こんにちは。諭吉です。
諭吉さんは京大に合格するために勉強していた時、いったいどんな環境で勉強していたんですか?
学生さん
ゆきち
では、今日はそのお話をしましょう!
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わたしが勉強していた場所
諭吉は小さい時から、実は自分の勉強部屋というものがありませんでした。
マンションに住んでいたのですがもともと部屋数はあまり多くなく、リビングの他は2つしか部屋がありませんでした。
そのため、1つは父親の部屋、もう1つは私と弟の部屋(便宜上)でしたが、
私の部屋とはいうものの、実際は、ドアはついてなくて開けっ放しだし、ベランダに洗濯を干すためにズカズカと母親は入ってくるし(笑)、寝るときはその部屋に母親と弟と私で寝ていました。
そんなわけで、私は小学校と中学校と高校の学生生活では、リビングでずっと勉強していました。
なので、小学生の頃は母親がいつでもいて目に届く環境、中学生・高校生の頃は母親が働き始めたので弟の宿題の面倒を見ながら、という環境下でした。
また、生粋のテレビっ子だったのでテレビを見ながら勉強していました。
テレビを注視するのではなく、勉強しつつテレビの音を聞き、気になる場面の時だけ画面を見るという感じでした(笑)
というのも、私は静かすぎる部屋だと落ち着かなかったため、わざとそうしていました。
小さいころから皆の集まるリビングでがやがやした環境下で勉強していたからでしょうね。
そして大学受験(高3・予備校・自宅浪人)の頃はさすがに静かな環境で勉強したほうがいいだろうということで、便宜上「自分の部屋」となっていたところで勉強していました。
一応勉強机は小学校に入学した時にお祝いで買ってもらっていたので、それを利用していました。(それまではほぼ物置と化していた気もする・・・(笑))
しかし、22時には母も弟も寝るので、あまり遅くまでは勉強できませんでした。
以上が私の勉強していた環境です。
今になって思うこと
上記を読んで多くの方がお思いのように、私のような環境下は望ましいものではありません(笑)
なので、真似しない方が無難だと思います。
しかし、1つだけおススメしたいことはあります。
ゆきち
リビング学習で目の届く範囲に
実際いま、リビング学習という学習形態がポピュラーになってきているようですね。
小さい時は、まだ自分から自主的に勉強するという習慣が身についていない時期でもあります。
ですので、宿題をする時間を決めて、親御さんの目の届く範囲であるリビングで取り組ませ、見守るほうがベターです。
親御さんが近くにいる方が子どもさんも安心しますし、同時に「ちゃんとやらなければ」という緊張感もわきます。
また、分からない問題があったとき、すぐに親が教えてあげられる状態にしておかなければ、
「わからないからいいや、聞きに行くのが面倒だからいいや」
とそのままわからないところを放置してしまい、苦手分野を作りかねません。
子どもの成長には親御さんの毎日のフォローが必要不可欠
こどもが悩んでいたり困っているような表情をしていたりしたら、すぐに手助けしてフォローできるようにしてあげるのが親御さんの役目だと思います。
(私の母は勉強が苦手なので教えてもらった経験はあまりありませんが・・・(笑))
そうすることで苦手意識を早めに払拭し、勉強を楽しんで取り組める子に育ちます。
早いうちに勉強のわからないところが出てきてつまずいてしまうと、今後習う内容もそれらの過去に習ったものを土台にするわけですから、その後もずっとつまずき続けます。
そうすると達成感や面白みが感じられなくなり、
「勉強=面白くない、嫌なもの」
と位置付けられ、年齢が高くなれば高くなるほど、そのレッテルはなかなか払拭しがたくなってしまいます。
たとえば、掛け算がわからなくなれば、割り算もわからなくなります。
すると中学になれば、一次関数、二次関数でつまずきます。
更には、高校で学ぶ3次関数もわからなくなる、とずっと負のループをたどることになります。
勉強というのは、わかるから楽しいのです。
いい結果が出せるからもっと努力したい、上を目指したい、と思えるものです。
その為にも勉強における成功体験は大切にしてあげねばなりません。
すぐにフォローし、苦手をなくしてあげる環境が大切だということがわかっていただけると嬉しいです。
毎日親御さんのもとで勉強する習慣がつけば、子供部屋で一人で勉強することになっても、きちんと勉強することが出来ると思います。
この習慣は急に中学生や高校生でつけようとしても難しいです。
ゆきち
やはり、小さい頃は大きくなったころに比べると、集中力もかけやすいですし、誘惑も多いものです。
そうした環境下におかず、ちゃんと勉強をする時間は集中する、それ以外の時間はおもいきり遊ぶ、という風にする方がメリハリがついて勉強に真正面から向き合うことができ、勉強内容の定着率がかなりかわってくると思います。
ですので、子どもが小さい時は親がその環境を管理し、自然と勉強に向き合う子どもに育てていくことが大切です。
ゆきち
勉強以外の効果も
また、そうしたコミュニケーションを大切にすることで、勉強面だけでなく学校生活の様子もしることができるきっかけにもなります。
たとえば学校でいじめられていたりしても、自分の部屋に閉じこもってばかりいると、親がそのふとした瞬間のSOSに気付いてあげられなくなる可能性も自然と高まってしまいます。
同じ環境にいれば必ず気付けるかといわれれば必ずしもそうではありませんが、子どもさんとのコミュニケーションを大切にすることで子どもさんからも話しやすい環境を作ったり、ふとしたサインを見逃さないようにしたり出来ると思います。
良い環境下作り
そして、これは言うまでもないと思いますが、テレビは消してくださいね(笑)
あと、ご家族の会話などもあまり大きな声ではせず、子どもが勉強している間は出来る限り静かな環境を作ってあげてください。
ゆきち
年齢が上がれば自分の学習部屋も必要
ある程度年齢が高くなってくると、自室の静かな環境で勉強した方が集中できて勉強の効率が上がると思います。
自分で自分の考えをまとめたり、自分の気持ちを落ち着けるためにも一人になれる環境がある方がいいかなと思います。
私は自分が一人になれる環境がなかったので、少し大変だったこともありました。
ゆきち
誘惑に注意!
また、私の時代はまだスマホなんていう便利なものがない時代でしたから、そこまで注意する必要もありませんでしたが、
まだ幼い子の場合は、スマホやゲームは勉強時間はとりあげるなど子どもさんの手に届かないところに管理しておくのがいいかもしれません。
やはり人間は誘惑には弱い生き物です。
その誘惑に負けないようにする環境を作ることが大切です。
ある程度年齢が高くなってくると、親に言われなくともきちんと自分で制御する力を育むためにも自身で管理させるのがよいでしょう。
大きくなったからと放置しすぎず、定期的に出来ているか確認はしてあげてくださいね。
ゆきち
まとめ
- 親がすぐに手助けできる目の届く環境下で勉強させる
- こどもが小さい頃は学習する習慣を親がつけさせる
- ある程度の年齢になれば自己管理する力を養わせる
- 高校生くらいだと自分の部屋で勉強したほうが勉強ははかどる
以上、もしよろしければ参考にしていただければ嬉しく思います^^
何か質問や要望があれば、おっしゃってくださいますと助かります!
きょうも きみのかしこさが 1ポイント あがった!