こんにちは。
諭吉です。
先日は、勉強する前に必要不可欠なことについてお話ししました。
本日から、嬉しいことに新しいゲストが登場します!
(前回のお話はコチラから )
ゆきち
こんにちは。僕は受験生です。
ゆきちさんは京大卒とのことで、勉強のことについて教えてほしいんだにゃ(チラッ)
学生さん
ゆきち
前回は、高い目標を掲げることが大切って話でしたよね。
復習してきました!
学生さん
ゆきち
復習は勉強に不可欠ですからね!
学生さん
ゆきち
具体的な勉強法に入る前に必要な事です。
学生さん
ゆきち
それでは始めましょう。
[toc]
大切なことのおさらい
勉強していく上で、目標を掲げることが大切だということと、
しかも、自分が簡単に成し遂げられる目標でなく、高い目標を掲げるようにすることが重要だ、という話をしましたね。
これは、勉強と直接関係がないような行動に思えますが、非常に大切で、
勉強していくうえでの大きな原動力となります。
難しく考えず、簡単なもので構いません。
例えば、「アメリカに住みたいから、ネイティブに通じるような英語を習得したい」でもいいですし、
具体的に、志望校合格を掲げてもいいです。
この時大切になってくることは、
ぼんやりと「頭が良くなりたい」だとか、「偏差値を上げたい」とするのではなく、
出来る限り具体的に目標設定することが大切です。
ですので、是非実践してみてください。
具体例
例えば、
「頭が良くなりたい」⇒「学校の定期テストで、数学が学年トップになりたい」
「偏差値をあげたい」⇒「英語のテストで、偏差値70を超えるようにしたい」
といった風に、何を、どうしたいか、細かく具体的になりたいものをイメージしてください。
この、「より具体的で、高めの目標を設定する」ということが出来ていなければ、
いくら教える勉強法を実践しても、それが出来ている人と比べると、効果の出方が格段に落ちます。
大切なポイント
そして、大切なポイントはもう1つあります。
その目標を達成している自分を具体的にイメージすることです。
具体例
例えば、
「学校の定期テストで、数学が学年トップになりたい」という先ほどの目標であれば、
実際に、数学のテストの答案を返されて、
「○○さん、学年トップですよ、よく頑張りましたね!」
と先生に言われるというシチュエーションを想像したり、
成績表が渡されたときに、数学の成績欄が『280人中1位』と記されていて、嬉しくなる!
というシチュエーションもあります。
このように、できる限り具体的に、目標を達成した自分の成功像をイメージすることが大切です。
何回も、実際に達成するまで、毎日です。
あほくさ、と思われると思います(笑)
正直私も昔は、そう思っていました。
しかし、実際にスポーツ選手も取り入れていることです。
フィギュアスケート選手の羽生結弦選手も、自分が4回転とべる姿をイメージしながら練習するとか。
ここからも、彼の実績を見てみると、とても大切なことの一つだということがよくわかります。
(もちろん羽生選手は才能もあり、練習もたくさんしているという結果でもありますが)
また、ポケモンの歌にもありますよね。
「憧れのポケモンマスターに なりたいな ならなくちゃ 絶対なってやる!」
願望から始まり、かなり強く自身で決意していますよね。こういう気持ちを忘れずにいるからこそ、
サトシはポケモンマスターになったんでしょうね!(今の学生さんにこのネタって通じるのかな・・・(笑))
さて、次は実際の私の過去の経験を交えてお話いたします。
私の体験談
簡単ではありますが、私の過去の体験談をかいつまんで記しますね。
無双状態の中学生時代
私は中学生の頃は、学年で5番以内に必ず入る成績でした。
あまり意識はしていませんでしたが、毎回定期テストの前には、この教科で何点とって、合計で何点とろう、と
目標を決めてから勉強をしていました。
その目標の点数とは、常に前回のテストよりも高い点数を目標に掲げていました。
そうした目標を決め、勉強していたことから、自然とやはりその目標に近い点数をとっていきました。
なので、今迄の実績からも、体感的にも勝手に
「前の順位(5位以内)より下になることは、ありえない」と自然と思っていたようなのです。
私は自分に自信があるタイプでもないし、ネガティブです。
でも、実績を基に、勝手にそう思っていた=イメトレが出来ている状態だったと思うのです。
これをエンドレスにできていたわけです。
しかし、それは自然とできていたことなので、今から振り返ると大切なことだなとわかるのですが、
当時の私にはわかっていませんでした。
ゆきち
暗黒時代突入~高校・予備校時代~
高校生の時、私の通っていた高校では、英語と数学の授業のクラスが、定期テストの点数によってレベル分けされていました。
「一番賢いクラス」、「中くらいのクラス」、「あまり理解が出来ていない人をフォローするためのクラス」の3つです。
私はそれまで当たり前のように一番レベルの高いクラスで授業を受けていました。
それが、高2の後期のこと。
数学のテストで少々しくじり、中くらいのクラスに降格されました。
はじめはあまり深刻に考えていませんでしたが、先生が変わり授業のスタイルが変化したこともあり、
なかなかそれについていけず、またもや次のテストで点数が振るわず、中くらいのクラスに振り分けられました。
この頃から段々と、「あれ?もしかして私って数学ができないんじゃないか、苦手教科なんじゃないか。」と思いはじめました。
また、数学だけにとどまらず、「英語のクラスでも降格するのではないか」と不安がますます大きくなり、悪い状況を想像するようになりました。
すると、その予感は的中。得意だった英語でも、みるみるうちに一番下のクラスまで落ちてしまいました。
そこからすっかり自信を無くした私は、二度と一番上のクラスに戻ることはありませんでした。
これは単純に私の学力が落ちたというのも原因の一つではあると思いますが、
悪い状態を想像する=それが現実になる、思う様に力が発揮できない
という暗示にかかった状態でもあったと思うのです。
それまでは当たり前のようにいい成績を保っていたので、意識して良いことをイメージせずとも、自然と良いイマジネーションができていたわけです。悪いイメージがまったくよぎらなかった状態です。
しかし、一度自信をなくすと、ネガティブな私はどんどんと悪い方向に物事を考え、
「また失敗するんじゃないか」「どうせ自分にはできない」と常に思う様になってしまっていました。
この『自分は賢くない』という考えは浪人生になってからも続きました。
転記~イメトレ期~
しかし、ある日インターネットで、「自分の成功像を具体的にイメージすることが大切」という内容の記事を見つけました。
あほらしいなと思いつつも、自分の志望校に合格できる方法なら、何が何でも全て試さざるを得ない!というくらいに切羽詰まっていた私は、それを実践することにしたのです。
勉強している机の、いつでも目に入る所に、筆で書いた目標と熱い気持ちを掲げました。
そして、くじけそうになった時にその目標を見て、モチベーションを無理やりにでも維持しました。
また、寝る前に自分が京大のキャンパスを歩き、教えを乞いたい教授の講義を受けている様子を必ずイメージをし(しかもかなり具体的に。感情なども想像しながら)、それから寝るようにしました。
確かに、これだけで成績はあがりません。もちろん勉強も必死にやりました。
でも、これを始めてから格段に成績の上がり方が変わりました。
こうして結果が出るとより一層自信がつき、やっと負のスパイラルから抜け出せることができました。
ゆきち
ですので、この記事を読んでくださった皆様には、以下に記述することを必ず、そして即座に実践して頂きたいと思います。
まとめ
- 高い目標をもつこと そしてその目標を毎日思い返すこと
- そしてその目標を達成できている自分を具体的にイメージすること
- なぜなら良い状態をイメージすることで成功へ結びつきやすくなるから
以上のことを必ず実践してください。このことを忘れずに、勉強に取り組んでください。
きっと変わります。どんなにくじけそうになっても悪いことをイメージしてはいけません。
簡単に見えて、実に難しいです。
自分の中で芽生える負の感情を封印し、ひたすらに目標に向かい続けるには強い意志が必要です。
負けそうになったら、その目標を思い返してください。そして「絶対に達成してやる!」と決意してください。
私に問い合わせフォームから連絡をしていただいても構いません。
夢を叶える第一歩は、自分の強い意志です。
一緒に頑張りましょう!
きょうも きみのかしこさが 1ポイント あがった!