こんにちは。諭吉です。
うちのくろくんはかぎしっぽです。かぎしっぽとは先の曲がったしっぽのことをいうのですが,幸運の印とされているそうです^^
詳しくはこちらの記事をご覧ください☆
【願いが叶う!?】幸せの証♡黒猫のエンジェルマークとかぎしっぽとは
ロシアンちゃんは綺麗な長細いしっぽで,かすかにシマシマ(タビー)が入っています。
そして,しろくろくんのしっぽは短くて,先がぐるぐるっと結び目のようになっているんです!
3匹ともそれぞれしっぽの形が違います^^
面白いなあ,他にどんなしっぽがあるんだろう?と気になったので調べてみることにしました。
あなたの愛猫ちゃんのしっぽはどんな形ですか?
記事を見ながら愛猫ちゃんのしっぽに似ているものを探してみてください!
ゆきち
どんな形があるのか調べてみたで~!
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猫のしっぽってどうなってる?
しっぽって,実はちゃんと骨でできてるんです。(諭吉は昔,タコみたいな感じだと思ってました(笑))
猫ちゃんのしっぽってすごく細かく動きますよね。先の方だけゆらゆら器用に動かしたり。それは幾つもの骨や筋肉によってしっぽが構成されているからです。
大体18~23個もの骨(尾椎)で構成されているようですが,しっぽの短い猫ちゃんは,しっぽの長い猫ちゃんに比べると骨の数は少ないそうです。しっぽの長さによって骨の数も違うのですね。
その骨のまわりに色んな種類の筋肉がとりまいていて,しっぽを前後左右に動かすために4つの筋肉が,さらに細かな動きをつかさどるために8つの筋肉が存在しています。
この筋肉のおかげで,あの優雅でしなやかかつ細やかな動きができるわけですね。
猫のしっぽはどんな種類があるの?
なんと猫ちゃんのしっぽの種類は,調べた結果からすると少なくとも8種類はあるようです!
しかもそのすべてに名前がついているんです!
短いしっぽ順にご紹介しますね☆
なかなかこのしっぽをもった実物の猫ちゃんの写真が見つからなかったので,諭吉の下手なイラストでご紹介しますね(;^_^A
名前の後ろの(1)~(8)と左上の番号が合致します。
ランピーマンクス(1)
マンクスというしっぽが短い猫ちゃんがいます。ただ,マンクスにもいろいろ種類がいるらしく,ふつうの長いしっぽをもつマンクスもいるのだそう。
その中でも特に極端にしっぽが短く,ほぼしっぽがないくらいの状態の子をランピーと呼びます。
ボブテイル(2)
ボブテイルとは,6~7センチほどの短いしっぽのことです。
まるでぼんぼりがお尻についているみたいな,可愛いしっぽです♪
しろくろくんはこのしっぽかな~♪
先ほどもお話しましたが,しろくろくんのしっぽは先がぐるぐるっと丸結びをしたようになっています。
一度父親がふざけてまりもちゃんのしっぽに糸のおもちゃ(棒から糸が釣り下がっていて,その先にネズミとかがついてるやつ)をひっかけたら,ぐるぐるの中にからまっちゃってとれなくなり,しまいには糸を切ったことがあります。
それぐらい,ぐるぐるっと結ばれています。
写真はこんな感じ。あんまり見えるものがなかったのですが・・・
ジャパニーズボブテイルっていう猫ちゃんがいますよね。あの猫ちゃんが語源なのか,それとも短いしっぽを持っているからジャパニーズボブテイルと呼ばれているのか・・・?
どっちが先行かはわかりませんが,とにかく短いしっぽのことを表します。
ちなみにチラッと見たい程度ですが,「アメリカンボブテイル」という猫ちゃんもいるそうです!
ということは,やっぱりしっぽが先で,それにちなんで猫ちゃんの名前がつけられてるんですかね?
昔はしっぽが短い猫ちゃんが好まれる傾向にあったのだそうですよ。
長いしっぽを持っている猫ちゃんはしっぽが割れて,妖怪の猫又になって人間を食べるかもしれない!という言い伝えがあったからだとか・・・
この子もおそらくボブテイルでしょうか?
コークスクリューテイル(3)
豚のしっぽみたいにくりくりんっとカールしているしっぽのことで、ピギーテイルと呼ばれることもあるそうです。
ピギーって英語で子豚って意味らしいです。なるほど~ 確かに子豚のしっぽってびよよ~んって丸まっているイメージがあります(笑)
エアリアルカールドテイル(4)
長いしっぽが空中でクルンとカールしたタイプのしっぽです。
長毛の気品ある猫ちゃんがこんなしっぽっていうイメージが勝手にあります(笑)
フランクカールドテイル(5)
くるっとカールしたしっぽが,空中でふわんとしているのではなく,脇腹にまで垂れ下がった状態のしっぽのことをこう呼びます。
フランクとは英語で脇腹という意味なんだそうです。
諭吉はこのしっぽの子をあまり見たことがありません。(おそらく)
フラットトゥバックテイル(6)
しっぽが根元の部分から背中側にきゅっと折れ曲がって,背中に沿って水平になっているしっぽのことを指します。
このしっぽもあまり見たことがないですね・・・(というかこんなにいろんなしっぽの種類があるとはしらず,今まではかぎしっぽ・短い・長いという3つの観点でしか見たことがなかった・・・笑)
キンクドテイール(7)
いわゆるかぎしっぽです!くろくんがこのしっぽの形ですね~
しっぽの骨が変形しているためにかぎのようにねじ曲がっている形です。
これも短いしっぽの種類のうちの1つなんですって。これが重度になると,くるくるっと丸まったボブテイルやコークスクリューテイルになるんだそうです!
昔から短いボブテイルとともに,好まれた猫ちゃんです。
西洋では,しっぽの先(かぎの部分)で幸せをひっかけてくる,日本では,宝箱の鈎束を引っ掛けて来るといわれており,かぎしっぽをもつ猫ちゃんは福猫と呼ばれています^^
写真が撮れました!!!これがくろくんのかぎしっぽです^^
フルテイル(8)
よくある普通の(というと失礼ですが)長くてまっすぐなしっぽのことを指します。
だいたい25~30cm程の長さだそうです。
うちのロシアンちゃんがこのしっぽですね!
このしっぽの子が多いのではないでしょうか?
なぜ色々な種類のしっぽの猫ちゃんが存在するの?
ねこちゃんのしっぽは幾つもの骨と筋肉でできているという話をしましたが,このしっぽの形を決めているのは,遺伝子だそうです。
諭吉ははじめてくろくんのしっぽをみたとき,野良猫だったし,誰かに踏まれたり意地悪されて変形しちゃったのかな・・・と思っていましたが,うまれつきによるものだそうです(ホッ)
短い尻尾にする遺伝子というのは,優性の遺伝子(ただし不完全優性。100%優性となるとは限らない)なので、短い尻尾と長い尻尾の両親を持つ猫ちゃんは,短い尻尾になりやすいです。
猫のしっぽを短くしている遺伝子は主に3つあるそうで,そのうちの1つは現段階ではまだ発見されていない遺伝子なのだそうです。神秘ですね~
3つのうち1つは,マンクスの極端に短いしっぽを作る遺伝子(マンクスにしか見られない),もう1つはボブテイルを作る遺伝子,最後の1つがまだ発見されていない遺伝子です。
ボブテイルを作る遺伝子変異は東南アジアや中国南部の野良猫によくみられるのだそう。
そこから日本に渡ってきて,「ジャパニーズボブテイル」って呼ばれるようになったんですかね?フシギ!!!
この遺伝子変異によって,しっぽを構成している尾椎という骨が減少したり,癒合(くっつくこと)したりして,しっぽが短くなります。
かぎしっぽの場合は,この尾椎が半椎体化(片側がかけて△になること)することによって生じるということも明らかになっているそうです。(諭吉の汚いイラストですみません・・・)
ただ,この遺伝子は猫ちゃんの生存率や生殖能力には影響を及ぼさないようなので,ひとまず安心しました・・・
(本日の参考文献:「子猫のへや」さん,「BOBTAILED AND CURLY TAILED CATS」さん)
まとめ
- 猫ちゃんのしっぽはいろんな種類がある
- しっぽは猫ちゃんにとって大事なモノ
- 猫ちゃんのしっぽは遺伝子によって決まる
いかがでしたか?
猫ちゃんのしっぽには魅力がいっぱいですね!
お家の猫ちゃんはもちろんですが,猫カフェや道端で見かけた猫ちゃんのしっぽにもこれから注目してみると面白いかもしれませんよ!
諭吉もいろんなしっぽの猫ちゃんを探してみようと思います^^
きょうも きみのにゃんこポイントが 1ポイント あがった!