飲むとアレルギーが治る、という話です。
当時、まだそんなにネットが普及していないときでしたが、どうにかして将来動物と一緒に暮らしたい、と思って調べた時に得た情報です。
その時のページはさすがに見つかりませんでしたが、やはり免疫反応を正常にしてくれる働きがあるのだということが判明しました。
成分的なお話しですが、しそには体内でEPAに変化するα-リノレン酸が含まれています。 このEPAには免疫を正常にする働きを持っています。 つまりアトピーや花粉症などのアレルギー症状を緩和してくれる働きがあるということです。
猫アレルギーも免疫の異常反応が原因ですから、緩和してくれる可能性大なわけですね。
レシピは色々ありますが、参考程度に載せておきますので、是非お試しください^^
参考
[かんたん!しそジュースの作り方]味わい方、保存のコツも紹介|カゴメ株式会社Vegeday
他にも猫アレルギーの症状を抑える方法を調べてみた
他にも少しでも猫アレルギーの症状を出ないようにする方法がないのか、考えてみました。
動物(猫)と極力接触しない
もしかしたらこれは意味があったのかも?と思った方法は、「動物(アレルギーの対象物)と長らく触れ合わないこと」です。
これは既に猫ちゃんを飼っている人には難しい方法ですが、今後飼うことを検討している人にはいいかもしれません。
私は、動物アレルギーだと診断され、アナフィラキシーショックを起こすかもしれないから動物には一切近づくなと言われてから、約12年くらいは動物との接触を断ちました。
それが功を奏したのかはわかりませんが、実際に現れる症状は以前よりもかなりましになりました。
調べてみたら、同じような方もいらっしゃいました!
しばらくふれあうのやめて、また期間を開けてから検査を受けたらなくなってることもあります。私も猫アレルギーです。私も猫好きでさわったり遊んでたら、くしゃみは出るわ咳は出るわ、目は痒くなるわで大変でした。さわったら30分以内に手を洗わないとダメです。うがいもします。 数年ほど猫とふれあわないようにしてたら、猫アレルギーなくなってました。猫のフケがダメでしたけど。
猫アレルギーは慣れる!?
実は、私は猫に耐性がついたのかもしれないんです。
というのも、私はもともとまりもちゃんに対してしっかりアレルギー症状が出ていました。
まりもちゃんは元野良猫で、2年前に実家に引き取られたのですが、その頃私は一緒に住んでいませんでした。
たまに実家に帰ることがあったのですが、すると、くろくんの時には全く現れなかった猫アレルギーの症状が・・・!
部屋に入った瞬間、鼻水とくしゃみが止まらない・・・
そして、まりもちゃんを触った手で体を触ると、赤くなってかゆくなる・・・!
たまたまではありません、毎度これが起こるんです。
なので、 極力長居しないようにしていました。
しかし、その1年後、実家で暮らすことになりました。
初めのうちは、やはりこの症状が出ていました。
しかし、気付いたころにはこの症状は現れなくなっており・・・今では基本的には問題なくなりました!
なので、ある程度免疫がついたのかな・・・?と思っていました。
インフルエンザも免疫がつけば、症状が軽くなりますよね?そんなものなのかと・・・
実際にそんなことがあるのか、念の為調べてみました。
でも、それは最初だけで、今はわりと平気。 慣れるってことはあるんでしょうか? 治ったりとか。
慢性的に刺激を与えていって、 それに慣れて行くというのはあるかもしれないし、 そういう治療法もあるけど、 すごく時間のかかる話です。 一度おさまっても、 いつかまた反応が出てきてしまうかもしれません。
これは実際にお医者さんが一般の方の質問に答えているページでした。
実際に、「減感作療法」という、アレルギー源に触れ続けることで、体にそのアレルギー源に慣れてもらい体耐性をつける方法があるそうです!
(危ないので真似しない方が良いと思いますが・・・)
他にも実際に経験した人の意見がありました!
猫アレルギーは慣れると治るといった医学的根拠はないそうですが、僕の経験や周りの猫を飼っている人ネットの情報を鑑みると、猫アレルギーは慣れである程度改善する人がいることだけは断言できます。 僕も最初はほんとにアレルギーが毎日ひどくてやばかったですが、今ではそこまで症状は出ません。たまに発作的に症状が出ることはありますが、毎日出るといったことはなくなりましたたよ!花粉症の時期はちょっときついですけどね・・・ このように僕の中では定説の「猫アレルギーは慣れると治る説」と全く同じなアレルギーの治療法もあります。
やっぱり慣れるということはありえるみたいですね!
ただやはりそれで完治するという保証はないようですが・・・
しっかりと休養をとったり体のコンディションを整える
人によっては、風邪をひいたり、寝不足だったりした時に、猫アレルギーの症状が強く出る人もいるようです。
免疫が弱った所に猫の影響が及んで、免疫異常が強くでるのかもしれません。
昨年は風邪で体の免疫が弱った時に喘息で呼吸できずに死ぬかと思いました。 元々ハウスダスト系のアレルギー持ちで、元々あったアレルギーが猫アレルギーを呼んだような状態になってしまいました。
よって、しっかりと自分の体のコンディションを整えることも大切でしょう。
猫アレルギーでも猫を飼う方法!猫アレルギーの私が猫と暮らすために気を付けていること
そんな私ですが、猫と暮らしている上では、ほとんどアレルギー症状などはなく生活できています!!
どうしてそんな生活ができるのか?
実際に私が実践していて、効果があると思われる行為や対処法をご紹介しますね。
①とにかく部屋は綺麗にする
まあ、テッパンですよね(笑)
巷でも良くいわれていることですが、なによりも大事なのがコレです!
とにかくこまめに掃除機をかけて、毛などが落ちていない状態を保つことです。
アレルギーを引き起こす原因は、タンパク質とはいえ、それが猫の毛やフケにも付着している可能性は高いですから、それを絶ってしまえば、アレルギー症状が出ることもないのです^^
出来る限り吸引力の強い掃除機を使えば、簡単に毛やフケを取り除くことができますね。
価格ドットコムで吸引力・パワーが強い掃除機ランキングで1位だったものを調べておきました↓↓
Amazonでの評判も上々です。
②カーペットは極力敷かない
フローリングなどは、綺麗に掃除しやすいですが、カーペットは結構厄介です。
それからはカーペットを外しました。
掃除機をかけても、カーペットの奥の方に毛が絡まってしまったりしていてすべて吸い取ってくれないです。
カーペットの種類にもよりますが、毛足が長いラグタイプは要注意です・・・
ラグに毛が絡まってしまって、掃除機なんかではとれないですし、フケもため込んでしまいがちです。
粘着タイプのコロコロが必要になりますが・・・毎日コロコロするのも、広い面積だと大変ですよね・・・
なので、極力カーペットを敷かない方がいいです。
敷く場合は一部分にすること、また毛足の短いカーペットにすることです。
うちでは、ルーンちゃんが激しく走り回るので、フローリングだと音が響きますし、滑ってケガをする可能性も高いです。
よって、代わりにフローリングにパネルを敷いています。
よく子供部屋とかに敷いているようなものです。
こういうの↓↓
ジョイントマットってやつですね。Amazonでも販売されています。
③シーツはまめに取り換える
ねこちゃんと寝室を分ける、というのが最も安全な方法かと思いますが、できることなら一緒に寝たいですよね(´;ω;`)
ですので、それは最終手段として、その前に打てる手はうちましょう!
シーツは極力頻繁に洗いましょう。
また、洗うとき(洗濯機で洗うとき)はまずシーツについた毛をコロコロなどでしっかりとってからです!
そうじゃないと、他の服とかタオルにまで毛がついてしまいます・・・
でも、それも結構手間ですよね。
シーツだと面積も広いですから・・・
うちもコロコロしていますが、15分くらいかかるし、コロコロの紙も50回くらい替えています(^^;
経済的にもエコ的にもよくないですね・・・労力すごいですし・・・
なので、洗濯物の毛をとるためのランドリースポンジなんてものも売っているので、こういうのを使うのもいいかもしれません。
洗濯物と一緒に洗濯機にいれて洗うだけで、洗濯物についている毛を絡めとってくれるそうですよ。
洗濯で衣類に付いた抜け毛をからめ取るランドリースポンジ。ペットの毛対策に!
④ベッドで寝る
いくら掃除機をかけているからといっても、猫が歩けば、すぐに毛が落ちます。
よって、床に猫の毛やフケが落ちていることが多いので、極力床に近づかない方がいいです。
ですので、床に布団を敷いて寝るよりも、床から距離のあるベッドで寝る方が安全です。
⑤毛布やマットレスにも掃除機をかける
シーツは洗うことができても、マットレスはなかなか洗えませんよね。
もし、ここにまで猫のフケが落ちていたら、アレルギーの原因にもなりますし、ダニが発生する原因にもなります。
ダニというのは、人間のフケや剥がれ落ちた皮膚などを好んで食べます。
ということは、猫のそれも好きなはずです。
先ほどもいいましたが、猫が原因なだけではなく、あらゆるアレルギーの原因が積み重なって症状が出ている可能性もありますから、しっかりここも対策が必要です。
レイコップという、寝具などのハウスダストやダニをしっかり吸い取ってくれるハンディタイプの掃除機があります。
これならマットレスも掃除することができます!
我が家ではこれで布団を掃除しています。
それなりのお値段はしますが、猫との幸せな生活のためですから、ぬかりない対策を施しましょう!
⑥猫を触った手で極力目や肌を触らない
猫を触った手で直接、目を触ったり、肌を触ったりすると、アレルギー症状がでてしまう可能性が非常に高いです。
私も、くろくんを触った手で、そのままスキンケア(化粧水を顔にぬる)したことがあり、かゆくてかゆくてしょうがなくなった経験があります。
猫を触ったら、とにかくすぐに洗いましょう。
面倒ですけど、触るたびに洗う様にしましょう。
また、私はスキンケアをしっかりするのですが、乳液などで顔がべたべたしていると、どこからともなく飛んでいる猫の毛がついたり、スリスリとすりよってくる猫のしっぽが顔に当たったりして、顔がかゆくなることがあります。
そういった場合も、顔に毛がつかないように、スキンケアをする方は、ベタベタを取っておいた方がいいですね。
⑦猫になめられたらよく洗う
猫ちゃんによっては、なめてくれる子もいます。
うちのくろくんはいつも私の手や顔をなめてくれます。
信頼の証なので、とっても嬉しいんですけど、なめてもらったらすぐにその箇所を洗い流した方がいいです。
残念ですが・・・
前述の通り、唾液にはアレルギーの症状を引き起こす原因のタンパク質が含まれているからです。
なめてくれて、ありがとう^^ っていって、こっそり洗いましょう(笑)
また、顔をなめてもらうのも嬉しいのですが、極力顔はなめられないように避けましょう。
目や鼻などを直接なめられてしまうと、アレルギー症状を防ぐことができません。
⑧猫を定期的にブラッシングしてあげる
掃除を徹底したり、極力自分からアレルギーの原因になるものから逃げるというのも大事な方法ですが、なによりそのおおもとを絶つことが重要です。
なので、猫のムダ毛をとってあげることも効果的な対策です。
毎日ブラッシングすると、皮膚に負担がかかって皮膚炎を起こしたりする可能性もあるので、最低でも3日に1回くらい、時間としては5分ほどにとどめておきましょう。
ブラッシングしてあげるだけでも、抜け毛などを取り除くことができ、床に毛が落ちたり、毛が舞ったりする可能性を低くすることができます。
その上、猫ちゃんにとってもいいことですよ♪
ブラッシングして無駄な毛を除いてあげることで、毛玉対策になります。
ムダ毛を飲み込んでしまうと、毛玉を吐くことに繋がってしまいますので・・・
体験談│うちの猫が毎日エサや黄色や透明の液体を吐く原因が判明した│写真付
なので、しっかり無駄な毛をとってあげるためには、ファーミネーターという道具を使うのもおすすめです!
実際に使ってみて結構良かったので、使い方や使った結果なども詳細を記事にしていますので、是非見てみて下さいね☆
抜け毛の画像付│猫はファーミネーターを嫌がる?ハゲる?嫌がられない使い方や頻度
⑨猫を定期的にお風呂に入れる
フケが出ていたり、換毛期(毛がたくさん抜ける時期)はお風呂に入れてしまった方が、アレルギー原因物質も流れてくれていいでしょう。
お風呂に入れるペースは諸説あります・・・
ただ、私のような猫アレルギーの人が家族にいる場合は、月1くらいのペースでお風呂に入れた方が良いそうです。(ペースは諸説あり)
どうしてもお風呂に入れるのが難しい場合は、⑬の項で説明する通り、空気清浄機を置くといいですよ。
お風呂嫌いな猫ちゃんは多いですし、お風呂に入れた後、念入りに体をなめてしまうので、余計にアレルギー物質を体に塗りたくられている気がするので(笑)
あとは、洗い流す必要がないシャンプーやシャワーシートなんてものも売られているので、それを使うのもいいですよ♪
ルーンちゃんは洗い流さないシャンプーでふきとりをしています。
我が家が使っているもの↓↓
もう少し安価でAmazonで高レビューなもの↓↓
また、人間もそうですが、猫も年を取ると肌が乾燥して余計にフケが出やすくなるそうです。
なので、加湿器を置いたり、猫用の化粧水なんてものもありますから、それで乾燥対策をしてあげるのも一つの対策法ですね。
⑩猫のトイレをすぐに掃除する
猫の尿にまでアレルギーの原因となりうるタンパク質が含まれているということですから、成分などが空気中に拡散しないよう、極力猫ちゃんがしたおトイレはすぐに掃除すべきです。
また、おしっこがしっかり固まる砂を使用して、蒸発などを防ぐのも効果的です。
うちではしっかり固まりながら、猫の体にとっても悪くない猫砂を見つけたので、それを使っています!
とってもおすすめですよ。
猫砂で悩んでる人!猫の体に安全なだけでなく散らばらずしっかり固まる猫砂を発見した
ちなみに、ベントナイトといわれる砂はがっちり固まりやすいですが、猫のからだにはよくないといわれているので、使用しない方がいいかもしれません。
鉱物系ベントナイトの猫砂は猫の健康に悪い?実際に体験談を調べて訳してみた
⑪鼻呼吸をする・マスクをして対策をする
口呼吸をすると、直にアレルギーの原因物質を吸い込んでしまうことになります。
そうすると喉を傷めたり、咳がでたり息苦しくなったり喘息になったりします。
鼻呼吸だと、鼻がフィルターがわりになってくれて、ある程度吸引を防ぐことができます。
それでも厳しい方は、マスクをしてしまいましょう。
今は、空気中の浮遊物(花粉など)をしっかりカットしてくれたり、耳が痛くならないマスクなども売っているので、そちらをつけると快適に対策できるでしょう。
⑫定期的に窓をあけて部屋を換気する
アレルギーの原因物質になるものが空気中を浮遊したり、滞在するのを防ぐためにも、定期的に窓をあけて空気を入れ替えることをおすすめします。
ただ、冬場であったり、なかなか窓を開けづらいという家に住んでいる方もいるかもしれません。
そういう方は、空気清浄機を使うといいです。確実にそちらの方が効果はあります。
⑬空気清浄機を使う
猫アレルギーの症状に悩まされている人の多くは必ず空気清浄機を使っています。
それは空気清浄機がアレルゲン物質や細かいほこり、においまでもを吸い込んで、浄化した空気を室内に排出してくれるからです。
また室内の空気を調査した結果を見ると、恐ろしい結果が明らかになりました。猫のアレルゲンはダニアレルゲンの約40倍も飛んでいるのです。これだけ聞くと本当に恐ろしい……。目に見えないので余計ですね。 そこで、改善すべきいちばんのポイントは環境です。空気清浄機を使っていたり、いつもお部屋を掃除したりしてキレイな環境を保っていれば、そこまで症状が出ないという方も少なくありません。それでも今回の私のように症状が出てしまった方は、以下の手順でケアすると症状がとても楽になります。
空気中にたくさんアレルゲンが飛んでいると知った以上は、しっかり対策したいですね。
我が家でも使用しています。
空気清浄機は、実際より広い部屋に対応できるものを使うとより効果てきめんです!
HEPAフィルターってのを搭載したものがいいんです。
うちで使っているのはコレです↓↓ HEPA搭載な上、加湿もできます。加湿できると猫のためにもいいですね。
ハウスダスト対策もばっちりです☆
もしも、余裕がある方は、こっちの方が性能が高く、消臭効果や空気浄化効果なども強いのだそうです☆
⑭アレルギー用の薬を病院で処方してもらって飲む
症状をましにするために、治療としてアレルギー用の薬を病院で処方してもらって飲むという方法もあります!
結構飲んでいる方は多いみたいです。
軽度のアレルギーなら、1日に1回で済み、眠くならない薬がたくさん出ています。
市販薬のアレグラを飲んでいる人もいるようです。
事前にアレグラ飲んで行く。 滞在中はアレグラを飲む。 少しは症状マシになります
ただ、人それぞれアレルギーの症状が異なりますので、市販薬よりも実際に病院で相談して処方してもらう方が確実に効くかとは思いますよ。
抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬により、猫アレルギーの症状を緩和することができます。
猫アレルギーでも飼いやすい猫の種類ってあるの?
実は、猫アレルギーの人でも、アレルギー症状が表れずに猫を飼うことができる猫の種類というものがあります!
ただ、毛が抜けにくい猫種だとか、短毛の猫種だと猫アレルギーの症状が出にくいのかな~とは何となく思っていたのですが、どうやらそれだけではないそうです!
先ほど、猫が持つたんぱく質が原因で猫アレルギーが発現する、ということを説明しましたが、そのタンパク質を生成する量がもともと少ない猫やため込みにくい猫というのが存在するのだそうです!
ちなみに、そういう猫の品種のことを、 「ハイポアレルジェニックキャット」と呼ぶんだそうです。
私も気のせいかと思っていたのですが、私の幼い頃も犬の種類によって急にアレルギーが出たり、強く症状が出たりしていました。
ちなみに私は、マルチーズは大丈夫でしたが、ヨークシャテリアがダメでした・・・
ロシアンブルーは猫アレルギーでも飼える?
ロシアンブルーは猫アレルギーの方にもやさしい猫種のようです。
いわゆるハイボアれるジェニックキャットのうちの1つだそうで、アレルゲン(タンパク質)生成量が少ない猫とのことです。
実は私も、アレルギーが心配で、猫を飼う前に色々調べたのですが、ロシアンブルーはアレルギーが発現しにくい猫ということで、飼いたい猫の候補にあげていました。
実際にこの2年間一緒に住んでみた上でのあくまで個人的な感想は、アレルギーは気になりません!
まず、感じるのは、抜け毛があまりないということです。
毛は直接的にアレルギー発現とは関係なさそうだということはわかりましたが、ないにこしたことはないですよね。
もちろん換毛期にはたくさん抜けますが、日常生活ではほとんど抜けません。
うちの雑種(保護猫)2匹と比べても格段に少ないです。
ファーミネーターでブラッシングしてみても、取れる毛の量が格段に違いますし・・・
【猫にファーミネーター使ってみた】嫌がる?ハゲる?抜毛の量や使い方を紹介!
次に思う点としては、ルーンちゃんは現在2歳、お風呂には今まで入れていませんが、今までフケは一切出ていません。
(洗い流さないシャンプーでたまにケアはしています)
一方、くろくんは半年に一度お風呂に入れていましたが、フケが良く出ます。年のせいもあるかとは思いますが・・・
ただ、まりもちゃんはルーンちゃんと同い年ですが、くろくんに劣らないくらいにフケが良く出ています・・・
と、いうわけで、私はルーンちゃんを迎えた瞬間から、今までほぼ猫アレルギーの症状が表れたことはありません。
たまに毛が顔について、かゆくなりそう~くらいのレベルですね。
もちろん個人差がありますから、猫アレルギーの人全員がロシアンブルーを飼えばアレルギーが出ないというわけではないですよ!
サイベリアン、バリニーズ(アレルゲンの生成量が少ない猫たち)
オリエンタルショートヘア、コーニッシュレックス、デボンレックス、スフィンクス(アレルゲンをためこみにくい猫たち)
アレルゲンをためこみにくい猫たちは、やはりみんな毛が短かったりぬけにくい子ばかりですね。
実は、私はペットショップに行った時、ルーンちゃんを連れて帰るか、別の子を連れて帰るか、迷った猫がいたのです。
その子はアメリカンショートヘアでした。
実は、その子もだっこさせてもらったのですが、そのとき、ちょっと鼻がじゅるっとなった感覚があったんです。
あ、これはもしかしたらまずいかも・・・と、本能的に思いまして・・・
別に毛が長いとかではない猫種ですけどね。
なので、もしかしたら、私はロシアンブルーを飼っているからこそ猫アレルギーの発現を抑えられているのかもしれません。
それだけがルーンちゃんを連れて帰ることにした理由ではありませんが、賢明な判断だったかもしれません。
また、猫種だけでなく、性別とかも関係あるのかも?ですね。
性別によってもアレルギーの発現率がかわるかも?
先に、猫アレルギーの原因物質の話をした時に、「猫のホルモン」も原因として羅列しました。
実際それを原因としてあげている記事があったので、ご紹介したのですが、実は私も昔動物アレルギーの症状が出たとき、メスの犬になめられたときは特に強く症状が出て、オスの犬と接触した時はそこまで強く出なかったんです。
なので、やっぱり性別によってもアレルギー症状の程度の差が出るのかもしれません。
自分に合う猫を見つけることも大事
アレルゲンの生成が少ない猫やため込みにくい猫というのを紹介しましたが、あくまで通説で、必ず全員に当て嵌まるわけではないです。
ですから、それだけでその猫を飼うと判断するにはいささか短絡的すぎます。
実際に猫と触れ合ってみて、アレルギーの出やすい猫だと感じたり、性別によってもアレルギーの程度がかわるという体験をしてきた私からすると、いろんな猫に接してみてから飼う猫を決めたり、飼うか飼わないかを決めたほうがいいと思います。
実際私と同じ経験をしたことがあるアレルギー体質の方もいるようです。
ああーー、わかりますーー。
この猫はくしゃみがでるけど、
あの猫なら大丈夫とか。
そういうの、あるんで。
メスとオスとで違ったり、
体臭とか、猫にもそれぞれ細かく個性があるので、
ほんとうに猫と暮らしたいなら、
そんなことができるかどうかはわかりませんが、
自分の反応が出にくい猫を探すことが
必要なのかもしれませんね。
一匹ずつ、試していくということですね。
猫の体質を変えてしまう方法もあるらしい!
これまた面白いことを見つけました!
猫アレルギーの原因となるたんぱく質をそもそも発現しにくくするために、猫の食事を見直して猫の体質改善をするという方法もあるのだそうです!
「猫の体から分泌されているホルモン」に反応している場合もあるので、
その場合は猫自体の体質改善をするということも方法として考えられるかもしれませんね。
脂分の多い食事をなくして、タンパク質を増やすとか、そういうことをしていくということですね。
もちろん、猫の健康も考慮しながら、というのが大切です。
まとめ
いやあ、すっかり熱弁していたら長くなってしまいました・・・
ここまでよんでくださった方、お疲れ様です・・・!
猫アレルギーでも猫を飼いたい!という願いはとっても切実で、何をしてでもそれを叶えたいと思っているに違いありません。
実際私がそうでしたから・・・
でも、打つべき手をうてば、一緒に生活するという夢も叶えることができるかもしれません!
しかし、アレルギーは、命を落とすことにも繋がる怖いものです。
なので、無理は絶対に禁物です。お医者さんにも相談するようにしてくださいね。
ただ、こうして実際に猫アレルギーでも猫と生活できている人間がいるということがわかってもらえれば、嬉しく思います。
それだけでもきっと希望になると思うので・・・
今日ご紹介したことが少しでも役立っていただけたら幸いです☆
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