あなたは、ペット用の「自動給餌器」を使ったことがありますか?
きっと猫ちゃんやわんちゃんを飼っている方なら、自動給餌器について、一度は見たり聞いたり、購入・使用することを検討したりしたことがあるのではないでしょうか。
自動給餌器はその名の通り、猫などのペットに自動でご飯を与えることができるマシーンです。
「いつでも自動でご飯をあげられる」という点から、仕事などで外出して家を空けている間、ペットにえさをあげられない!という一人暮らしの方には特におすすめとされるグッズです。
では、それ以外の人にとっては、必要ないものなのでしょうか?
自動給餌器なんて猫にとって本当に必要なの?
自動給餌器でいったい何ができるの?
どの給餌器が一番おすすめなの? などなど・・・
様々な疑問を解決すべく、猫を飼う上での猫の自動給餌器の必要性と、給餌器でできること・機能、おすすめの点をお話していきたいと思います!
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猫の自動給餌器って必要なの?
自動給餌器(自動エサやり機)は、読んで字のごとく、決まった時間になると、自動で決まった量のドライフードを猫に与えることができるハイテク機械です。
仕組みはシンプルで、餌を本体内部のタンクに投入→タイマーをセット→時間がきたら一定量を受け皿に排出→犬や猫は排出された餌を食べる、といった仕組みです。
と思ってらっしゃる方も多いかもしれません。
でも、自動給餌器は、猫の飼い主さんであれば、家族で暮らしている家庭であっても、基本的に家にいる人であっても、あると便利なアイテムです。一台持っておくに越したことはない便利グッズなのです!
いったいなぜ必要なのか?どういう場合に・いつ必要になるのか?
そして自動給餌器でいったい何ができてしまうのか。
まず、自動給餌器の導入を検討する必要がある方を4つのパターンに分けてみました。
①少しでも長く寝たい!時短したい!効率化や自分の時間を大切にする飼い主さん
まずは「よく外出したり家をあけがち」な人におすすめ、と言いたいところですが、それは当たり前すぎるので、それ以外の場合における必要性にフォーカスします。(「私には関係ないことや~」と思われている方に向けています 笑)
と困っているそこのあなた!
自動給餌器がすべて解決してくれます!安眠できる生活を取り戻せます!
と困っているそこのあなた!
「自動給餌器」はそんなあなたの仕事効率をあげてくれます!
しかも、猫にわびしい思いやひもじい思いをさせずにです。
自動給餌器があれば、猫がご飯を欲しがる時間にタイマーをセットし、与えるべき分量を与えることができるからです。
猫ちゃんによっては、早朝や深夜に食事を欲しがって鳴いたり、布団の上にのしかかってきたりして飼い主を起こそうとする子もいるでしょう。
そんな子の場合は、いつも欲しがる時間帯に、予めタイマーをセットしてエサを入れておけばOK!勝手に与えてくれます。
うちも自動給餌器に頼るまでは、「眠い!」といって布団を顔までかぶるか、眠い中とりあえず起きていって量ってあげているうちに目が覚めてしまった(せっかくの休日が・・・)ということばかりでした。
しかし、自動給餌器を導入してからは、「ご飯さえもらえればええんかい!」という具合に、寝ている私にはいっさい見向きもせず、早朝のアピールはピタッとおさまり、悩みは一発解決しました 笑
自動給餌器がご飯をくれるんだ!と学習したんでしょうね。自動給餌器でフードが出てくるくらいの時間になったらそわそわしだしたなあ、と思ったら、「ガチャン!」と起動する音がして、すごいなあと思ったものです。笑
規則正しい時間に適切な量の餌をあげられるので、猫の食生活のコントロールにも役立ってくれます。一石二鳥です。
すべての食事時間において導入せずとも、寝ている間や早朝においてのみ部分的に利用するのでもよいでしょう。
また、今はリモートでお仕事される方も多いかと思います。私もそのうちの1人です。
家に居れば、いつだって猫にご飯を与えられるじゃない、と思われがちですがそうもいきません。
例えば、Web会議中。突如の猫の乱入。
仕事で手が離せないときに、猛烈な要求。(物理的に目の前を横切ったりPCを踏まれたりするのが一番つらい・・・)
お昼の段階で置きエサをしておくものの、夕方には完食。(もちろん朝と昼の分のみを計量しているので)
となると、夕方には夜ご飯の猛烈な催促が始まります・・・
通常通りに仕事が終われば問題ないですが、残業などで長引けば、「全然仕事に集中できない!!」
お腹をすかせた猫にとっても、飼い主にとっても、両者ともによくありません。
そんなときも、自動給餌器で夕方にエサが出てくるように仕込んでおけば問題なし!
猫も飼い主も、両者Win-Winの状態になれちゃうんですよね。
よって、猫のご飯ちょーだいアピールから逃れて、少しでも長く寝たい・・・という方や、仕事やその他のことが忙しくて、手が回らないという方にはもってこいの頼もしき相棒になってくれます。
製品によっては細かく5g単位でセットできるので、いちいちフードの分量を量るのが面倒に感じている人にもおすすめです!
②子猫を飼っている方や野良猫を保護した方・猫を飼い始めた初心者さん
子猫は、成猫に比べて、食事回数を細かくわけて頻繁に与える必要があります。
一度に多くの量を食べられないため、少量を何度かにわけて与えるのです。
そのため、日中外で仕事をしている人は、その間はご飯をあげることができませんよね。
そのせいで、毎日細かくあげることができないかと思います。
こうしたケースも、自動給餌器があれば、留守にしている間でも頻繁に与えることができます。
人間でも似たような研究結果があって、胎児期や幼児期に飢餓感を味わった子は、エネルギーを蓄積しやすい体になり、肥満傾向にあるという論文を読んだことがあります。
野良猫の場合、成猫であっても今までなかなか食事を定まって得ることができなかったことから、毎日必ず決まった時間にありつける、と学習するまでは食事に対する執着がすごいです。(うちの子はそうでした)
よって、長い間食事を与えないとそのあたりのものを食べてしまったり、過食から肥満になったりする可能性が高くなります。
※肥満になると、糖尿病や関節炎、皮膚病や、便秘、下部尿路疾患といった疾患にかかるリスクが高まります。
そのため、自動給餌器を利用して、何度も頻繁に食事を与えることができるようにすることが望ましいのです。
③肥満・早食いなど我が猫の健康が気になる飼い主さん
明け方によく嘔吐する猫や、ご飯を食べた直後に嘔吐する猫ちゃんがいます。
これは、空腹であったり早食いをしたりしたことが原因となっているのです。
一度にたくさんの量のフードを早食いすると、猫の胃腸に負担がかかってしまったり、胃の中でフードと空気が混ざって膨張して逆流することで吐いてしまうのですね。
こうしたことが起きると、フードから十分に栄養を摂取できなくなる可能性もあがります。
そこで、自動給餌器を使って食事回数を増やし、1回あたりのフード量を減らしてあげることで、早食い嘔吐を防ぐことができます。
その場合、食事の回数・頻度をあげるのが最も効果のあるよい対策ですので、自動給餌器はこれ以上ない便利ツールです。
また、肥満ぎみの猫ちゃんの場合、給餌量は正確にして管理する必要があります。
自動給餌器を使えば、規定量のみを与えることができるため、細かく摂取量を調整することができます。
与えすぎて肥満を加速させたり、少なすぎて空腹感を増してしまったりすることを防げます。
肥満気味の猫ちゃんの場合、食事から食事の時間を空けすぎてしまうと(朝と夕方の2回だけの場合)空腹からエサの要求が過剰になることがあるんです。
空腹時間を長くしてしまって食欲をあおってしまったり、飼い主がねだられるたびに無駄におやつを与えてしまって結局摂取カロリーを増やしてしまうなんてことも。
そのため、食事を複数回にわけてあげる(回数を細かくセットして頻度をあげる)ことで、空腹を妨げて満腹感を得られるようにすることで過食を抑えることも可能になります。
また、既に肥満になってしまっている猫ちゃんだけではなく、肥満を予防して健康な状態を保つ場合でも、最も大事な対策方法は食事量のコントロールですので、自動給餌器で都度正確にフードの量を管理することで肥満になることを防止でき、健康体でいられるようになります。
肥満によるダイエットだけではなく病気で食事制限が必要な猫ちゃんの場合も、心強い味方になってくれます。
食事を複数回分けることは、肥満の子以外にとっても健康を守るために有益な方法だそうです。
猫はもともと人間に飼われる前から、少量を頻回食べるというスタイルで生活してきたためです。
(狩りをしていたときから、ハツカネズミなど小動物しかとらえられず、それを必要カロリーを満たす(空腹を満たす)まで何度も行っては食べ、を繰り返していたからです)
ですので、猫ちゃんの健康を維持したいという飼い主さんにとっては、自動給餌器は、必需品と言っても過言ではない存在なのです。
自動給餌器のおかげで、フードの量や時間の偏りがなくなって、猫本来の生活を取り戻し、健康状態を維持できるようになります。
④外出や仕事で家を空けることが多い飼い主さん
まず「自動給餌器」と聞いて思い浮かぶのが、このケースではないでしょうか。
自動給餌器は、自動でエサが出てくるアイテムですので、人間がエサをあげる必要がなくなる、というのが一番のメリットだからですね。
そのため、人間が猫に与えてあげることができない機会が多くある人にとって、よりそのメリットや存在意義を感じることができるかと思います。
自動給餌期があれば、飼い主が家にいてあげられなくてもご飯を食べさせてあげることができるので、誰にも頼れない一人暮らしの方には特におすすめです。
飼い主が残業や外出で帰宅が遅くなる日がある場合や、なりがちな場合、猫に規則正しい時間に食事を与えられない場合は、今すぐにでも導入しましょう。
かくいう私も、自動給餌器を購入することを視野に入れ始めたのは、仕事で残業が発生しがちで、急いで家に帰ると、猫が「ご飯を心待ちにしていました!」「お腹すきました!早く!!」と言わんばかりにアピールしているのを見たからです。
出来る限り早く帰宅するようにはしていますが、どうしても帰れないときもあります。
ただ、猫にとってはそんな言い訳は通じません。あくまで人間都合です。
よって、ひもじい思いをしながら私の帰りを待たせることのないよう、自動給餌器を導入することに決めました。
自動給餌器があれば、残業や遊びに出かけてエサの時間に帰宅できなかったとしても、猫に可哀想な思いもさせず、後ろ髪ひかれることもありませんよ。
出かける前に一応セットして置いて、食事の時間までに、無事に家に帰ることができれば、自動給餌器ではなく、手で与えてあげてもよいです。
猫にご飯をあげるというのは、猫の下僕として幸せなひとときですから。
ただ、何かしらのことがあって、帰れなくなった場合。
そうなってしまうと、強制的に猫は何も食べることができなくなってしまいます。
たとえばあなたが事故に遭って、病院に搬送された場合。
考えたくはないですが何かの犯罪に巻き込まれてしまった場合。警察で事情聴取を受けないといけなくなる場合だってあります。
災害に遭ってしまった場合。
電車が止まってしまった場合。
ゆきちは以前、積雪の影響で架線が断線し、家まで12時間帰れないという事態に巻き込まれたこともあります(´;ω;`)
(その時は、私自身はボロボロで帰宅しましたが、猫的には自動給餌器のおかげで事なきを得ました)
そういう0に近しい可能性、万が一、のことも考慮して、導入してあげる方が心安らかに猫ライフを送れるのではないでしょうか。
また、よく出張に出かけたり旅行に行ったりと、時間が遅くなるだけではなく家自体に帰れない場合にも必要です。
出来れば、猫を置いての旅行には行ってほしくないです(私は出かけるとき、いつもクールな猫が、なりふり構わずに鳴いて足元に縋り付いてくるので、その姿を見ていると長時間出かける気が失せます 笑)
しかし、やむを得ず仕事などで家を空けなければならない際は、導入すると大活躍すること間違いなしです。
また、普段から家を出ることがほとんどないわ~という方でも、急に数日家を空けないといけなくなることもないとはいえません(冠婚葬祭など)
そうなってから、「ああ、明日からどうしよう・・・」となってしまっては遅いので、先んじて対策として、自動給餌器を導入しておくとよいと思いますよ。
ペットホテルや病院に預ける方が無難ですが、猫は環境の変化を嫌い、ストレスを感じる生き物ですので、1日程度であれば、自動給餌器さえあれば、されでしのぐかともできますので、良いですね。
カメラ付きのものであれば、留守中の様子も常にチェックできますしね!
ただし、もし2日以上の留守になってしまう場合は、食事以外にも不自由な点がいくつもあるので、誰かに預けたり、ペットホテルやペットシッターを検討してくださいね。
万が一、自動給餌器が壊れて動かなくなった・停電になったなどのことがあれば、飢えてしまいますし、トイレの掃除や水の掃除も必要になってくるからです。
是非とも、猫の健やかな生活のためにも導入してあげてください。
尚、可能であれば、必要になる時期の直前に買わずに早めに購入するのがベターです。
操作に慣れなかったり、猫の反応を見れなかったりするままに本番(本当に必要になるとき)を迎えてしまうからです。
突然必要になる可能性も無きにしも非ずですから、1人暮らしの方は、予め1台持っていると安心でしょう。
猫の自動給餌器で何ができるの?
猫の自動給餌器を使うと、具体的にどんなことができるのかをまとめてみました。
- いつでも・どこにいても猫にご飯をあげられる
- 好きな時間に好きな量のご飯をあげられる
- 給餌量や食事を与える時間を一定に保てるので、健康維持が期待できる
- 見守りカメラで、留守中の猫の様子を確認できる
- スマホで猫の様子やエサの管理ができる
まず、飼い主さんがどこでなにをしていようと、予め設定した時間に、与えたい量のご飯を猫に与えることができるようになります。
そのため、猫を待たせたり、お腹を空かせたままにしたりせず、規則正しく猫に食事をあげることができます。
また、1度に与える給餌量も調整できるため、与えすぎを防ぎ、肥満予防・猫の健康を守ることができます。
それから、自動給餌器の種類によっては、1日に数回タイマーをセットすることができます。
例えば、朝7:00、昼12:00、17:00、21:00.1:00、といった具合に、細かく複数回セットできるのです。
よって、何度も頻繁に食事を与えることができるようになるため、猫の肥満を防止したり、健康を維持したりできるようになります。
自動でご飯が出てきてくれるので、外出をしていなくても手が離せないときや、寝ている時に与えることができます。
それから、ものによっては、ご飯を与える以外の効果を得ることもできます。
見守りカメラがついているものだと、ご飯を与える時間までには帰宅できるとしても、留守中の猫ちゃんの様子を確認することもできちゃいます。
猫用自動給餌器の選び方・種類
自動給餌器、めっちゃメリットある!いい!!!
となって調べてみたものの、「めっちゃ種類あるやん・・・どれがええんや・・・」となりがち。
そんな場合は、どんな風に使いたいか、を考えて選ぶとよいです。
- 電池式か電気式か
- 毎日使うor緊急時のみ使う
- エサを与える回数や頻度はどれくらいか
- ドライフードが主食orウェットフードが主食
- 何かしらの疾患があるかどうか
- 機能性をどこまで求めるか
自動給餌器は、用途に合わせてさまざまなタイプが用意されているため、上記の項目にそって選べば、ニーズにぴったりあった自動給餌器を探しやすいと思います。
自動給餌器の特徴や仕組みとしては、大きく分けると2つのパターンがあります。
エサを貯蓄しておいて、バラバラとお皿にエサがでてくるストッカータイプと予めエサを蓋のついたトレーにセットして置いて、時間がくるとが蓋が開くトレイタイプ(丸くて平べったくて、回転お皿のようなタイプ)があります。
ストッカータイプ↓
トレイ(お皿)タイプ↓
それぞれの特徴を比較してみましょう。
種類 | ストッカータイプ | トレー(丸い回転皿)タイプ |
---|---|---|
価格 | 10000~30000円程度 | 5000~10000円程度 |
特徴 | たくさんのフードをストックできるため、長期間フードを足さなくてよい。中に入っているフードがなくなるまで、設定した時刻に設定した量が出てくる。 | 飼い主が都度フード量を量って入れておく必要がある。回数は、5~8回までならセット可能。 |
フード | ドライフードのみ可能 | ドライフード、その他ウェットフードも可能 |
お手入れ | お皿だけはずして洗えるものが多いが、ストックしているタンクまで洗えないものもある。 | 分解するタイプが多いため、衛生的ではあるが、手間でもある。 |
懸念点 | ストッカーを倒したり、下から手を入れてエサを食べようとする場合がある。 但し、蓋にロックがかかる設計のものもある。 1g単位での細かな量の設定はできない・エサの形によって量に若干の誤差がでる場合もある。 |
器用な猫ちゃんの場合、カバーを開けてしまうことがある。 (但し蓋にロックがかかるものもあり) 飼い主が都度エサを入れる必要があるため、細かく正確な量を与えることが可能。 一度にセットできる回数が4~8回までと限られているため、メンテなしでの続けての常用は不可。 ものによっては時間がくると蓋が閉まってしまうため、すべてを食べきる前にしまってしまう可能性も。 |
その他機能 | 見守りカメラがついている。 アプリで声を届けたり好きな時間に好きなだけエサを与えることができる。 飼い主の声を予め録音し、エサが出るときに鳴らすことができる。 |
飼い主の声を予め録音し、エサが出るときに鳴らすことができる。 ストッカータイプに比べるとバリエーションは少なめ。 |
丸いお皿の回転式トレータイプの場合は、食事の回数分に仕切られたトレーの中に、1回ずつ予めエサを量っていれるタイプです。
設定した時間になると、蓋(カバー)が回転して動いて開くことで、1食ずつ中のフードを食べることができます。
商品によって、入れられる回数は様々ですが、大体4~8食くらい入れることができます。
こちらは、飼い主が都度フードを量って入れる必要があるので、正確な量のエサを与えることができます。
また、価格もストッカータイプに比べると、リーズナブルです。(最低限の機能だけ備わっているものが多いため)
一番の目玉としては、ドライフードだけではなく、ウェットフードも入れることができるという点ですね。
ウェットフードは夏場は少し心配ですが、ものによっては保冷剤を入れたり保冷機能がついているものもあるのだそうです!
また、お皿を取り外して洗えるものが多いため、衛生的なのも特長の1つです。
ストッカータイプは、タンクにエサを貯蓄しておくことができます。
大きなタンクを備えているものもあり、だいたい1kg前後のフードを入れてストックしておくことが可能です。
ただし、ドライフードのみ対応となります。
タイマーで与えたい時間をセットでき、時間になると予めセットしていた分量のエサがタンクからバラバラとお皿に出てくる仕様です。
ストッカータイプは、トレイタイプに比べると価格が高めですが、その分色々な機能を備えているものが多くあります。
例えば、見守りカメラがついているタイプ。
アプリと連動させることで、留守中の猫の様子を観察することができ、リアルタイムで声を掛けたり録画したりすることも可能です。
また、予め飼い主の声(言葉)を録音しておくと、エサが出るときに同時に音声を流すことができるものも。(トレータイプにもあります)
飼い主の声も何パターンも録音できて、場面や時間によって呼びかけ声をかえることができるものまであります。
また、アプリと連動させて、予めセットした時間以外にも(おやつなどとして)好きな量だけ食事を与えることができるものもあります。
フードタンクが空になったら、ピピッと警告音が鳴って知らせてくれる機能がついているものも。
電池式か電気式か
自動給餌器には、コードレスな電池式とコンセントからコードでつなぐ電気式があります。
それぞれ、メリットデメリットがあります。
電池式のメリットは、コードレスで置く場所を選びませんので、猫ちゃんが好む場所や、コンセントのないところに置くことができますし、コードの噛み癖がある猫ちゃんの場合でも安心しておくことができます。
デメリットとしては、電池切れになると稼働できないですし(しかも電池残量が分からない)電池代もかさみます。(単一電池3本がメジャー)
一方、電気式のメリットは、電池に比べると電池切れがなく、長期間安定して安心して使うことができます。
デメリットとしては、停電が起きた場合は全く起動できなくなります。いったん切れると設定が解除されてしまうものも。(うちが使っているものはそうでした)
また、コードを噛んでしまうくせのある子の場合も心配ですね。
ただ、コードありでも噛んでも問題ないように処置がされている(コードが露出しないように保護されている)ものもありますので、噛む心配がある場合は、そちらを選べば大丈夫でしょう。
1番理想的なものは、電池も電気も両方使えるもの、どちらかがダメになっても切り替えられるものですね。まさにいいとこどり!
そんなものあるんかいな、とお思いの方!
それがあるんですよ^^
停電時の予備電源として電池と電気を併用できるタイプがあるんです。
停電になると、自動でACアダプタからの給電から、電池に切り替わるのです。
こういったタイプのものは、電力の余裕があるので、機能性に優れたものもあります。
また、電気や電池を使わずに、食べた分だけ自動で補充される、というストッカータイプの自動給餌器もあるようです。
毎日使うor緊急時のみ使う
毎日使う場合や、お出かけする機会が多い方、家を長時間あける方、効率化を求める方には、ストッカータイプがおすすめです。
ストッカータイプはたくさんの量をストックすることができるため、エサを補充する手間が少なく、エサさえためておけば、特に準備せずに時間になればエサが出てくるので時短できます。
また、与えられる回数に制限がないため、長時間の留守番をさせる際や、1日に頻繁に与える場合にもってこいです。
たくさんのエサをストックして置けると、エサ切れも起きにくいためおすすめです。
緊急時のみ使う方や使用する場が少ない方は、ストッカータイプでもトレイタイプでもどちらでも問題ありません。
ただ、常に使用する必要がなかったり、あげる回数が限られている(8回以下で済む)場合は、そこまで高機能な自動給餌器は不要かと思うので、お金をかけずに、リーズナブルなトレイタイプでもよさそうです。
月に数回使う、程度であれば、たくさんエサをストックする必要もないと思うので、必要回数のみを入れて、しっかりお手入れできるという点でもトレイタイプがベターかもしれません。
飼い主がフード量を量るため正確な量を与えることができまので、肥満の猫などもトレイタイプがよいでしょう。
エサを与える回数や頻度はどれくらいか
子猫を飼っている・肥満傾向のある猫ちゃんを飼っている場合は、細かくご飯をあげる時間を分けて頻繁に与えたほうがよいです。
そういう場合は、与える回数に制限のないストッカータイプがおすすめです。
ドライフードが主食orウェットフードが主食
ドライフードが主食の場合は、ストッカータイプがおすすめです。
ウェットフードが主食の場合は、ストッカータイプでは与えることができないですが、トレイタイプの自動給餌器では与えることができるのでおすすめです。(もちろんドライフードも入れられます)
保冷剤を入れることができるタイプや保冷機能があるものもあるので、それだと季節問わず安心して使えますね。
とはいえ、日帰りではない場合は、腐ってしまう可能性が高いため、1日以上家を空ける場合は、ウェットフードを使うことは避けたほうが良いでしょう。
猫に何かしらの疾患があるかどうか
何かしらの病気を抱えていて、エサの給餌量をしっかりと細かく管理する必要がある場合は、トレイタイプがおすすめです。
ストッカータイプも与えたいエサの量を設定して与えることも可能ですが、エサの種類や形状によっては、多少の誤差が出てしまったり、エサの量の設定が10g間隔でおおまかにしか設定できない場合があったりするからです。
トレイタイプだと、量も一回分ずつ図ってトレーに仕込んでおく必要があるので、正確な量を与えたい場合はもってこいなのです。
機能性をどこまで求めるか
よく家を出かける・長期間家を空けるという方で、猫の様子を逐一出先から確認したい、心配だという方は、ストッカータイプがおすすめです。
先にもお話しましたが、ストッカータイプは様々な機能が備わっているものが多く、見守りカメラがついているものもあります。
スマホのアプリと連携させると簡単に確認・設定ができます。
寂しがり屋の猫ちゃんの場合は、飼い主さんがリアルタイムで会話してあげることができるものもおすすめですし、臆病な子の場合は飼い主さんの声を録音してセットできるものもおすすめです。
私が使用していたものも、声が録音できるようになっており、その音声と共にご飯がでてくるような仕組みでしたので、「ルンチャンゴハンダヨー」という私の汚い声を録音しておりましたw
簡単に・確実に自動給餌器を管理をしたい方は、エサが少なくなってきたらリマインドしてくれる機能のあるものがいいですね。
また、いたずら好きな猫ちゃんや、食いしん坊の猫ちゃんの場合は、飼い主がいないのをいいことに、あれこれと試行錯誤して、タイマーの時間以外でもご飯を食べようと画策します。笑
なので、その傾向があるこの場合は、蓋にロックがかかるものや、しっかりと重量があって倒してしまう心配のないもの、ボタンが少なく誤作動を起こさないものを選ぶとよいでしょう。
逆に、スマホとかを使うのが苦手、機械音痴という方は、日本製のもの、または使い方のサポートがしっかりしている・説明書が細かいものや日本語の説明書のものを、ただご飯を与えることができさえすればよい、という方は、シンプルなトレイタイプや、特に機能のついていないストッカータイプだともて余す心配がないでしょう。
おすすめの猫用自動給餌器
では、おすすめの猫用自動給餌器をご紹介しましょう!
私が色々と比較したうえで一番おすすめなものは、「カリカリマシーンSP 」です!
なぜ一番おすすめなのかをまとめてみました。
- 1日4回まで(もちろん減らすことも可)24時間のうち1分単位で設定が可能
- 10~100gまで10g単位で上げる量を設定でき、毎回違う量での設定も可能(おやつと食事でわけたり)
- 設定が完了すれば、24時間繰り返しで自動給餌されるため毎日の設定は不要
- 家でセットし忘れた!そんな時でも外出先から給餌タイマーの設定が可能。ごはんのあげ忘れが防げる
- 気が付いた時にすぐにごはんをあげられたり、即座にごほうびやおやつとしてフードをあげることが可能
- フードタンクとトレイを取り外して洗えるため、清潔で衛生的
- ご飯を与えたら、スマホに自動で「与えましたよ!」のお知らせを通知してくれる
- リアルタイムでいつでもおうちの猫ちゃんの様子を見られる(録画・写真撮影も可能!)
- ご飯をあげると同時に、飼い主の声も鳴らせる録音・再生機能付き
- 猫ちゃんとリアルタイムで会話できるマイクとスピーカー付き
- 1台のマシーンで最大8人と共有が可能なので、家族間でも猫の様子を確認できる!
- メディアでも多数取り上げられていて超人気!
- 転倒対策&上蓋開け対策のロックボタン付きでいたずら対策済!
- スマートフォンでの操作となるので、本体にはボタンがほとんどついておらずいたずらが防止できる
- フードの出口もとても狭い設計なので、出口から手をつっこんでエサを取り出してつまみ食いすることも防げる⇐これ有難い…
- サポートも手厚く、操作方法がわからなくなっても問題なし!
- スマホで直感的に動かせる
- 1年間の保証付き
- ホワイトとブラックのスタイリッシュでお部屋の雰囲気を邪魔しないデザイン
- 停電時の予備電源として、電池をセットすることも可能。安心・安全の設計かつ日本製品
めっちゃある!!笑
これだけの機能を盛り込んでいる割には、価格もお安いため、とっても人気な商品です。
色々なマスメディア(神戸新聞、ちちんぷいぷい、ヤフーニュース等)でも取り上げられており、多くの猫の飼い主さんに支持されているんです。
カリカリマシーン「SP」はその名の通り、スマートフォンアプリ(無料)で操作し管理します。
タッチ、スクロール、スライドなどの、シンプルな動作で操作可能なため、複雑な設定などは不要です。
また、1台のカリカリマシーンSPを家族みんなで共有して使うことができるので、猫の留守中の姿をみんなが見れて安心です!
遠く離れている家族でも、見ることができると嬉しいですよね。
マイクもついているので、カメラで見ながら、誰かがいたずらを仕掛けていたら声を出して注意もできます 笑。
このカメラ機能だけでも十分に利用価値がある、と言っていらっしゃる方もいました。
みんなでご飯を食べる趣味のある僕の場合は緊急時の時以外はご飯機能は使わずただのお留守番カメラになってしまうかもだけど、それだけの機能としても値段的にはめちゃ安い。
画質いいし。会話出来るし。そのカメラの映像録画できるし。僕がいない時のみんなを隠し撮りできるし…どゅふ…
また、地味にありがたい機能としては、給餌口に赤外線センサーがついているため、フードタンクが空になったら、センサーがそれを感知してスマホにメッセージを送信して知らせてくれるという点ですね。
それだけではなく、フードの食べ残しがトレイにどんどん残ってしまったとしても、出口のセンサーが検知して給餌をストップしてくれるので、フードのつまりを防止することができます。
製品の原料は、世界でも安全と認められた樹脂を使用しており、猫ちゃんが舐めてももちろん安全です。
注意点としては、1粒の最長面が1.5cm以上のドライフードは使えない場合があることと、カリカリマシーンSPはカリカリマシーンSPは、スマホからの操作が必要となるため、Wi-fi環境が整っていなかったり、スマホを持っていない方は利用できないという点です。
ただし、「うちのこエレクトリック カリカリマシーン」であれば、カメラ機能等はありませんが、スマホを使わずに、カリカリマシーンSPと同様の設定でご飯を自動であげられるよう設定できます。
それから、Wi-fiが不安定で、よく切れてしまうという方もいらっしゃいましたので、Wi-fi環境が不安な方も、カリカリマシーンの方がよいかもしれません。
実際の使い方や設定方法をわかりやすく説明されている動画がありましたので、カリカリマシーンSPのアプリの設定で困っている方はご覧ください^^
ストッカータイプではなく、回転式のトレイタイプがいい方は、こちらがおすすめです。
こちらだと、5食までセット可能、音声録音可能、ウェットフードとドライフードの両方を入れることができます。
また、ロック機能がついているので、賢い子でも開けられないようになっています。
トレイも取り外して洗えるので、衛生的。
価格もストッカータイプに比べると3分の1〜半額程度です。
カリカリマシーンの口コミ・レビュー
カリカリマシーンSPを実際に使われている方のレビューも紹介します^^
メンテナンス面においても、当初は高機能が故に複雑な作りで壊れやすいのではと想像していましたが、よく考えられたシンプルな作りでフード詰まりの故障はなさそうなので安心しました。
スマホアプリを覗きながら好きな時に好きな量をあげられるのはとても便利!
外出先でスマホから話しかければ、ごはんだと思って寄ってくるので見ていて面白いです(笑)
また、フードタンク、トレイが簡単に取り外して洗えるのも◎。いまのところ、倒したり給餌口からの盗み食いもされていないので、これがあれば1日、2日ぐらい旅行しても大丈夫かなーと思っています。
緊急用電源も付いてますしね!個人的には、十分満足出来る商品でした。
これからは仕事が忙しく、帰るのが遅くなっても猫がひもじい思いをしなくていいと思うととても嬉しいです。
ドライフードも約1.6キロ入るので一般的な小分けドライフードなどは全部入れきれます。
結構ドライフード保管は場所を取るのでこれは助かります。
蓋は透明になっており、ドライフード残量がわかりやすくなっています。
また凹凸が少ないので拭き掃除などの手入れもしやすくなっています。
これまで使っていたオートフィーダーはエラーが頻発して、その度に時計の設定から給餌の時間設定までいちいちやり直していました。この商品は時計の設定はスマホなので不要、給餌の時間はスマホで簡単に行えます。
作りもしっかりしていて、高級感があります。餌が中でひっかかり、古いカリカリがずっと残ってしまうようなこともありません。
同じカリカリなのに、こちらの製品だと食いつきが良いように感じます(笑)
カメラ機能の本領はこれから発揮されると思いますが、試しに映してみた感じ非常にクリアーです。何台かまとめて購入していろいろな場所にセットすれば良かったです。
こんなに良い買い物をしたのは久しぶりでした。
なんと、ケージ飼いさんでも工夫すれば使えたという方がいらっしゃいましたので、ケージでお留守番させている場合でも使えそうですね。
牛乳パックを使い、金網の部分は切れ込みを入れて、外からのスロープ作りました。
それから、多頭飼いの子の場合も、仕切りを自分で用意して、工夫して使っている方もいらっしゃいました。
機能は他の人のレビューにもありますが、まったく問題ありません。
2頭いるとどうしても片方が占領します。
スチール板で仕切りを作ったり、ダイソーの「切って使える仕切り板」を試しましたがずらして壊してしまった。そして本日、セリア(百均)で購入した猫形ブックエンド(写真)が何かとぴったりはまりました。
鼻のところがちょうど出口の高さにピッタリ、そして、鼻を餌の出口の左側1/3あたりにくるようにセットし厚手の両面テープで固定。
キレイに半分ずつに分かれました。
それとカメラの上に、ダイソーの三面鏡を貼りました。
餌の食べているところもバッチリ見えます。
また、よくホテルに置いてあるシャワーキャップを蓋に巻いておくとドライフード特有の匂いも気にならなく、また湿気防止にもよいです。Amazonより
猫の自動給餌器を選ぶ・使う上での注意点・気を付けたいこと
使う用途やシーンから、自動給餌器を選ぶのがベストですが、それ以外にも気を付けたいことがあります。
それは、保証内容や、説明書、使用できる言語に関してです。
すごく性能が良くても、保証内容が微妙だったり、部品の交換などができなかったりすると、長く使って行く上で不安ですよね。
そのため、保証期間がついているもの、保証内容が充実しているものを選ぶように心がけましょう。
ものによっては、安心サポートといって、問い合わせると都度使い方を説明してくれたり、教えてくれたりというサービスがついているものもあります。
オンラインショップで購入する際は、信頼できる店舗で購入することも忘れずに。
安価でも、保証がしっかりしていなかったり、詐欺まがいのショップ・不具合のある商品を送ってこられたりすることもあるので、正規店で購入するのが一番安心かと思います。
また、自動給餌器はとっても便利なアイテムで効率化を図れますが、定期的にお手入れをすることを忘れずに。
特にストッカータイプは、ドライフードを貯蓄するため、そのタンクを長らく放置しておくとカビの原因にもなり、猫の健康のことを考えて導入したはずなのに、猫の健康を害するという本末転倒な結果になってしまいかねません。
そのため、内部が取り外しできるものを選び、定期的に洗うようにしましょう。
出てくるお皿の部分は簡単に取り外して洗えるので、こちらは毎日洗うようにしましょう。
コードを噛んでしまう猫ちゃんがいる場合は、コードに細工をしておきましょう。
カバーを取り付けたり、初めからいたずら防止機能がついたものを購入するとよいでしょう。
噛むと苦い味がして、噛むことをやめさせることができる、というグッズをコードにぬりぬりしておくのもおすすめです!
それから、猫がコードにひっかからないように、コードを余している場合は、コードを束ねてまとめておきましょう。
また、ストッカータイプの場合は、毎日フード量を確認することを忘れずに。
まだあるかな~と思っていたのに、いざ帰ってみるとエサ切れで猫に与えられていなかった・・・なんてことを避けるためです。
必ず家を出る前にチェックしましょう。
やっぱり猫の自動給餌器は必要!
自動給餌器は、とても便利なグッズです。
家を空けがちな1人暮らしの方には、必要不可欠ともいえる存在ですが、家族がいる方やほとんど家を空けることのない人にとっても、便利で使える機能がたくさんあるので、是非ともおすすめしたいと思います。
自動給餌器を導入して、猫も健康・快適に、飼い主も後ろ髪ひかれることもなく、スマートな暮らしを送りましょう^^
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