こんにちは。ゆきちです。
皆さんの猫ちゃんは「よだれ」を出しますか?
唐突な質問でしたが(笑)、うちのルーンちゃんはよだれを垂らすんです。
一日中ずっと垂らしているわけではもちろんありません。
ただ、あることをした時だけ垂らすんです・・・!
それって何か病気なんだろうか?と気になったので、色々と調べてみました^^
うちの猫がよだれを垂らすときってどんなとき?
よだれを垂らすのは、ルーンちゃんとくろくんの2匹だけです。
彼らがそれぞれどんなときによだれを出すのか。
くろくんの場合・・・
くろくんは、布団や座布団などの上で寝ている時、必ず寝ていた場所によだれのあとがついています(笑)
人間のように、寝ている間によだれを出すタイプです。
それ以外の日常生活では、出していません。
ルーンちゃんの場合・・・
次にルーンちゃんですが、ルーンちゃんは、私がルーンちゃんの顔やお尻を撫でていると、よだれを出します。
顔は、おでこのあたりや、目の上らへん(目と耳の間の毛が薄いところ)、あごの下を撫でている時です。
お尻は、しっぽの付け根を軽く爪を立てて、コリコリ掻くのがルーンちゃんのお好みですが、それをやっている時に、よだれを垂らします。
ただ、くろくんが寝ている間のように、よだれをだらーっと垂らすというよりは、よだれが出そうになると、ペロペロペロと、たれ落ちないようになめます。
ただ、たまにたれ落ちないようにする前にたれてしまっていることもあります(笑)
ちなみに、よだれの量ですが、くろくんはシーツや座布団がだいたい直径1㎝~2㎝くらいのシミになるほどの量です。
ごく少量ですね。
ルーンちゃんは、ほとんど垂らしませんが、垂らした時は5~6滴ほどをつーっと垂らして毛が濡れています(笑)
なんと!超貴重!!
それがこちら↓↓
体の上に水滴が落ちているのがわかりますか??
さらにアップの写真はこちら↓↓
しっかり水滴が・・・(笑)
ちなみに、この時も、布団の中に潜り込んできたルーンちゃんの顔とお尻を撫でている時でした。
猫がよだれを垂らす理由とは?なぜ?
わんちゃんは、パブロフの犬ということがあるように、食べ物を見たり、おいしそうなにおいを嗅いだ時など、結構だらだらとよだれを出しているイメージが強いですが、猫ちゃんは唾液が分泌されるものの、やはり口からだらっとよだれを垂らすことはほとんどないそうです。
じゃあ、いったいどんな時によだれがでるのか? なぜよだれがでるのか?
調べてみると、猫がよだれを垂らす理由は色々とありましたが、嬉しき理由が発覚。
- 猫がリラックスしている・気持ちいい
- 信頼している・甘えている
- 親愛の印
唾液というのは、緊張すると交感神経が優位になり、分泌量が減ってしまい、逆にリラックスしたときなど副交感神経が優位になった場合には分泌量が増えます。
よって、よだれが出るという状態は、唾液の量が多い・増えているという状態なので、よだれが出るときは猫ちゃんが非常にリラックスして甘えているという証拠なのです!
ルーンちゃんも顔やお尻をなでているときによだれを出しているという話をしましたが、撫でられることでリラックスして甘えている証拠だったのですね・・・!嬉しい!!!
確かに、よだれを垂らすときは、いつもゴロゴロ喉を鳴らしているなあと思います。
実は常に発信されているという猫からのサインを紹介している
「 飼い主の上によだれをたらす」、「絶対にひとりにしてくれない」 「飼い主の外出が大嫌い」、「誰よりも帰宅を待っていてくれる」など
うちの猫だけなのかな~とも疑問に思ったので、同じような方(猫ちゃん)がいないか探してみたら、結構いらっしゃいました^^
嬉しくなるとよだれが出る猫 うちで飼っている猫は撫でたり抱っこしたりすると喉を鳴らしながらよだれを垂らします。ぽたぽた落とす感じで。 健康面での異常はないので猫風邪ではないです。 うちの猫だけの癖なんでしょうか?
うちもでーすw 6歳のサビっ子ですが、例えば膝に乗せてあおむけにして、おなかをさすりさすりしながらTVをボーっと5分でも見ていたら… 撫でている私の手につつーっと何か液体が…ヨダレです~ この子は子猫の時からヨダレ猫で、同腹の兄猫は甘えん坊だけどヨダレなど垂らしたことないのに。
うちの三女のボス猫がそうでした。 だっこしてグルグル言うと涎ポタポタです。服の袖がけっこう濡れるくらい!
うちのもヨダレにゃんです。 帰宅するとまずグルグル言いながら抱っこをおねだりし、撫でてる内に滴れ~んポタポタと(;^_^A 一年半前、生後3ヵ月でショップで初めて抱っこした時もヨダくられました。 それが決め手でした(^-^)
ウチの白猫さんも同じです(^^)v ほっぺたから顎下にかけてこちょこちょ撫でてると ゴロゴロしながらヨダレをぽたぽた垂らします。 ほんと水のようなヨダレで、腕を伝ってヒジくらいまでたれてきます。 最初に気付いたはちょっとびっくりしました。
知人の飼っていた雌猫は旦那さん大好きで、旦那さんにだっこされると嬉しくてよだれでトレーナーがびちょびちょになると言っていました。
私に撫でられてゴロゴロ甘え声を出したり、 うっとりした目つきをしている時、 たまにポトリと一滴…二滴…ヨダレを落とすこともあります。
寝ている時、私が撫でてゴロゴロいってる時、気付くとよだれがタラ~ッと(笑)。 私も病気かも?と思い獣医師さんに連れて行きましたが、異常なし!健康そのもの!と言われました。獣医師さんいわく、そういう猫ちゃん時々いますよ、との事。
寝ている私の胸に座り、上から 私の顔の上に垂らされる事もあり(泣) 「顔はやめて~!」と心で泣いています。 なでなでしてあげると、 ヨダレの量がさらに増えます笑 撫でたいけど撫でるとヨダレ増量。 日々、葛藤しております笑 まれに「ごっくん」と飲み込む音もするので、 彼なりに気を使っているのかも? しかし、本当に大粒なので 片手に猫、片手にティッシュで 口周りを拭きながら案外大変な抱っこです。 もちろん、口腔内の異常はありません。
私のお腹の上でフミフミすると 目がトロンとしてきて 口は閉じているのですが 両端から よだれの粒が湧き出てきて ポタポタ 服に落ちてきます フミフミしてる間中ずっとなので 服がかなりベチャベチャになります
この様な感じで、飼い主さんに甘えているときにぽたぽたとよだれを垂らしている猫ちゃんは結構いるようですが、よだれの量は様々だなあと思いました。
うちの子は口から垂れる前ににゃむにゃむとなめることがほとんどなので、垂れることはなく、垂れてもそんなに量は多くないのですが、猫ちゃんによっては服がべとべとになったりするほどなのですね・・・!
実際によだれを垂らしている動画も見つけましたので、ご紹介しておきますね!
2分12秒くらいのところでしっかり出してます(笑)
るんちゃんもこんな感じです!
さて、ルーンちゃんは甘えているがゆえによだれが出ているということがわかりましたが、くろくんの場合はどうでしょう。
やはり、寝ている時によだれがでるということはありえるようです。
同じような方がいらっしゃいました。
すぐに爆睡、そして緩みきった口元からはヨダレ…。夫のズボンには5、6センチ四方のしみが。でも許せちゃうんですよね~。
過去に犬歯が抜けたり、折れたりしている猫ちゃんだと、寝ている時などによだれが垂れることがあるようです。
猫がよだれを出すのは病気の可能性もある
なんと、病気が原因でよだれを出すこともあるそうです。
- 口内炎・歯周病・歯肉炎
- 猫カリシウイルス感染症(いわゆる猫風邪)
- 誤飲・誤食
- 熱中症
- 緊張状態にある・ストレス
- 脳の神経に異常がある
- 腎臓や肝臓に障害がある
- 食道炎、巨大食道症、胃腸に異常がある
- なんらかの中毒(薬剤や植物の毒など)
- ガン
- 猫エイズ
- 猫白血病
- てんかん
- 乗り物酔い
- あごの骨が折れている
- 吐き気
口内炎・歯周病・歯肉炎などの口内トラブル
一番よく見られるのが、口内炎や歯周病、歯肉炎といったお口のトラブルです。
先にも述べた通り、猫は犬のように常日頃からよだれがたくさん出る動物ではないのですが、歯周病などで口の中に痛みや異物感があると、よだれが分泌されて、いつも口まわりが濡れているような状態になるそうです。
もしも、ものを食べづらそうにしていたり、口臭がしたりする場合は、その可能性が高いので、獣医さんに診てもらう様にしましょう。
誤飲・誤食
誤飲・誤食などで、固形物を喉や食道に詰まらせた場合も、粘膜への機械的な刺激からよだれが出ることがあります。
また苦いものが口の中に入った場合や、すっぱいものなどを舐めたり食べたりした場合もよだれを流します。
熱中症
熱中症になった場合も、急激に体温が上昇することによって、口を開けて呼吸することで、よだれを流すといった症状が現れます。
ストレス
ストレスによってもよだれが出ることもあるようで、嫌っている人に抱っこされたり、いじられたり、猫ちゃんが嫌がることをすると、極度の緊張・興奮状態になって、よだれを垂らすそうです。
脳の神経に異常がある
それから、猫が脳に障害を受けたときには、脳からの指令がうまくコントロールできずに、よだれを垂らすこともあるようです。
こういう場合は、ふらふら歩くなど歩き方に異常があったり、猫の表情や行動にも変化が現れていることがあるので、しっかり観察しましょう。
腎不全・肝不全などの腎臓肝臓異常
また、腎不全や肝不全などの腎臓肝臓の異常があると、身体の中の老廃物を尿として正常に外に排泄できなくなって体内にたまり、吐き気が生じてよだれを垂らしたりすることがあります。
すっぱい臭いやアンモニア臭を伴う口臭が生じる場合は、腎臓に異常がある可能性がありますので、注意して見てあげてください。
食道炎など消化器官のトラブル
食道炎を引き起こしている場合も、粘膜が刺激されたり、食べ物を飲み込む際に痛みを感じてしまって上手くのみ込めなかったりするせいで(嚥下できないため)よだれが出るようになってしまいます。
頻繁な嘔吐や食欲不振、げっぷをする様子がある猫は食道炎の可能性が高いですよ。
中毒症状
何かの中毒になった場合も、急に大量のよだれがでます。
猫ちゃんが興奮していたり、急に大量のよだれが出ることに加え、嘔吐や下痢、失禁、震え、ふらつき、呼吸困難などが見られた場合には、早急に動物病院を受診しましょう。
中毒症状というのは、猫にとってよくない成分を摂取した場合におこることですから、薬品でもなりますし、殺鼠剤、ノミ取り首輪、農薬などの化学物質だけではなく、食べ物や植物(観葉植物も含む)が原因の場合もあります。
敏感な猫ちゃんだと死亡する恐れもあるので、カカオを含むチョコレートなどの食品は絶対に猫に与えないように注意が必要です!
乗り物酔い・吐き気
乗り物酔いの場合も、乗り物に乗ることで極度に緊張してしまったり吐き気をもよおしたりすることでよだれを垂らすこともあるそうです。
くろくんは便秘もちで、そのせいで嘔吐することがよくあるのですが、そのときの吐く前の兆候として、口回りをペロペロとひたすらなめまくるという行為をしていたのです。(その後盛大に吐いていました)
こちらの記事でもその旨お話しています↓↓
猫がラグや畳に毛玉をゲロっとしたら…効果のある掃除方法と吐く前の対策
てんかん
てんかんという病気の場合も、よだれがたくさんでることがあります。
よだれの原因が病気であるかどうか見分ける方法
- えさを食べづらそうにしている(口内トラブルの可能性)
- 口臭がする(口内トラブル・猫風邪・腎臓肝臓異常などの可能性)
- 出血がある(口内トラブルなど他の可能性)
- 身の回りでなくなっているものがある・首輪(のみとり首輪など)や衣服など身につけるものを変えた(誤飲・誤食、中毒の可能性)
- 咳やくしゃみ、鼻水などがでている(猫風邪の可能性)
- 熱がある、長時間暑い場所にいたか(熱中症など他の可能性)
- けいれんなどはしていないか(てんかんや中毒など他の可能性)
- 口があいたままである(顎が外れている可能性)
- 普段と違うえさ(食事)をあげた(胃腸関係の不調の可能性)
- 普段と行動が違う(中毒・脳神経系の異常の可能性)
- 吐き気・嘔吐がある(吐き気・乗り物酔いなどその他の病気の可能性)
その他気になることや、これらの条件に一つでもあてはまり、今までよだれなんか垂らしたことなかったのに・・・と急によだれが目立つようになった方は、まず病気の線を疑った方が良いかと思います。
よだれの種類で原因が見分けられる!?
よだれの種類でも、原因がわかることがあるそうです!
異常なよだれの出方としては、
- 唾液の量が多くて口から流れ出てしまう
- 唾液の量は正常だが、口から流れ出てしまう(偽性流涎症)
という二種類があります。
泡のようなよだれが出ている場合
猫が泡のようなよだれを出す原因は1つに絞られるわけではありませんが、猫が何かを飲み込んでしまい、中毒などを引き起こしてしまった場合には、泡のようなよだれが出ることがあるそうです。
よだれに血が混ざっている場合
よだれが透明ではなくて、血が混じっているようなネバネバした状態の時は、口内にできた傷がただれてしまっている口内トラブルの場合があります。
また、「扁平上皮がん」という皮膚がんになっている可能性もあるんだそうです。
口が開けたままになっている場合
猫が口を閉じられず、開けたままになっている場合は、顎の骨が折れている可能性が高いです。
その場合、痛みが強すぎて、猫は口を閉じることができないため、よだれがそのまま流れてしまうのです。
まとめ
いかがでしたか?
よだれは猫の愛情の印でもありますが、同時に病気の可能性も秘めています。
紹介したチェックリストが当て嵌まったり、急によだれが大量に出だしたときなどは、病院に相談してみましょう。
よだれの原因は、ご紹介した通り、様々です。
それぞれ、予防できる病気は、予防してあげましょう。(歯磨きをしたり、日常的に口内のチェックをする、猫風邪はワクチン接種をする)
誤飲や誤食、中毒を防ぐためにも、猫の手の届くところにはモノを放置したり、害のあるものは置いたりしないようにしましょう。
熱中症も部屋の温度や水飲み場などに気を配って防いであげることができますね^^
ただ、病気だけがよだれの原因ではありません。
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